平成26年度シラバス(工業) 教科(科目) 工業(電気設備技術) 学科

平成26年度シラバス(工業)
教科(科目)
使用教科書
副教材等
履修単位(時間)
工業(電気設備技術)
学科(コース)・学年
電気科・2学年
電力技術1(実教出版)、電気機器(オーム社)
電気設備技術基準・解釈(オーム社)
2単位(70時間)
履修条件
選択
1.学習目標
技術者として必要とされる高圧分野における事象に関する知識と技能を習得させる。
2.指導の重点
高圧分野に関する基本的な知識や技能をしっかりと身に付け、実際に活用することのできる能力
と態度を育てる。
3.学習の計画
学期
学習内容
・高圧受電設備機器
1学期 ・高圧受電設備の結線図
・定期点検・継電器の試験等
・絶縁耐力試験
・高圧ケーブル・コンデンサ
等の検査
・接地工事
・高圧屋内配線・屋側電線路
・地中電線路
・高圧機器の施設
○さまざまな検査・試験方法を習
得させる。
・施工図
○ 単 線 図 か ら 複 線 図 へ の 書 換 方 法 ・学習状況観察
を理解させる。
・定期テスト(単線図か
ら複線図への変換)
○ 施 工 図 に 基 づ い て 、 ケ ー ブ ル の ・課題レポート
処 理 や 様 々 な 器 具 へ の 接 続 方 法 ・ノート提出
など関連する技能を習得させる。
・高圧架空引込線
・高圧地中引込線
・三相短絡電流・遮断容量
・高圧用配線材料
・架空配電線路の強度計算
○図を用いて引込線、材料、遮断
基礎問題演習、国家
容量について視覚的にとらえ、 試験 に出題された レベ
特徴・役割をまとめることによ ルの 問題も取り上 げ実
り基礎の定着を図る。
践力向上を図る。
・学習状況観察
○ ベ ク ト ル や 三 角 関 数 な ど 数 学 的 ・定期テスト
知 識 を 用 い て 電 柱 の 支 線 の 張 力 ・課題レポート
を考えさせる。
・ノート提出
2学期
3学期
学習のねらい
学習活動(評価方法)
○高圧設備で使用される機器の実
基礎問題演習、国家
物(写真など)を示し理解を深め、試 験 に 出 題 さ れ た レ ベ
特徴・役割をまとめることによ ルの 問題も取り上 げ実
り基礎の定着を図る。
践力向上を図る。
・学習状況観察
○ 例 題 を 通 し て 、 内 容 の 理 解 に 努 ・定期テスト
め 、 高 圧 設 備 の 知 識 を 体 系 的 に ・課題レポート
身につける。
・ノート提出
4.評価規準と評価方法
関心・意欲・態度
○日常生活になくては
ならない送配電技術の
高圧分野について関心
を持って学習に取り組
んでいたか。
○積極的に技能習得に
励んでいたか。
思考・判断 ・表現
○図や実物を通して
理解を深め、例題や
問題に取り組んでい
るか。
○施工図を理解し、
施工条件に基づいた
複線図への書換や施
工ができているか。
技能
知識・理解
○ 施 工 図 に 基 づ い ○屋内配線に関する電気設備
て、ケーブルの処理
技術基準・解釈をどの程度
や器具への接続方法
理解したか。
の技能が身についた ○ 各 種 図 面 を し っ か り 読 み 、
か。
描く力をつけたか。
具体的な評価の対象
具体的な評価の対象
・年5回(5月下旬、7月上旬、10月中旬、12月上旬、2月下旬)の定期考査
・小テスト・課題レポート、授業に中で使用したプリント、学習・授業ノートなど
・学習活動の参加状況(態度、発言内容、課題に対しての取り組みなど)
5.その他(留意すべき点・担当者からの一言)
将来、電気技術者として活躍するには、幅広い電力分野の知識は必要不可欠となります。授業中
の学習はもちろん、家庭での学習が重要です。