Company Logo 株式会社 QUICK ヴィジュアル重視の新情報サービス東京理科大学稲葉・望月・綿貫 Company Logo １.提案するアイディア株式会社QUICKに研究開発してほしいアイディアは、リアルタイムで必要な経済情報を、迅速かつ多量に把握することができる金融予報です。この金融予報は１、変動する金融市場をリアルタイムでヴィジュアル化２、ヴィジュアル化することによって金融情報の凝縮化が可能というような特徴があります。 Company Logo ２.課題我々が考えるQUICKの課題は、個人投資家(初心者）のニーズに対してどのように答えるかです。左図から読み取れる個人投資家のニーズは１、金融に対する難しいイメージによって、金融商品を購入しようという踏み切ることができない。２、金融情報を集めている人が感じる情報提供に対しての不満は以前より改善されてきている。しかし、割合は依然少ないつまりよりわかりやすく、より興味を惹かれる金融情報提供サービスがほしいというニーズです。 Business Media 誠：「金融の仕組み、知識がない」が５割超――難しいイメージなどが原因 http://bizmakoto.jp/makoto/articles/0903/06/news083.html Company Logo ３.解決策この課題に対しての解決策は金融市場のヴィジュアル化です。ヴィジュアル化のメリットとして情報のより分かりやすい提供を可能とし、かつ大量の情報を見やすく集約する「情報の凝縮」が可能になります。私たちが考える金融予報は経済情報のヴィジュアル化による、必要な情報の大量圧縮を目的としています。 Company Logo ４.金融予報システムについて金融予報の画面サンプル ※ここにテロップとしてお気に入り情報や警報（緊急情報）を流す台風警報発令中！出展：http://www.abysse.co.jp/world/（世界地図） Company ５.システムに関して Logo 金融予報システムは従来の金融情報提供サービスを一画面に凝縮して提示するシステムです。従来のファンダメンタル分析を分かりやすくヴィジュアル化（スライドでは世界版のみ作成。国内版も同様）一定の基準に従い、アイコンが登場天気アイコン・・・その地域の経済状況がどの程度の速度で変化しているか表示動物アイコン・・・注目企業（ユーザーの登録企業）がどのようにして成長しているかを表示アイコンクリックで詳細を見ることが可能例：カバ：企業はゆっくりと雷雨：周辺地域の経済状況成長している。安定性がある。が非常に不安定。重大事件の発生。 Company ６.メリットと問題点 Logo 金融予報にはわかりやすいというメリットと、金融予報の影響力の制御はどうするのかという問題点があります。メリット – 従来の個人投資家向け情報提供サービスと比べ、ユーザーの迅速な判断が可能 – ヴィジュアル化によって、ファンダメンタル分析を初心者にも分かりやすく提供することが可能（新規ユーザーの獲得にもつながる）問題点 – 金融予報に頼って金融商品を売買するユーザーに対していかに金融予報のリスク説明をするか。 – 金融予報は市場をコントロールできる可能性があり、市場に対してのQUICKの中立性が保たれるか不安。 Company ７.問題点の解決策 Logo 解決策は個人投資家に金融予報の判断基準を情報開示し、金融予報を第三者に操作させないセキュリティを確立することです。 1. 個人投資家へのリスク説明はどうするのか – 金融予報はあくまで“指標を用いた予報（予想）”であることを強調し、表示基準を明確に説明したウェブページなどを設置すれば良いと考えられます。 2. 金融予報におけるQUICKの中立性について – QUICKは業界最大手という肩書があり、長年の間中立を保ち続けてきた実績があります。ゆえに悪意のある第三者によってシステム乗っ取られない限りはユーザーからの信頼は保てると考えられます。以上より、解決策として一層のシステムセキュリティ強化が挙げられます。 Company Logo ８.まとめ金融予報は今まであった情報提供システムとは異なり、個人投資家のための最初の窓口となるようなものです。その特徴として、”情報のヴィジュアル化”という、視覚重視の情報把握が可能なシステムとしました。このシステムを世の中に提供することで金融に対する新しいイメージ、具体的にいえば、金融商品はわかりやすく、興味深いものであるという事を個人投資家（初心者）により強烈に植え付けることができると考えます。