荒井川の漁法(石倉漁)

荒井川の漁法(石倉漁)
1
石倉漁の概要
荒井川の石倉漁は、組合員歴3年以上の者が行うことができる「ウグイ漁」の漁法の一
つです。他地域では、ウナギ漁法として知られています。
荒井川漁業協同組合漁業権行使規則では、区間を上久我法長内橋から下流の荒井川とし、
規模は、直径1メートル以内と定めている。また、漁業期間は6月1日以降で組合が公示
する期間、箇所数は2か所以内に限定している。
2
使用する漁具類
(1)石倉設置時
番号
漁具の名称
1
玉石
2
小石
3
ムシロ
4
杉枝
5
真竹
大きさ、形状、材質
漁具の説明(使い方)
径30cm程度を
川 床を 直 径 1m の 円 状 に 20 c m 程度 掘 り 下
30個
げ、玉石を並べて魚が入る空間を造る。
径10cm程度を5
0~60個
玉石の上部に重ね空間を作る。また、ムシロ、
杉枝の抑えとして使用する。
使い古したムシロ
1枚
組んだ玉石、杉枝を覆い、水流を抑えることと
保温として使用する。
1m程度の杉の緑葉
30本程度
杉 葉の 刺 で ネズ ミ な ど 外 敵の 侵 入 防止 と し て
使用する。
1m程度の真竹を1
0本程度
設置時使用。
(2)魚採捕時
番号
漁具の名称
1
筌
2
網、金棒
3
大きさ、形状、材質
漁具の説明(使い方)
竹ひご製で径20c
石 倉の 魚 を 網で 包 囲 し 筌 に追 い 込 んで 採 捕 す
m、長さ50cm
シロ縄編で縦50c
m、横5m。金棒1m
る時に使用する。
石倉周囲を囲み、玉石等を取外し魚を筌に誘い
込む時に使用する。
漁業の方法
番号
項目
1
場所の選び方
2
設置する時期
3
採捕する時期
E-Mail
:
内容説明(注意点)
今回
流れが緩やかな淵の下流で、瀬になる手前の中間
下久我地内
地点で、水深が50cm程度の場所。
ナリカン淵
水温が下がり「ウグイ」が物陰に潜み始める頃に
設置する。麦蒔きをする頃と言われている。
年が明け越冬した魚が外に出る前頃。
11月8日(土)
1月中旬(
[email protected]
荒井川漁業協同組合URL http://outdoor.geocities.jp/araigawa_gyokyou/index.html
)