資料4 障害福祉サービス・障害児通所支援の 支給決定等について 静岡市障害者福祉課 1 就労アセスメントの実施体制について 就労継続支援B型の対象者に含まれない者について実施する就労移行支援を利用し たアセスメント(以下「就労アセスメント」という。)については、本年度中に関係機 関による検討を重ねた結果、平成 28 年4月以降の新たな実施体制が決まりました (<資料 4-1><資料 4-2>を参照) 。 施設外支援の活用によって、指定就労移行支援事業所の職員が指定就労継続支援B型 事業所へ出向いて、指定就労継続支援B型事業所内で就労アセスメントを実施する機会 が多くなる見込みです。ただし、就労アセスメントはあくまで就労移行支援の利用に位 置づけられるため、指定就労継続支援B型事業者が報酬を算定することはできません。 この場合は、学校による実習又は体験利用等の扱いとなりますが、円滑な実施となるよ う、指定就労継続支援B型事業者のご理解、ご協力をお願いします。 2 サービス等利用計画案・障害児支援利用計画案について 平成 27 年度事業者説明会から暫定的に導入された「簡易書式によるセルフプラン」 については、平成 28 年3月末日をもって取扱いを終了することとしておりました。 しかしながら、平成 28 年3月現在における計画相談支援・障害児相談支援の実施率 は、計画相談支援 78.40%・障害児相談支援 72.25%(セルフプラン及びケアプラン対 象者を除く)となっており、依然として作成対象者の全てにおいて実施することが厳し い状況です。 この状況に鑑み、平成 28 年4月から平成 29 年3月までの暫定的な措置として、以下 に該当する場合に限り、「簡易書式によるセルフプラン」による提出を可能とすること としました。引き続き指定事業所の皆様のご協力をお願いいたします。 ■「簡易書式によるセルフプラン」による提出を可能とする場合 下表に該当する場合で、かつ、指定特定相談支援事業者又は指定障害児相談支援事業者と の契約が困難である場合。 なお、特別支援学校卒業生のほか、各福祉事務所が認める場合は、下表に該当しない場合 であっても簡易書式によるセルフプランによる提出を可能とする。 者/児 者 申請するサービス種類 障害福祉サービス 施設入所支援及び療養介護を除く 申請区分 更新申請者 変更申請者 施設入所支援又は療養介護に限る 全て 就労継続支援B型利用のための就 就労移行支援 労移行支援を利用した就労アセス の利用申請 メントを行う場合 児 障害福祉サービス又は障害児通所支援 全て また、既存の指定特定相談支援事業者・指定障害児相談支援事業者の一部では、相談 支援専門員の増員配置を行っている(又は予定である)事業者があります。当該制度の 趣旨を御理解いただき、未参入である法人は新規参入を、既存の事業者におかれては相 談支援専門員の増員配置について、今後もご検討いただけるようお願いします。 3 市ガイドラインの改正について 平成 28 年4月より、基準支給量を定める市のガイドラインを改正します(<資料 4-3 >参照) 。特に指定特定相談支援事業所又は指定障害児相談支援事業所は、サービス等 利用計画案又は障害児支援利用計画案を作成する際にはご留意くださいますようお願 いします。 また、平成 28 年3月8日の厚生労働省障害保健福祉関係主管課長会議において、障 害児通所支援の支給量については、各月の日数から8日を控除した日数(原則の日数) を上限とする旨が示されました。これを受け、本市のガイドラインにおいても、平成 28 年4月以降の支給決定については、原則の日数を上限とするよう改正しました。 例外として、障害児本人の状態等に鑑み、福祉事務所が必要と判断した場合には、原 則の日数を超えて支給することがあります。ただし、障害児の家族の就労支援又は障害 児を日常的に介護している家族の一時的な休息を目的とする場合は、日中一時支援を利 用していただくこととなりますので、指定障害児通所支援事業所におかれましては、ご 承知下さいますようお願いします。 ※平成 28 年3月末日までの間に既に原則の日数を超えて支給決定がされている者に ついては、平成 28 年4月以降の更新の際に原則の日数を上限とした支給決定を行う こととなります。 4 受給者証(契約記載用紙)の配付について 障害福祉サービス受給者証又は通所受給者証を交付する際に同封している契約内容 記載用紙については、一部の区では更新申請者等にも配付しておりましたが、今後は新 規申請者のみ同封して配付することとします。 記載欄に空きが無くなった場合や、紛失してしまった場合等については、各区障害者 支援課の窓口で新しい用紙をお渡ししますので、ご承知下さいますようお願いします。 5 多子軽減措置の対象拡大について 厚生労働省令の改正に伴い、平成 28 年4月以降は多子軽減措置の対象範囲が拡大さ れる予定です(<資料 4-4><資料 4-5>参照) 。 これまでの対象範囲に加え、世帯における市民税所得割合計額が 77,101 円未満であ る場合は、通所給付決定保護者と生計を一にする兄姉(年齢問わず)も第2子等のカウ ントに算入することとなる見込みです。 当該省令改正については、平成 28 年3月 22 日までパブリックコメントを実施中です ので具体的な申請受付等の取扱い通知が未発出ですが、公布日が平成 28 年4月1日で あることから、厚生労働省から通知があり次第、対象範囲に含まれる可能性のある世帯 に対して早急に市から周知文等を発送する予定です。 また、指定児童発達支援事業所及び指定保育所等訪問支援事業所に対しても各世帯へ 周知文を発送した旨を通知させていただく予定ですので、各事業所におかれましても、 利用者に該当すると思われる方がいましたら、事業所側からもご周知いただく等のご協 力をお願いいたします。 <現行の範囲> 長女 小学校2年生 対象外 次女 長男 幼稚園年長 児童発達支援利用児童 第1子 第2子 ↓追加 <世帯における市民税所得割合計額が 77,101 円未満である場合> 長女 小学校2年生 第1子 次女 長男 幼稚園年長 児童発達支援利用児童 第2子 第3子 ※生計は一としていることを前提とする。
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