新潟市立木崎中学校 保健室 平成27年9月1日 NO.6 朝晩の気温が下がり、秋らしくなってきました。季節の変わり目は、温度変化で風邪をひきやすくなるので 注意が必要です。また、長い休みの後というのは、生活リズムの乱れや部活動や外出等の疲れなどから様々な身 体の不調が出てきやすい時期です。これから体育祭やテストなど行事も続きますので、もう一度規則正しい生 活(三点固定)を振り返り、体調の自己管理に努めましょう。 ~3つのお願い~ 練習・本番ともに体調万全で! 3つのお願い してほしいこと ①熱中症予防 ●飲み物を持ってくる ●帽子をかぶる 水筒の他に、500ml ペットボトルの水や お茶などを凍らせて持ってくる (体を冷やすこともできる!!) ②けがの予防 ●体操着を正しく着る ●手足の爪を短く切る ●しっかり準備運動 半袖体操着は短パンに入れる (綱引き等で皮膚がすれるのを予防!!) ③応急手当 ●自分で最初の応急処置をしてか 体育祭で一番多いのは「すり傷」 ら、救護所へ・・・(洗い流すなど) (早い応急手当は菌の増殖を防ぐ!!) 涼しくても 熱中症になります アドバイス ~昨今の応急処置~ 傷の消毒はしない?! なぜでしょう・・・ 昔の考え方 今の考え方 ●傷が乾燥すると、細菌が死ぬと考えられていた。 ●消毒薬で消毒をして、ガーゼで傷口をおおい、傷から出る液を吸収して乾燥させていた。 ○消毒液は、悪い菌だけでなく、必要な細胞にも障害を与えてしまう。 ○水で洗い流すだけで十分で、乾燥させない治療が効果的。(湿潤療法という。) ○湿潤療法用の絆創膏は、サイズ別に薬局に販売されている。また、家庭ではサランラッ プによる保護などで代用することも可能。(化膿していない傷に限る。) 注意! 上記は基本の考え方です。応急処置の方法は時と場合により変わります。 ウラヘ 「ペーパーバック法」を過 呼吸の時に行うと、低酸素 になって危険なので、して はいけない。 氷や氷のうを、直接あて ると、凍傷になることが あります。 歯の根っこを持ったり、 こすり洗いをしてはいけ ない。 血がのどにながれるの で、上を向かない。首の 後ろをたたいたしりな い。 痛みや腫れがひどくな り、骨がずれるなど悪化 させてしまう。 倒れている人を発見したら・・・ みなさんの行動で命がつながれます・・・ 【市民の行う心肺蘇生法】 ①意識を確認。→(意識なし:②へ) ②助けを呼ぶ・AED の手配・119 当番通報(救急車手配) ③呼吸の確認→(胸とお腹の動きをみる。普段通りの呼吸なし:④へ) ④心臓マッサージ(1分間に 100 回以上) ⑤AED が到着次第すぐ装着・使用する。(器械のアナウンス通りに) ※救急車が到着するまで、又は意識が戻るまで続ける。
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