平成27年度 中学校国語 全国学力学習状況調査結果概要 国語Aの概要

平成27年度 中学校国語 全国学力学習状況調査結果概要
国語Aの概要
基礎的な言語活動や言語事項に関する知識が身に付いているかどうかをみる問題が出題
されている。
今回の調査では、四街道市の中学校3年生は、全国平均と同程度の結果が見られた。
○話すこと・聞くことに関しては、全国平均と同程度であるが、60%程度を示す項目もあ
った。
○書くことに関しては、全国平均と同程度であるが、60%程度を示す設問もあった。
○読むことに関しては、全国平均と同程度であり、各設問の正答率はすべて 85%を超えて
いた。
○伝統的な言語文化と国語の特質に関する事項については、全国平均と同程度であるが、
全国平均を下回っている設問が複数あった。
○代表的な古典の作品に関心を持つことに関しては、全国平均を大きく上回っているが、
70%程度であった。
設問別集計結果
学習指導要領の領域等
設問番号
設問の概要
出題の趣旨
話
す
こ
と
・
聞
く
こ
と
書
く
こ
と
読
む
こ
と
伝
統
的
な
言
語
文
化
と
国
語
の
特
質
に
関
す
る
事
項
評価の観点
国
語
へ
の
関
心
・
意
欲
・
態
度
話
す
・
聞
く
能
力
1一
スピーチの途中で聞き手の反応を見て,
とった対応として適切なものを選択する
相手の反応を踏まえて話す
1
イ
○
1二
「成否」という言葉を,聞いて分かりやす
い表現に直す
聞き手を意識し,分かりやすい語
句を選択して話す
1
ウ
○
2一
意見文に対して出された指摘の理由として
適切なものを選択する
意見を支える根拠の明確さについ
て助言する
1
オ
2二
意見文を直した意図として適切なものを選
択する
書いた文章を読み返し,語句の選
び方や使い方を工夫して書く
1
エ
3一
用いられている表現の工夫として適切なも
のを選択する
表現の技法について理解する
3二
一人も返事をしたものがなかった理由とし
て適切なものを選択する
登場人物の心情や行動に注意して
読み,内容を理解する
1
ウ
3三
嘉助の言動から読み取れる様子として適切
なものを選択する
登場人物の言動の意味を考え,内
容を理解する
2
イ
4一
棒グラフの 部の変化の内容を適切に書
く
5一
「なぜ,排水管はS字形になっているの
か。」という問いに対する答えとして適切
なものを選択する
「あす」と「あした」という言葉の意味の
変化を整理した表に当てはまる言葉として
適切なものを選択する
書
く
能
力
短
答
式
正答率(%)
記
述
式
比較
千
葉
県
(
公
立
)
全
国
(
公
立
)
92.5
93.4
93.0
-0.5
65.2
65.2
65.0
0.2
四
街
道
市
全
国
(
公
立
)
と
の
比
較
○
○
81.6
79.9
79.8
1.8
○
○
84.5
83.6
83.6
0.9
○
62.4
58.3
58.3
4.1
○
○
88.7
89.7
88.7
0.0
○
○
89.9
90.6
89.8
0.1
71.0
68.4
67.6
3.4
○
1
ウ
選
択
式
○
1(1)
イ(オ)
伝えたい事実を明確に書く
言
語
に
つ
い
て
の
知
識
・
理
解
・
技
能
○
○
○
文章から適切な情報を得て,考え
をまとめる
2
オ
○
○
93.1
93.9
93.6
-0.5
○
○
73.5
72.5
71.3
2.2
○
○
88.2
88.4
87.1
1.1
○
70.2
71.9
70.6
-0.4
63.4
66.5
66.4
-3.0
目的に応じて要旨を捉える
1
イ
6二
文章について説明したものとして適切なも
のを選択する
表現の特徴を捉える
1
エ
7一
二つの回答案の構成の違いを説明したもの
として適切なものを選択する
伝えたい事柄が明確になるように
文章の構成を考える
2
イ
○
7二
要望を適切に捉え,回答案の冒頭に一文を
加える
伝えたい事柄が相手に効果的に伝
わるように書く
2
ウ
○
8一
インタビューをする際の質問の意図として
適切なものを選択する
6一
問題形式
読
む
能
力
必要に応じて質問しながら聞き取
る
1
エ
○
○
○
85.9
85.0
84.6
1.3
○
○
79.2
76.2
76.1
3.1
8二
意図に合った質問として適切なものを選択
する
9一1
漢字を書く(ビョウソク五メートルの風が
吹く)
2(1)
ウ(イ)
○
○
91.3
87.6
88.5
2.8
9一2
漢字を書く(地図のシュクシャクを調べ
る)
2(1)
ウ(イ)
○
○
73.1
70.3
72.1
1.0
漢字を書く(アマったお金を貯金する)
2(1)
ウ(イ)
○
○
60.6
65.1
70.9 -10.3
漢字を読む(詳細に述べる)
2(1)
ウ(ア)
○
○
79.6
80.8
78.2
1.4
漢字を読む(シャツの袖をまくる)
2(1)
ウ(ア)
○
○
95.3
94.7
94.1
1.2
○
○
97.4
97.3
97.2
0.2
9一3
9二1
9二2
文脈に即して漢字を正しく書く
文脈に即して漢字を正しく読む
1
エ
9二3
漢字を読む(学校のことが新聞に載る)
2(1)
ウ(ア)
9三ア
適切な語句を選択する(将来は,気象予報
士になりたい)
2(1)
イ(イ)
○
○
97.4
97.5
97.6
-0.2
9三イ
適切な語句を選択する(彼がこの討論の口
火を切った)
1(1)
イ(ウ)
○
○
55.8
55.0
55.5
0.3
9三ウ
適切な敬語を選択する(私が先生のお宅に
参ります)
2(1)
イ(ア)
○
○
81.9
82.8
84.1
-2.2
1(1)
イ(ウ)
○
○
71.8
72.0
70.8
1.0
語句の意味を理解し,文脈の中で
適切に使う
9三エ
適切な語句を選択する(彼女は,学級の縁
の下の力持ちと言える存在だ)
9三オ
適切な語句を選択する(たなびく雲の間か
ら,春の光がもれている)
1(1)
イ(ウ)
○
○
54.2
51.8
49.0
5.2
9三カ
適切な語句を選択する(新聞を読む習慣を
身に付ける)
2(1)
イ(イ)
○
○
87.4
88.2
86.9
0.5
1(1)
イ(エ)
○
○
62.0
63.0
62.3
-0.3
1(1)
イ(エ)
○
○
32.0
33.9
33.7
-1.7
9四①
「青い」と「青さ」の品詞として適切なも
のを選択する
9五
運筆の際の説明に対応する部分として適切
なものを選択する
毛筆を用いて,楷書で文字を書く
1(2)
ア
○
○
87.8
86.6
85.9
1.9
9六
手紙の後付けの直し方とその理由として適
切なものを選択する
手紙の書き方を理解して書く
1(2)
ア
○
○
57.4
55.8
58.2
-0.8
9七1
漫画の言葉に対応する部分として適切なも
のを古典の文章の中から選択する
漫画の内容を参考にして,登場人
物の思いやものの見方を想像する
2(1)
ア(イ)
○
○
75.0
75.0
75.3
-0.3
代表的な古典の作品に関心をもつ
1(1)
ア(イ)
○
73.4
68.3
66.7
6.7
古典の作品名を漢字で書く
3 全
P国
以正
上答
…率
◎を
1
3 0
P0
以 P
下と
…し
△た
場
合
の
比
較
◎
◎
◎
◎
◎
△
△
◎
◎
◎
△
△
◎
◎
単語の類別について理解する
9四②
9七2
3 全
%国
以正
上答
…率
◎と
の
3 比
%較
以
下
…
△
○
△
◎
◎
○話すこと・聞くこと
・相手の反応を踏まえて話すことと必要に応じて質問しながら聞き取ることに関しては、
良好な状況である。
・聞き手を意識し、わかりやすい語句を選択して話すことに関しては、全国平均と同程度
であるものの 60%程度であり、課題がある。
○書くこと
・意見を支える根拠の明確さについて助言することや書いた文章を読み返し、語句の選び
方や使い方を工夫して書くことに関しては、良好な状況である。
・伝えたい事実を明確に書くことは、全国平均を上回るが、70%程度であり、課題がある。
・伝えたい事柄が明確になるように文章の構成を考えることに関しては、全国平均と同程
度であるが、70%程度であることから課題がある。
・伝えたい事柄が相手に効果的に伝わるように書くことに関しては、60%程度であり、課
題がある。
○読むこと
・登場人物の心情や行動に注意して読み、内容を理解することや登場人物の言動の意味を
考え、内容を理解することに関しては、良好な状況である。
・文章から適切な情報を得て、考えをまとめることに関しては、90%を超える正答率であ
り、大変良好な状況である。
・目的に応じて要旨を捉えることに関しては、全国平均と同程度であるものの 70%程度と
なっており、課題がある。
○伝統的な言語文化と国語の特質に関する事項
・文脈に即して漢字を正しく書くことに関しては、75%であり課題がある。
・文脈に即して漢字を正しく読むことに関しては、良好な状況にある。
・語句の意味を理解し、文脈の中で適切に使うことに関しては、70%程度であり、課題が
ある。
・単語の類別について理解することに関しては、大きな課題がある。
・毛筆を用いて、楷書で文字を書くことに関しては、良好な状況にある。
・手紙の書き方を理解して書くことに関しては、60%を割っており、大きな課題がある。
・漫画の内容を参考にして、登場人物の思いやものの見方を想像することに関しては、概
ね良好である。
国語Bの概要
基礎的な言語活動や言語事項に関する知識を活用することができるかどうかをみる問題
が出題されている。
今回の調査では、四街道市の中学校3年生は、全国平均と同程度の結果が見られた。
○話すこと・聞くことに関しては、全国平均と同程度であった。
○書くことに関しては、全国平均と同程度であるが、設問によっては 30%にも満たな
かった。
○読むことに関しては、全国平均と同程度であるが、設問によっては 30%にも満たなかっ
た。
設問別集計結果
学習指導要領の領域等
設問番号
設問の概要
出題の趣旨
話
す
こ
と
・
聞
く
こ
と
書
く
こ
と
読
む
こ
と
伝
統
的
な
言
語
文
化
と
国
語
の
特
質
に
関
す
る
事
項
評価の観点
国
語
へ
の
関
心
・
意
欲
・
態
度
話
す
・
聞
く
能
力
書
く
能
力
問題形式
読
む
能
力
言
語
に
つ
い
て
の
知
識
・
理
解
・
技
能
選
択
式
短
答
式
正答率(%)
記
述
式
四
街
道
市
比較
千
葉
県
(
公
立
)
全
国
(
公
立
)
全
国
(
公
立
)
と
の
比
較
1一
ノートのその他の情報を役立てられる場合
として適切なものを選択する
状況に応じて,資料を活用して話
す
2
ウ
○
○
71.9
72.2
73.2
-1.3
1二
フリップを作成する際に取り入れたポイン
トとして適切なものを選択する
効果的な資料を作成し,活用して
話す
2
ウ
○
○
86.7
87.4
87.3
-0.6
1三
演奏するタイミングを選択し,その理由を
ノートの内容と結び付けて書く
資料の提示の仕方を工夫し,その
理由を具体的に書く
2
ウ
56.7
55.1
56.2
0.5
2一
ウェブページの文章の内容について述べた
文の空欄に当てはまる言葉として適切なも
のを選択する
2二
雑誌の記事に書かれていることとして適切
なものを選択する
2三
資料を参考にして2020年の日本の社会を
予想し,その社会にどのように関わってい
きたいか,自分の考えを書く
複数の資料から適切な情報を得
て,自分の考えを具体的に書く
3一
「お泣きなさるな」という翻訳の効果とし
て適切なものを選択する
3二
「あたりは……良かった。」の説明として
適切なものを選択する
3三
文章の最後の一文があった方がよいかどう
かについて,話の展開を取り上げて自分の
考えを書く
1
ウ
○
○
○
○
目的に応じて文章を要約する
1
イ
○
○
82.4
83.4
82.6
-0.2
文章の中心的な部分と付加的な部
分などを読み分け,要旨を捉える
1
イ
○
○
69.5
68.8
67.8
1.7
21.8
20.9
23.0
-1.2
2
ウ
表現の工夫について自分の考えを
もつ
文章の構成や展開などを踏まえ,
根拠を明確にして自分の考えを書
く
1
ウ
2
オ
○
○
○
○
1
エ
○
○
88.2
88.9
88.6
-0.4
2
ウ
○
○
83.1
82.9
82.6
0.5
29.7
31.4
31.1
-1.4
2
ウ
○
○
○
○
3 全
%国
以正
上答
…率
◎と
の
3 比
%較
以
下
…
△
3 全
P国
以正
上答
…率
◎を
1
3 0
P0
以 P
下と
…し
△た
場
合
の
比
較
△
△
○話すこと・聞くこと
・状況に応じて、資料を活用して話すことは、70%程度であり、課題がある。
・効果的な資料を作成し、活用して話すことに関しては、良好な状況にある。
○書くこと
・資料の提示の仕方を工夫し、その理由を具体的に書くことに関しては、50%程度であ
り、課題がある。
・複数の資料から適切な情報を得て、自分の考えを具体的に書くことや文章の構成や展開
などを踏まえ、根拠を明確にして自分の考えを書くことに関しては、30%に満たない正
答率であり、大きな課題がある。
○読むこと
・目的に応じて文章を要約することや表現の工夫について自分の考えをもつことに関して
は、良好な状況にある。
・文章の中心的な部分と付加的な部分などを読み分け、要旨を捉えることに関しては、全
国平均と同程度であるが、70%に満たない正答率であり、課題がある。
中学校国語
指導改善のポイント
◎話す力と聞く力の育成
○原稿を読み上げるスピーチではなく、メモに基づいて話したり、資料を示しながら話し
たりする機会を増やすことが有効である。
○伝えたい内容を聞き手に的確に伝えるためには、文字や図表などを用いたわかりやすい
資料を用意することが有効に働くことを指導していくことが大切である。
○スピーチをする際に聞き手の反応を意識しながら話すことができるようにするために、
聞き手側に「話し手は、聞き手の反応を踏まえて話していたか」といった評価をさせる
ことが有効である。
○伝えたい内容を聞き手に的確に伝えるためには、聞き手にとってわかりやすい語句と言
葉遣いを用いることが大切であり、言葉の特徴や決まりについて重点をおいて指導する
必要がある。
○話し言葉と書き言葉の違いについて理解させる必要がある。
○スピーチの準備をする際には、目的や相手、時間などの条件に応じて、情報を整理して
組み立てる必要があることを指導していくことが大切である。
○スピーチを行う際には、中心となる情報の他に、それを補う情報を資料として準備して
おくことが大切であることを指導する必要がある。
○要点を明らかにし、聞き手にわかりやすく話すためには、資料や機器を活用することが有効で
あることを指導する必要がある。
◎書く力の育成
○書いた文章を読み返し、標記や語句の用法、叙述の仕方などを確かめながら文章にして
いくことは、書く力の育成には不可欠な要因であることを理解させるとともに、指導し
ていくことが大切である。
○伝えたい事柄が相手に効果的に伝わるように書く力を身につけさせるためには、分かり
やすい説明や具体例を加えたり、表現しようとする内容に最もふさわしい語句を選んで
書いたりするように指導する必要がある。
○根拠を明確にして自分の考えを具体的に書く力を身につけさせるためには、自分の考え
の根拠が明確に書かれているかどうかを吟味するように指導する必要がある。
○書いた文章を互いに読み合い、内容に過不足がないか、使用している語句は適切なのか
などについて検討する場面を設けることは、書く力の育成に有効である。
○読み手に対してどの部分が根拠であるかが分かるように示されているかなど、文章を複
数の観点から見直すように繰り返し指導していくことが大切であり、書く力の育成につ
ながる。
◎読む力の育成
○表現の技法を理解させる際には、小学校での学習を踏まえた上で、文章の具体的な表現
に則して、表現の技法の名称を確認するとともに、その効果について考えさせることが
大切である。
○表現の技法について理解させるに当たっては、多様な表現の技法について体系的に整理
しながら指導にあたることが大切である。
○文学的な文章を読む際には、登場人物の心情や行動に注意しながら読み進めることが大
切であることを指導する必要がある。
○登場人物の言動が、話の展開や作品全体に表れたものの見方などにどのように関わって
いるかを考えることが内容の理解を深めることにつながることを指導していくことが大
切である。
○文学的な文章の内容を理解する力を育成するには、物語の中で重要だと思われる言動を
引用して作品を紹介する学習活動や音読や朗読を取り入れた学習活動が有効に働く。
○疑問や課題の解決の手掛かりとなる情報を求めて文章を読む際には、自分の疑問に対す
る答えが書かれている部分に着目し、その情報の真偽や適否を見極めながら考えをまと
めるように指導することが引き続き大切である。
○読む力を育成するには、段落ごとの要旨を捉えたり、説明の順序に着目しながら必要な
情報について表にまとめたりするなどの学習活動が有効であり、授業に取り入れていく
必要がある。
○説明的な文章を読む際には、内容を正確に理解するだけでなく、文章の構成や展開、説
明の仕方など表現の特徴を分析的に捉え、その工夫や効果について自分の考えをもつよ
うに指導することが大切である。
◎伝統的な言語文化と国語の特質に関する事項に関する力の育成
○漢字が文脈の中でどのような意味で用いられているかを理解しながら読むように指導す
ることは、日常的な漢字の学習においては大変有効なことである。
○語句の意味について理解を深めるために、語句の辞書的な意味を基にして、文脈に即し
て意味を捉えるように指導していく必要がある。
○日常生活で使うことの少ない語句について指導をする際は、実際に使われている場面を
取り上げてその意味の確認をしたり、短文を作ったり、別の表現に言い換えたりする学
習活動を取り入れると良い。
○語感を磨き語彙を豊かにするためには、社会の中で間違って使われやすい言葉や使い分
けが紛らわしい語句を取り上げて、実際の場面に即して正しく使う学習活動を実施する
ことが有効に働く。
○単語を正しく類別するには、単に文法的な知識として学習するだけではなく、具体的な
文章を通して考えるように指導していくことが大切である。
○共通した部分をもつが異なる品詞に分類される単語については、生徒の理解が曖昧にな
りやすいことから、例文を使って比較したり書き換えたりして、文の中で果たす役割の
違いに注目する学習活動を実施、その理解を深めるようにすると良い。
○各領域の学習の中で、単語の類別について意図的に取り上げて、知識の定着を図るため
の指導を行うことが大切である。
○毛筆を使用する書写の指導において、小学校での学習を踏まえ、楷書の筆使いを確かめ
ることは、字形を整えて書く上で重要であり、重点的に指導していく必要がある。
○手紙を書く際には、伝える相手の立場や気持ちに配慮し、手紙の基本的な形式を理解し
て書くように指導していくことが大切である。
○古典の学習の際には、小学校での学習を踏まえた上で、生徒が身に付けている知識を生
かせる場面を設定し、古典への興味・関心を深めることに重きを置きながら指導にあたる
ことが大切である。