平成26度シラバス(教科:福祉) 教科(科目) 福祉(コミュニケーション技術) 単位数 2 学番57 新潟県立八海高等学校 学年(コース) 3学年 福祉科 使用教科書 副教材等 新・介護福祉士養成講座『コミュニケーション技術』(中央法規) 1学習目標 対人援助の基本であるコミュニケ-ションに関する基礎的な知識と技術を習得する。また、 高齢者や障害者など介護を必要とする人との信頼関係を形成し、介護福祉援助活動で活用する能力と態度を養う。 2指導の重点 ・介護を必要とする人を理解するための基本的なコミュニケーションの技法を習得させるとともに、サービス利用者の状態や状況に応じたコミュニケーションや家族との関 係づくり、家族への支援などの技法について理解させる。 ・保健・医療・福祉など他職種協働におけるコミュニケーションの在り方を扱い、記録による情報の共有など介護におけるチームケアのためのコミュニケーションの重要性 について理解させる。 3指導計画 単元名 月 教材 第1節 介護におけるコミュニケーション 第1章 介護におけるコミュニケ とは -ションとは 第2節 介護におけるコミュニケーション の役割 4月 第3節 介護における生活支援とコミュニ ケーション 第3章 利用者の特性に応じたコ 第1節 コミュニケーション障害の理解 ミュニーケーション 第2節 コミュニケーション障害のある利 5月 用者への対応 第3節 利用者の特性に応じたコミュニ ケーションの実際 6月 7月 第4章 介護におけるチームのコ 第1節 チームのコミュニケーション ミュニケーション 評価方法 学習活動(指導内容) 1 コミュニケーションの意義と目的 2 コミュニケーションの基本 定期考査 授業の取組 1 利用者・家族との信頼関係の形成 提出物 2 利用者を深く理解するためのコミュニケーショ その他 ン 1 人間に備わるコミュニケーション願望と介護の 特性 2 生活支援における介護技術とコミュニケーショ ン 3 介護福祉士に求められるコミュニケーション技 術 1 コミュニケーションの障害とは 2 コミュニケーション障害の原因 1 対応を考えるための視点 2 対応の基本 1 高次脳機能障害に応じたコミュニケーション技 術 2 失語症に応じたコミュニケーション技術 3 構音障害に応じたコミュニケーション技術 4 認知症に応じたコミュニケーション技術 5 若年認知症に応じたコミュニケーション技術 6 視力の障害に応じたコミュニケーション技術 7 聴力(聞こえ)の障害に応じたコミュニケー ション技術 8 知的障害に応じたコミュニケーション技術 9 精神障害に応じたコミュニケーション技術 1 チームのコミュニケーションとは 2 チームのコミュニケーションの方法 第2節 記録 1 介護における記録の意義と目的 2 介護における記録の種類 3 記録の書き方と留意点 4 記録の活用 5 情報の保護と管理 第3節 報告・連絡・相談 1 「報告」「連絡」「相談」の意義と目的 2 「報告」「連絡」「相談」の具体的方法と留意 点 第4節 会議 1 会議 2 会議の種類の運用 9月 第2章 介護場面における利用 第1節 話を聴く技法 者・家族とのコミュニケーション 1 話を聴く技法 2 「事例」利用者の話を聴く技法 第2節 利用者の感情表現を察する技法 1 感情表現を察する技法 2 「事例」利用者の感情表現を察する技法 第3節 利用者の納得と同意を得る技法 1 納得と同意を得る技法 2 「事例」利用者の納得と同意を得る技法 10月 第4節 質問の技法 1 質問の技法 2 「事例」利用 者の理解を深める 1 利用者の意欲を引き出す技法 2 「事例」利用者の意欲を引き出す技法 11月 第6節 利用者の意欲を引き出す技法 12月 第8節 複数の利用者がいる場面でのコ ミュニケーション技法 1 複数の利用者がいる場面でのコミュニケーショ ン技法 2 「事例」複数の利用者がいる場面でのコミュニ ケーション 第5節 相談・助言・指導の技法 1 相談・助言・指導の技法 2 「事例」利用者の質問を受ける技法 第7節 利用者と家族の意向を調整する技 法 1 利用者と家族の意向を調整する技法 2 「事例」利用者と家族の意向を調整する技法 第2章 介護場面 1月 における 4課題・提出物 *授業中に見たVTR等の感想 *資料を読んでの感想 等 5評価規準と評価方法 評価は次の観点から行う。 関心・意欲・態度 思考・判断・表現 高齢者や障がい者に関する諸問題について 対人関係について関心・意欲を持ち、実 思考を深め、現状を適切に判断する力を身 践的な態度を身につけようとしている。 につけようとしている。 技能 知識・理解 対人援助に関する基礎的な技術を身につけ、その成 対人援助に関する基礎的な知識を 身につけ、その意義や役割を理解 果を的確に表現しようとしている。 しようとしている。 以上の観点を踏まえ、 ・授業への取り組み(授業態度、学習活動への参加状況など) ・課題の内容とその提出状況 ・定期考査 などから総合的に評価する。 6担当者から一言 この教科では、他者の気持ちを大切にしたり自分自身を見つめたりする力が必要になります。そのため、皆さん自身に考えてもらう時間が多くなります。一緒に考えてい きましょう。
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