PowerPoint プレゼンテーション

2015年度 宮崎大学 清花祭
農学部応用生物科学科 学祭展示 報告
(チャレンジプログラム~みやざき食のカガク探検隊~)
平成27年11月14日と15日の二日間、木花キャンパスで開催された宮崎大学 清花祭(大学祭)において、私たち農
学部応用生物科学科の3年生が中心となって、学祭展示を行いました。今年は、現在進行中のCOCチャレンジプログ
ラム~みやざき食のカガク探検隊~の成果を中心に、プログラムを企画しました。具体的には、①枝豆(大豆)を栽
培・収穫し、②宮崎大学のブルーベリー園でベリーを収穫し、③大豆・ブルーベリーの機能性に関する最新の情報を
収集し、④枝豆や大豆、ブルーベリーを利用した加工品を試作・提供し、さらに⑤小学生向け体験型実験〝ホット
ケーキは何故膨らむのか?〟についての発表を行いました。以下に、その時の様子をご紹介します。
学祭展示の様子
ポスター発表
ポスター発表では、大豆やブルーベリーの機能性につい
て調べたことや加工品試作の様子などについて計13枚の
ポスターを作成し、ご来場の方々にご説明しました。
加工品提供
地域農畜水産物加工実習室で、加工品の試作
をおこないました。様々な調理器具のある実習室
で試行錯誤を重ねた結果、納得のいくものができ
ました。清花祭ではこれらの加工品をご来場の
方々に振る舞い、試食していただき評価していた
だきました。
きな粉(大豆)
加工の様子(9月29日)
ブルーベリーグミ
ブルーベリージャム
ずんだ(枝豆)
宮崎大学のブルーベリー園で収穫したブルーベリーから作ったグミとジャ
ムを振舞いました。食感にこだわったグミに多くの賛否両論を頂きました。
瓶詰したジャムはオリジナルのラベルを張り付けて提供しました。2日間で
約180人のご来場の方々にお持ち帰りいただきました。甘さ控えめのジャム
は好評をいただきました。
枝豆からは東北地方の郷土料理である〝ずんだ〟を作成し、大豆からは
〝きな粉〟を作成し白玉と一緒に提供しました。初めて食べられる方もたく
さんいらっしゃいましたが好評でした。
体験実験(ホットケーキは何故膨らむのか?)
小学生を対象に〝ホットケーキはなぜ膨らむ
のか?〟という体験型実験を行いました。膨ら
む理由をカガクの視点で解説し、実際に膨らむ
様子を観察し、さらに出来上がった膨らみ方の
違うホットケーキを食べながら楽しく学びました。
少しでもカガクに興味を持ってもらおうという試
みはうまくいったと思います。
その他
ジャムの糖度を糖度計で
測っていただきました。初めて
扱う機器と測定の簡単さに驚
きの声が聞こえました。
大豆に共生する根粒菌とその利用のお話を
環境問題とも関連つけて説明しました。実際に
ポットを用意し目で見て触りながらの説明に真
剣に聞き入る姿が見られました。
感想
この企画では宮崎の食に注目してカ
ガクの魅力を発信していくことによって
宮崎を大学・地域から活性化させていく
ことを目的としました。
多くの方にご来場いただき、評価して
いただきました。また学生間の協力だけ
でなく、先生方のお力も借りて活動をす
ることができ、大変実りのある研究発表
となりました。
応生学祭展示2015 代表:一万田晃