所長たより第 9 号 - びわ湖フローティングスクール

びわ湖フローティングスクール所長だより
うみのこ
所長たより第 18号
平成 25 年(2013年)9月発行
滋賀県立びわ湖フローティングスクール
大津市浜大津五丁目1-7
(℡) 077-524-8225
就航30周年に感謝して
所長 江川 久雄
学習船「うみのこ」は、今年の8月で昭和58
年以来就航30周年になりました。
の歴史を映像で振り返ったり、当初乗船者(教職
員・保護者)と淀川交流航海実施校代表者の話を
簡単に30周年というのは簡単ですが、その間
聞いたりしました。最後に記念講演として滋賀大
に大きな事故もなく事業が進められたのは、関係
名誉教授川嶋宗継先生より「フローティングスク
機関の方々や乗船して児童の指導をしていただく
ールと環境学習」という演題で講演をしていただ
学校関係者の一つ一つの努力の積み重ねのお蔭で
き、「うみのこ」乗船時の思い出や最近の環境学
あると感謝しています。
習についてや指導者自らが現状に赴いて体験する
30年の間に、滋賀県内の児童乗船者累計が滋
ことの大切さをお話をしていただきました。
賀県の人口の3分の1にあたる47万人を超え、
保護者や教職員の方々に「うみのこ」乗船経験者
午後からは記念航海を実施しました。南湖を航
が多数出てくるようになり、親子で学習船「うみ
行する航海でしたが、多数の方々の応募の中から
のこ」の話題ができる時代になってきました。
約200名の方に乗船していただきました。
この学習船「うみのこ」就航30周年を記念し
て、8月4日に記念式典・記念航海、8月19日
に記念航海を実施しました。
乗船者の中には「30年前の研究航海に乗船し
ました」「5年生の時に病気で休んで乗れなかっ
たのできました」という方など、いろいろな思い
記念式典には、主催者として嘉田滋賀県知事、
を語ってくださる方が多数おられました。
河原教育長、草野教育次長、青木学校教育課長、
来賓としては山田県議会副議長、山本文教・警察
8月19日にも2回目の就航30周年記念航海
常任委員会副委員長、大阪府教育委員会主任指導
を実施しました。午前・午後の2回実施し、約4
主事、京都府教育庁指導主事、滋賀県水上警察警
00名の方々に乗船していただきました。
部補、沖島小学校長、琵琶湖汽船社長・常務、杢
最後に、記念航海の応募に当たり1500名の
兵衛造船所社長、フローティングスクールサポー
多数の応募があり、すべての方に乗船していただ
ター代表の方々に出席をしていただきました。
けなかったことをこの場をお借りしてお詫びいた
内容としては、フローティングスクール30年
します。