つくば市体育協会の傘下にあるレッドドラゴンフライの抱える問題点 【リーグの創設】 筑波学園リーグは、当初、研究学園都市にある研究所チームがいくつか集まり、サッカーを楽しむ場 をつくりたいという願いから創設されました。 【RDF の加盟】 研究所でも国立機関でもない「レッドドラゴンフライ」の早期の加盟は、ある意味、異色でした。 【リーグ運営の独立性】 参加チームも試合会場も研究所および国立機関等にほぼ限られていたので、つくば市体育協会に加入 しないでも、試合会場が十分に確保できました。また、参加チームから加盟料を得ることで財政的にも 支障なく運営できたといえます。 【シニアリーグの誕生】 シニア世代のメンバーが増えているのに、実質的な活動の場がなくなりはじめ、研究所や独立行政法 人から離脱したメンバーの居場所の確保も難しくなりました。慣れ親しんだメンバーともにサッカーを したいのにできないという状況が生まれたのです。シニアリーグが生まれる経緯がここにあります。 【試合会場の確保】 シニアリーグのための試合会場の確保という点から、つくば市体育協会が管理している「セキショウ チャレンジスタジアム」 「高崎サッカー場」 「茎崎運動公園サッカー場」の施設の活用が検討されました。 【つくば市体育協会への加入】 つくば市体育協会にはサッカーの専門部会がありませんでした。シニアリーグだけでなく、学園リー グの加盟も体育協会の求めるところでした。つくば市体育協会への加入は「つくば市在住またはつくば 市に勤務」が必要条件でしたが、専門部会を設立させたいという意向が優先され、条件を満たさないメ ンバーが混在したままのスタートとなりました。 【加入条件と問題点】 つくば市体育協会の 19 番目の専門部会としてサッカーが位置づけられ、6年が経過しました。2015 年シーズンは 7 年目に入ることになります。つくば市体育協会としては、これまでは加入条件について 厳しく審査することもありませんでしたが、つくば市の税金を使って運営しているという観点から、 「つ くば市在住またはつくば市勤務」ということを強く求めてきています。つくば市体育協会への加入用紙 には「住所または勤務地」の記載欄もあります。実際問題として、 「メンバーであるのに加入を認められ ない」ことが今後発生するかもしれません。設立当初からメンバーであったということだけでは強く主 張できない時期にきています。今後、 「つくば市在住またはつくば市勤務」がRDFメンバーの必要条件 となってくることを想定しなければならないでしょう。
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