「五泉市高齢者福祉計画・第６期介護保険事業計画」の策定に当たって～「自分らしく、いきいきと安心して暮らせる五泉市」の実現をめざして～豊かな経験と知識を持った高齢者の方々が、地域社会を支える重要な一員として生きがいをもち、いつまでも健康で活躍していただくことは、私たち市民全ての願いです。五泉市では、介護保険制度がスタートした平成 12 年に「五泉市高齢者保健福祉計画・介護保険事業計画」を策定し、高齢者の皆さんが生きがいを持って暮らすことができるような制度づくりや、多様な介護サービスの提供体制の確保などに努めてまいりました。しかし、五泉市を取り巻く高齢化の現状は、全国や新潟県の平均を上回っており、平成 29 年度には、３人に１人が高齢者という超高齢化社会を迎えようとしています。また、一人暮らしの高齢者や高齢者のみの世帯がますます増加すると見込まれており、誰もが安心して暮らすことができる地域づくりの重要性は一層高まっております。本計画では、「介護」「医療」「予防」「健康づくり」「生活支援サービス」「生きがいづくり」などが切れ目なく提供される「地域包括ケアシステム」の構築をさらに進め、各地域のサービス提供基盤の確保に努めるとともに、住民どうし支え合い、高齢者が地域から孤立することのない仕組みづくりを推進していくこととしています。市民の皆さまからいただく介護保険料は、必要なサービスを確保し、皆さまにより良いサービスを提供するための大切な財源です。高齢者福祉・介護保険事業の充実とともに、高齢者の皆さんができるだけ要介護状態にならないように、さまざまな介護予防の取組みを実施し、「自分らしく、いきいきと安心して暮らせる五泉市」の実現をめざして、関係者と連携し、精一杯努めてまいりますので、ご理解をお願いいたします。終わりに、本計画の策定に当たり、熱心にご議論いただきました五泉市高齢者保健福祉市民会議の皆さま、また、市民の皆さまに心より感謝申し上げます。平成 27 年 3 月五泉市長伊藤勝美