№80号 JR 東日本労働組合横浜地方本部 2015年4月1日 JR東日本労働組合 横 浜 地 方 本 部 発行者/ 松田 和秀 編集者/ 教育・広報部 昨年12月に提案された「駅業務執行体制の再構築等」について、駅で働く組合員から改善すべき点 を集約し申し入れを行い、3月31日に交渉を行ってきました。 施策が実施され、早朝時間帯の駅社員不在時間のお客さま対応など「安全レベル・お客さまへのサー ビス品質などの低下になっていること」や「駅の労働条件が大幅に変更していることに伴い、必要な要 員確保がされているのか」など議論してきました。 駅職場での起きている問題の解決に向け、横浜支社との認識の一致を図ってきましたが、横浜支社は 「駅遠隔システムで対応可能という判断」で認識の一致が図ることが出来ませんでした。 (詳細については、交渉メモを参照してください) JR 東日本労組 ①早朝時間は安全の確保やお客さまへ満足のいただけるサービスが提供できないため、廃止すべき である。 ②エルダー社員雇用の場が確保できていれば、委託の拡大する必要はない。雇用の場の確保という のであれば、機械化する必要はない。 ③エルダー社員雇用確保のため、案内・改札社員を配置すべきだ。 ④人身事故発生時の現地責任者や列停の復位扱いの業務は、安全に関わる業務であるため、本体社 員が行うべきだ。 ⑤社員・お客さまの命を第一とするのであれば、AED はすべての駅に導入するべきだ。 ⑥限られた要員の中で遺失物捜索を行っているので、取り扱いを変更するべきではない。 会社 ①乗車人員を把握し導入にふさわしいと考えた。導入時には苦情が上がったが、現在はあまりない。 ②まだエルダー社員雇用の場を確保する必要はある。機械化し効率化できることは進めていく。 ③エルダー社員雇用確保のため、案内・改札社員の配置は考えていない。機械を入れられるところ には機械化を進める。エルダー雇用先の確保数は、横浜支社で毎年数百人程度ある。 ④列車見張員や現地責任者など本体社員が行う。現在横浜支社でその業務の委託は考えていない。 ⑤現在 AED は50数駅に導入している。AED は交換費用など高価なためすべての 駅に入れる計画はない。設置基準は、乗降人員 20000~25000 人以上・イベントが 多い駅・県庁所在地・乗換駅・観光地など考慮して設置している。 ⑥遺失物捜索は首都圏統一した取り扱いの変更で、お客さまを待たせないようにして いくためである。窓口を閉めて遺失物捜索にいくことも可能であると考えている。
© Copyright 2024 ExpyDoc