科目名 Course Name 教育心理学Ⅰ 担当者 Instructor Name 松本 麻友子 授業コード Course Cod BS00300001 e 教職課程における位置づけ 教職に関する科目 含めることが必要な事項 一般的包括的科目 × 幼児、児童及び生徒の心身の発達及び学習の過程(障害のある幼児、児童及び生徒の心身の発達及び 学習の過程を含む。) 教師として個々の子どもに接し、最適な成長・発達の場を整えていくことが重要である。 この授業では、幼児、児童及び生徒の教育に携わるうえで理解しておくことが必要な教育心理学の知見 について概説する。具体的には、幼児、児童・生徒の心身の発達をふまえ、学習場面での個人差、やる気 授業の目的 Course Descri を出させるにはどうしたらよいか、いじめ問題にどう取り組むかなどについての研究知見に触れていく。これ ption らの知見をもとに、教育のあり方に関する理解を深め、今後の教育実践に活かす知識を得ることを目標と する。 到達目標 Course Objectiv es 教育心理学にかかわる基本的な理論について理解を深め、今後の教育実践に活かす知識を得ることを 目標とする。 (授業方法)講義形式を中心に、視聴覚教材を使用したり、小集団の討議を取り入れる。 (授業計画) 授業方法・各回ごとの計画 Course Themes 1. オリエンテーション-教育心理学とは何か- 2. 発達の概念と代表的な理論(1)人間の発達の理解 3. 発達の概念と代表的な理論(2)ピアジェ・エリクソンの発達理論 4. 幼児期~児童期の発達 5. パーソナリティの発達(1)パーソナリティの形成と理解 6. パーソナリティの発達(2)パーソナリティの測定方法 7. 知的発達(1)知的発達のメカニズム 8. 知的発達(2)知能検査(IQの測定方法・EQ(情動知能)) 9. 社会性の発達(1)対人関係の形成 10. 社会性の発達(2)道徳性・向社会性の発達 11. 学習の原理(1)学習のメカニズム 12. 学習の原理(2)学習指導 13. 特別な支援を必要とする生徒の理解(1)代表的な発達障害 14. 特別な支援を必要とする生徒の理解(2)障害を持つことによる心理的影響 15 まとめと確認 評価方法(%) Grading and Assessment method 授業へのとりくみ Participati 20 on 確認テスト Summary 60 レ ポ ー ト R 20 e p or t (教科書) なし 教科書・参考書 Textbooks/ (参考書) Reference books 多鹿秀継 (2010). 教育心理学第2版―より充実した学びのために サイエンス社 多鹿秀継・竹内謙彰(編) (2007). 発達・学習の心理学 学文社 (受講について) 受講を希望する学生は必ず初回の授業に出席してください。なお座席は状況を見て指定とする場合もあ ります。 準備学習の内容などアドバ イス (準備学習の内容などについて) 授業への取り組みの配点には、授業態度や出席状況(20%)、授業内で作成する小レポートの評価(2 0%)、期末テスト(60%)などが含まれます。授業態度は単に出席していればよいというものではありませ ん。積極的に授業に参加し、課題に取り組むことを評価します。 講義で学んだテーマについて日常生活や将来の教育現場でどのように活かすことができるか考え、理解 を深めてください。
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