＜小さいもの通信＞第５回松村しのぶさんがフィギュア作りの技を講演 8 月 8 日、海洋堂造形師の松村しのぶさんが講演！企画展「小さいもの見～つけた！」の関連企画として、8 月 8 日（土）13:00 ～ 15:00 に、海洋堂の造形師である松村しのぶさんを高知県立歴史民俗資料館にお招きし、「フィギュア造形制作のうらばなし」と題して、ご講演をお願いしています。海洋堂といえば、卵型のチョコの中に動物フィギュアが入っている「チョコエッグ」が大ヒットしてその名声が広まりました。その動物フィギュアを一手に作り続けてきたのが松村さんです。松村しのぶさんは、もともとフィギュアや模型というより、自然や生き物が大好きでした。図鑑などで動物のイラストを描く仕事に携わっておられましたが、1987 年に海洋堂へ入社。1991 年には、恐竜の復元モデルがニューヨーク自然史博物館に収められるなど、その実力は専門家のお墨付きです。1999 年に発売が開始されたチョコエッグ＜日本の動物コレクション＞は、松村さんが種類を選び、造形、監修まで担当して大ヒット。松村さんの代表的なシリーズとなりました。そのほかにも、恐竜や怪獣、エヴァンゲリオンなどの原型も作られています。ご講演では、実際にモデルになった生き物たちの写真を提示しながら、フィギュア造形の技や魅力についてお話し頂きます。数多くの動物フィギュアを作ってこられた松村さんならではの興味深いお話が聴けるでしょう。参加費無料ですが事前申込み要、観覧券が必要です（高校生以下、高知県・高知市長寿手帳所持者は無料など割引制度もあります）。この機会にぜひご聴講下さい。松村しのぶ氏（株）海洋堂造形師。1962 年山口県生まれ。1987 年海洋堂入社。1999 年、食玩「日本の動物」シリーズ。2000 年、食玩「ペット動物」シリーズ。2002 年、雑誌付録「日本の天然記念物」シリーズ。2010 年、特撮リボルテック・ガメラ、バラゴン、T-REX など。