生物資源科 畜産科学コースの郊外での活動や地域との

生物資源科 畜産科学コースの郊外での活動や地域との連携について
畜産科学コースでは、年間 30 団体以上
の見学者が来校します。上越地域には身
近に動物と触れ合う環境が尐ないようで、
高田農業なら動物に会える場所として定
着しつつあるようです。小学校の場合は、
教科「生活」の一環として見学に来ます
し、保育園・幼稚園は遠足の見学地とし
て来ます。来校したときは、児童・園児
を尐人数に分け、畜産科学コースの生徒
がガイド役として、興味のある家畜に連
れて行ってやり、 エサやり体験や、触
って家畜の温かさを直接感じてもらえるようにしています。
そして、本年度は小学校よりウサギの
寄付依頼を受け、高田農業高校で繁殖さ
せたウサギを、4校(上越市立上雲寺小
学校1年・高田西小学校1年・黒田小学
校1年・諏訪北小学校1年)に5羽のウ
サギを寄付しました。ウサギの寄付する
際は、畜産科学コース3年生18名で小
学校を訪れ、ウサギの世話の仕方や、抱
き方など身振りと実践、さらにイラスト
入りの説明書を作り説明していました。
どこの小学校も盛大に歓迎してくれ、生
徒たちが照れくさそうにしていました。
歓迎会が終わると、小学生にウサギを抱
かせたり、一緒に遊び回ったりし過ごし
ます。はじめは、照れくさそうにしてい
た生徒たちも、時が経つにつれ慣れてい
き、一緒にグラウンドを走り回っていま
した。また、上越市立高志小学校5年生
との合同実習も試みました。これは、農
業体験の一環として、生徒1名と小学5
年生1名のマンツーマンで、普段生徒が
おこなっている実習を一緒に行い、生徒が主導的に実習を教える側になって行いました。
はじめは、戸惑いや照れもありましたが、徐々に様になってきて、コミュニケーションも
上手にして、お互いが楽しい時を過ごしていました。しかし、学校見学も同様ですが、新
型のインフルエンザの関係で、予定していた実習ができなかったことが残念でした。
来年度も、更なる小学校や地域との交流する機会を増やし、生徒に対する教育効果を高
めていきたいと思います。