昭和区民活動センター運営委員会地域事業部会 第 1 回地域事業 「第 2 弾 AED の使い方と防災チェック」報告 平成 27 年 8 月 29 日 午前 10 時~午後 12 時 30 分 昭和区民活動センター 和室 総勢 55 人(一般参加者 46 人、中野消防署署員 6 人、昭和区民活動センター職員 1 人、昭和区民活動セ ンター運営委員会事務局員 2 人)の参加があり、AED の使い方の講習を受け、わが家の防災チェック、防火 診断などを学びました。最後に備蓄用缶詰パンの試食を行いながら署員に日頃の疑問をたずねる時間を設 けました。多くの方の参加を得て、充実した事業となりました。 AED(自動体外式除細動機)の使い方 指導:中野消防署東中野出張所署員 反応の確認 倒れている人(傷病者)を発見したら周囲の安全確認をして近寄ります。次に 反応の確認をします。肩をたたいて刺激を与えながら耳元で「大丈夫ですか?」 と声を 3 回かけます。 早い通報 反応がない場合大きな声で「誰か来てください。人が倒れています」と呼びか け、周りにいる人を集めます。集まった人に、119 番通報と AED の搬送を依頼 します。 呼吸の確認 胸とおなかの上下の動きを見て、 「ふだんどおりの呼吸」をしているかどうか 10 秒間で呼吸の確認をします。この時に、あごが動くだけの死線期呼吸(※)と間違 えないようにします。(※あえぎ呼吸ともいわれる異常な呼吸で、心停止直後の傷病者にみられる) 胸骨圧迫 ふだんどおりの呼吸がなかったら胸骨圧迫を行います。胸の真ん中を、両手を 重ねて手掌基部(手のひらのつけ根部分)で押します。約5㎝沈む強さで 1 分間 に 100 回以上のテンポで行います。 「強く、早く、絶え間なく」行うことが大事です。 ※マウスピースがなく人工呼吸をしない設定で行いました。 ※マウスピースがない場合や、傷病者の顔に血がついていたり口の周りに吐瀉物がある場合、またためらわ れる場合は胸骨圧迫のみ続けます。 AED の使用 AED が到着したら電源を入れ、音声メッセージにしたがって操作します。 ①胸部の指定されたところに電極パッドを直接貼ります。 ②心電図を解析する際には傷病者から離れます。 ③人が離れたことを確認後、電気ショックボタンを 押します。 ④胸骨圧迫を再開します。2 人いる場合は 1 人が気道確保します。 救急隊員に引き継ぐまで続けます。目的のある行動が現れ意識が 回復した場合は回復体位をとらせて救急隊の到着を待ちます。 防災チェック 指導:中野消防署地域防災担当 熊谷係長 熊谷係長からパワーポイントの資料とパンフレットにより、わが 家の防災チェック、防火診断の話をしていただきました。家具の固 定は突っ張り棒だけでは効果が少なく、下に耐震クッションを入れ た方が良い、等参考になりました。また電気器具火災の映像では、 タコ足配線、コンセントのほこり、コードを束ねる、等により発火 の危険があることを学びました。 回復体位
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