0701くちばし

平成27年 7月 1日(水)
1年生国語「くちばし」実践報告
1
単元名:生き物について説明している文章を読む。
2
単元の目標:◎説明の順序や内容を考えながら読むことができる。
〇文章の内容と、自分の経験や知識を結びつけることができる。
・語と語の関係に注意して、助詞「は」を正しく用いながら、文を書くことがで
きる。
3
単元の流れ
次・時
主な学習活動
第1次
・説明文について知る。
1時
・学習課題を設定し、学習計画を立てる。
評価規準 【
】方法
・鳥のくちばしについて書かれた文章を、
興味をもって読もうとしている。
【観察・発言】
・既習の学習を思い出し、問題を作って
出し合うという活動に関心をもってい
る。
第2次
・「問い」と「答え」の構成に気づく。
2時~4時
・
「問い」に赤線、
「答え」に青線を引く。
【観察】
・
「問い」と「答え」という説明の順序や
内容を、正しく捉えて読んでいる。
・「問い」と「答え」の文章をワークシ
【ワークシート】
ートに視写して、書き込む。
第3次
・生き物の本や図鑑を読む。
・
「問い」と「答え」という形式を理解し
5時~7時
・生き物を選び、問題を考える。
て書いている。
・助詞「は」を使って文を書いている。
【ワークシート】
4、児童に身に付けさせたい力と手だて
〇説明の順序や内容を考えながら読む力
・既習の学習を振り返り、「問い」と「答え」にあるキーワードを探す。
「問い」→「でしょう(か)」「ですか」、
「答え」→「〇〇(鳥の名前)のくちばし です」
・教科書に、「問い」に赤線、「答え」に青線を引く。
・ワークシートに、①「問い」と「答え」をなぞり、赤線、青線を引く。
②「問い」と「答え」を視写し、赤線、青線を引く。
③「問い」と「答え」を書く。
・「特徴」と「使い方」の書き方に注目し、説明の順序に気付く。
「特徴(かたち)」(緑線)→問題のヒント 「どんなくちばし です」
「使い方(かたちのわけ)」(黄線)→答えをくわしく説明している文 (キーワードなし)
・「特徴」→「問い」→「答え」→「使い方」の順番で、動物クイズを作る。
5、成果(〇)と課題(△)
〇「問い」と「答え」の「キーワード」を毎回おさえることで、全児童が文章中から「問い」と
「答え」を見つけることができた(教科書にサイドラインを引く)
。
△「問い」と「答え」に着目していたので、順序をおさえるのが、後からになってしまった。文章
の構成をおさえ、
「問い」と「答え」に着目すべきだった。
△キーワードがないときの文章の読み取り方をどうするか。