Q&A Q:教科書の問題は今までの範囲のものは全て終えました。他に練習問題がほしい のですが、大学受験用のもの等でも構わないのでお勧めを知りたいです。 A:問題集はほとんど見ないので、お勧めはありません。彦坂先生にも聞いてみまし たが同様でした。献本でもらった本ですが希望者には貸し出します。(これが良いとい うわけではない。) Q:空と海の青の違いを知りたいです。 A:空が青いのはレイリー散乱(Rayleigh scattering)のためです。 青いほど 波長より小さい粒子による散乱 散乱され易い (窒素、酸素分子でも起こる) 波長依存性:有 波長と同程度(以上)の粒子による散乱 (波長依存性:無) 例:雲が白く見える 相対散乱度 レイリー散乱の波長依存性 赤 青 波長 ( nm = 10-9 m ) A:海が青いのは、水が弱いながらも赤い光を吸収するからです。ですので透過して いく光は次第に青くなりますが、その光が浮遊物や海底で反射して青く見えます。適 度な深さで海底が白い砂等なら、かなり青くなります。海が十分に深くて海水が澄ん でいると黒くなってしまいます(光が戻ってこない)。浅すぎると無色です。青空の反射 の寄与もあります。 深くなるほど青い 海底が白いというは 綺麗な青い海の重要な条件 浅い所は無色 日光 海面 海中の浮遊物等 による反射のみ 白い海底 水の場合は 太陽光自体が 青くなる。 空気の場合は 太陽光自体は、 少しづつ赤くなる (青は散乱される) 例:朝日・夕日 白い海底 青い光も やがて吸収される 海底での 反射光無し 深い海底 これまで これまでは v(t) これまで 微分方程式 一般解 vz = -gt + C t = 0 における初速度の z 成分は v0 sin θ0 なので vz = -gt +v0 sin θ0 特殊解 初期条件 x = (v0 cos θ0)t + C t = 0 で x = 0 なので C = 0 x = v0t cosθ0 x = (v0 cosθ0)t でもよい 問題:ある瞬間に宇宙に存在するすべての物質の状態が完全にわかったとする。 あなたの未来(宇宙全体も)は原理的に計算可能で完全に決定されているか? (この問題は力学の範囲を超えているので、テストにはでません) 答えはNo。(未来は決まっていない) 例:137Cs (放射性同位元素、半減期30年) いくら詳しく調べても、いつ崩壊するかわからない。 わかるのは確率だけ。 今にも崩壊しそうな原子や当分崩壊しそうな原子なんてない。 原子はすべて同じ。 一つの原子の未来さえわからないのに、人間の未来はわからない。 問題: t を消去して xz 平面内の物体の軌道を求めよ。( y は常に 0 ) x t= v0cosθ0 x = v0t cosθ0 z = - 1 gt2 + v0t sin θ0 2 z=- x 1 g( x 2 ) + v0 sin θ0( ) 2 v0cosθ0 v0cosθ0 z=- g x2 + (tan θ0)x 2v02cos2θ0 軌道は上に凸な 放物線 となる
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