学 習 指 導 計 画 表 教科 国語 科目 学科 国語総合(現代文) 普通科 学年 1 単位数 1単位 指導 現代文の学習を通じて、文章を正確に読み取る力をつけ、適切に表現する力を身につける。また思考力を伸ばし、豊な心を育むこ とを目標とする。 目標 使用 教材 「国語総合 現代文編」(数研出版)副教材 「新版二訂 カラー版 新国語便覧」(第一学習社)「高校漢字の学習」(京都書房) <年間授業計画> 学習の観点 ①「関心・意欲・態度」 ②「話す・聞く能力」 ③「書く能力」 ④「読む能力」 ⑤「知識・理解」 学期 月 時数 単 元 学習内容 観点 ① ② ③ ④ ⑤ 評論「水の東西」「科学・技術・ 文章の構成や展開を押さえ、筆者の論を理解する。 4 社会」 ◎ ○ ○ ○ ○ 対比表現や接続詞に注意を払いながら論理的に文章 小説「羅生門」 5 期 状況の変化とそれに伴う主人公の心の変化を押さえ 着。 ○ ○ ○ ◎ ○ る。また時代背景や下人を取り巻く状況についても 12 文章の構成を意識して読む 力をつける。予習・復習の定 を読み解く姿勢を身につける。 前 備考(指導上の重点など) 「下人」及び「老婆」のそれ ぞれの視点を明らかにしな 意識して学ぶ。 がら、羅生門という空間の意 6 味を考えていく。 7 9 随想「ゆずる物腰ものほしげ」 随想文を読んで、何を論じているのかを捉え、筆者 「背・背中・背後」 の主張を理解する読解力を養う。 ○ ◎ ○ ○ 自身の日常における言葉の 使い方や行動などと照らし 5 10 合わせながら考える。 評論「『攻撃』と『共存』」 評論文の構成や論理展開の仕方を理解し、内容を的 「ものとことば」 確に捉える。筆者が取り上げた項目について関心を ○ ◎ ○ ○ ○ 事実と意見、主張と根拠など を文章から読み分ける力を 持ち、広い視野を持って学習する。 6 後 ○ 養う。 11 期 詩「六月」「I was born」「サー それぞれの詩を繰り返し音読し、詩の形式の違い、 12 3 カス」 ○ ○ ○ ◎ ○ 表現方法の違いなどに触れるなかで、それぞれの詩 詩の表現におけるそれぞれ の作者の工夫を感じ取る。 の内容を味わう。 1 2 小説「城の崎にて」 9 人物の性格や心情に即して読む。また作品の時間と ○ ○ ◎ ○ ○ 作者の生涯を学ぶとともに、 流れとできごとを対応させて整理する。 「生」や「死」 作品を味わう。自分の人生に についての考えを深める。 引きつけて考える。 同上 3 <学習の基本> 学習上の 言葉に対する鋭い感覚を磨き、自主的に漢字や語彙力を増やすために、副教材・辞典などを主体的に活用し、普段から活字に 留意事項 慣れ、自らの読書経験を豊富にするようにする。 学習の観点に従い、定期考査と平常点(ノート提出、課題プリント、小テスト、出欠)で評価する。但し、国語総合(古 評価方法 典)と総合して評価する。 学 習 指 導 計 画 表 教科 国語 科目 国語総合(古典) 学科 普通科 学年 1年 単位数 3単位 指導 古典を的確に理解し、適切に表現する力を身につけ、古典に関する言語感覚を磨き、古来の文化への関 目標 心を深める。 使用 「国語総合 教材 古典編」(数研出版) 副教材 「よくわかる新選古典文法」 (東京書籍) 「新国語便覧」(第一学習社)「古典文法クリアノート」(尚文出版) <年間授業計画> 学習の観点 ①「関心・意欲・態度」 ②「話す・聞く能力」 ③「書く能力」 ④「読む能力」 ⑤「知識・理解」 学期 月 時数 4 8 単 元 説話「児のそら寝」 学習内容 観点 ⑥ ・説話のおもしろさを味わい、古文の世界 ◎ に親しむ。 ⑦ ⑧ ⑨ ⑩ ○ ○ ○ 備考(指導上の重点など) ・歴史的仮名遣い(発音と表 記の違い)に慣れる ・動詞の活用を理解させる 前 5 10 説話「絵仏師良秀」 ・古文の表現に慣れる。 ・古語に触れて、古語辞典に慣れる。 ◎ ○ ○ 期 ・形容詞の活用を理解させる ・形容動詞の活用を理解させ る 6 11 7 6 9 9 随筆「徒然草」 ・文法事項の知識を増やす。 ・中世の人々の生き方や考え方を学ぶ。 随筆「徒然草」 日記文学「土佐日記」 漢文入門「入門一」「入門二」 ○ ○ ○ ・文法事項の知識を増やす。 ・中世の人々の生き方や考え方を学ぶ。 ○ ○ ・現代の日記との違いを理解する。 ◎ ・我が子を赴任地で亡くした親の悲しみを 理解する。 ・漢文の基本構造を学び、訓読のきまりを身につけ ○ ○ ◎ ○ ◎ ○ ・助動詞を理解させる ・助動詞を理解定着させる ・漢文が日本の文化に大きな 影響を与えたことを理解す る。 る。 10 10 歌物語「伊勢物語」 ・助動詞の概要を理解させる ・東へ下る男の心情を、和歌を通して学ぶ。 ○ ・平安貴族の雅やかな世界を感じる。 ◎ ・まとまった文章を読み漢文訓読に慣れる。 ◎ ○ ○ ○ ・助詞、助動詞 ・和歌の修辞法 後 11 12 「漁父之利」「狐備虎威」 期 ○ ○ ○ ・漢文が現代日本の言葉と深 ・時代背景や下人を取り巻く状況についても意識し くかかわっていることを理 て学ぶ。 解する。 ・登場人物や時代背景に注意しながら内容を読解す ・句形を確認する。 る。 12 6 1 和歌「万葉集」 「古今和歌集」 「新古今和歌集」 ・和歌独特の美意識を知る。 ○ 10 「管鮑之交」「鶏口牛後」「論語」・史伝を通してこれからの漢文学習の背景となる中 ○ ○ ◎ ・和歌の修辞法 ◎ ○ ・人間関係を生き生きと描い 国の歴史や地理についての知識を得て、漢文の学習 た作品を読み史伝の面白さ の基盤づくりをする。 を知る。 ・句形を確認する。 2 12 軍記物語「平家物語」 3 5 ・口承文芸の豊かな表現を味わう。 ○ ・歴史的背景を把握して、戦乱の時代に生 きる武士のたくましい行動力を学ぶ。 俳諧紀行「おくのほそ道」 ・俳諧を味わい紀行文に親しみ、滑稽の世 ◎ 界観に接する。 ○ ○ ◎ ○ ・敬語の用法 ○ ○ ・俳諧の文学史的背景を学ぶ <学習の基本> 学習上の 必ず予習・復習をして授業に臨むこと。教科書・ノート・筆記用具の他に便覧・古語辞典・漢和 留意事項 辞典を授業で使えるように必ず用意すること。また、予習や復習でも積極的に活用すること。 学習の観点に従って、定期考査点と平常点(ノート提出・課題プリント・小テスト・出欠)で総 評価方法 合評価する。但し、国語総合(現代文)2単位と総合して評価する。 学 習 指 導 計 画 表 教科 国語 科目 現代文B 学科 普通科 学年 2 単位数 2単位 指導 現代文の学習を通じて、文章を深く正確に読みとる力をつけ、また適切に表現する力をつける。また思考力や感性を育み、言語感覚 目標 を磨く。 使用 『現代文B』(数研出版) 『新版 新国語便覧』(第一学習社) 教材 『新編 日本文学史』(第一学習社) 『新版完全征服頻出現代文重要語700』(PEARSON) <年間授業計画> 学習の観点 ①「関心・意欲・態度」 ②「話す・聞く能力」 ③「書く能力」 ④「読む能力」 ⑤「知識・理解」 学期 月 時数 単 元 評論「手の変幻」 4 前 5 観点 ⑪ ⑫ ⑬ ⑭ ⑮ 文章の構成や展開を押さえ、筆者の論を理解する。 ○ ○ ○ ◎ ○ ○ ○ ○ ○ 論理的に文章を読む力を身につける。 小説「山月記」 5 学習内容 物語の時代背景や当時の文化に触れながら、作品の ◎ 文章の構成を理解し、それぞ れの要点をまとめる。 表現の特色をおさえ、登場人物の心情を理解する。 8 備考(指導上の重点など) 作者の鋭い時代洞察の目を 理解する。 期 評論「ホンモノのおカネの作り方」論理の展開を追って筆者の考えを把握し、要旨を的 ○ 6 6 7 4 9 5 川柳 川柳の創作に取り組み、敏感な言語感覚を身につけ ○ ◎ 書き手の考えやその展開の 仕方について自分の意見を ○ ◎ ○ ○ 韻文特有の形式と表現を学ぶ。音読によりリズムの ◎ 多くの作品に触れ、効果的な 表現法を学ぶ。 ○ ○ ○ ○ 大切さを理解する。 なぜ短歌が人の心を感動さ せるのか、鑑賞文なども参考 にしながら考える。 社会」 ○ ○ ○ ◎ 考力を養う。 自分の生活と深い関わりが ある問題であることを自覚 し、積極的に科学や技術につ いて考える。 詩「永訣の朝」 期 1 1 ○ る。 評論「科学・技術の歴史の中での 科学・技術と人間の関係について学び、論理的な思 ○ 4 ○ 持つ。 短歌 1 0 後 ○ 確につかむ。 韻文独特のリズムを感じ取りながら、表現の特徴と ○ ◎ ○ ○ ○ その効果に押さえ作者の心情を理解する。 8 「いもうと」が死ぬ前に「わ たくし」に頼んだことが何を 意味するのかを押さえる。 小説「果汁」 現代の小説に見られる特徴的な文章の表現技法(比 ◎ ○ ○ ○ ○ ここで学んだことを材料と 喩や象徴など)や構成法などに慣れる。また自分 して現代的な問題や、自己と たちの生きる現実と決して無縁なものでないこと 家族について自立的に考え を学び自己をみつめる。 る姿勢を身につける。読書生 涯への契機とする。 1 2 8 小説「こころ」 1 9 場面や事件の展開に留意し、綿密に登場人物の性格 ○ ○ ○ ◎ ○ 作品の優れた表現を読み味 や心情の変化の過程を読み取ることで正確な読解力 わい小説の面白みを体感す を身につける。 る。人間の心とはどのような ものであるかをじっくりと 考える。 俳句 2 近代の作品と共に現代の作品も読み味わい、感動の ○ ◎ ○ ○ ○ 中心がどこにあるのか考え捉える。鑑賞文を書く。 9 副教材も活用しながら、文学 史の学習もする。間の取り方 や緩急などを工夫して音読 する。 評論「文学のふるさと」 3 文中に用いられている様々な面白い表現や発想に触 ○ れ、言語感覚や感性を磨く。 4 ○ ○ ◎ ○ 筆者が文学をどう扱ってい かなければならないと主張 しているかを捉える。 <学習の基本> 学習上の 積極的に作品と関わる姿勢を養う。副教材・辞典を活用し、普段から活字に慣れ、語彙を豊か 留意事項 にする。また文学史の学習を通じ言語活動への関心を養う。 評価方法 学習の観点に従って定期考査と平常点(意欲・態度・ノート・課題プリント・小テスト・出欠)を見て総合的 に評価する。 学 習 指 導 計 画 表 教科 国語 科目 古典B 学科 普通科 学年 2 単位数 2単位 指導 学習者に言葉の機能、言葉の生活の広がり、文化とのつながりを理解させ、それぞれの時代の文化の 目標 特色や人物像の特質にふれさせながら古典に親しむ態度を身に付けさせる。 使用 教材 ・古典B古文編(数研出版)・古典B漢文編(数研出版)・よくわかる新選古典文法(東京書籍)・漢文必携(桐原書店) ・日本文学史(第一学習社)・日本文学史レッスン(中央図書) <年間授業計画> 学習の観点 ①「関心・意欲・態度」 ②「話す・聞く能力」 ③「書く能力」 ④「読む能力」 ⑤「知識・理解」 学期 月 時数 単 元 学習内容 観点 ⑯ ⑰ ⑱ ⑲ ⑳ ○説話「宇治拾遺物語」○古文に慣れ親しみ、説話を通じてこ ◎ 4 5 「十訓抄」 前 ○ ○ ○ の時代や人間に触れる。 ○故事「漱石沈流」他 ○漢文に慣れ親しみ、小話を通じて現 代の教訓や語源を知る。 ○歌物語「伊勢物語」 「 ○歌物語を通して、和歌から登場人物 ○ 期 5 8 大和物語」 ○ ◎ の心情を読み取る。 ○故事「画竜点睛」他 ○漢文に慣れ親しみ、小話を通じて現 備考(指導上の重点など) ○基本的文法事項の 確認。説話を楽しむ。 ○句形の復習と漢文 講読。 ○ ○歌物語の特性を確 認。 ○句形の復習と漢文 講読。 代の教訓や語源を知る。 ○随筆(一)「枕草子」 ○鋭敏な感受性と王朝的美意識に触 ○ ○漢詩「絶句」「律詩」 れる。 ○ ○ ○日記文学(一)「更級日 ○平安時代の日記を通し、作者の心情 ○ 4 記」 に触れる。 ○物語「源氏物語」 ○長編物語を読み、文脈を捉えるとと ○ ○史伝「鴻門之会」 もに、主人公の心の深層を理解する。 8 ○黄河上流の群雄割拠勢力の格闘を味 わう。 ○ ○ ○随筆(二)「方丈記」「徒 ○中世の随筆から作者の立場や価値 ○ 10 7 然草」 観を探る。 ○歴史物語「大鏡」 ○ 後 ○栄華と権勢を誇った平安貴族の話 ○史伝「四面楚歌」 の展開を味わう。 期 11 7 ○登場人物の人物像をつかみ、心情を ○ 6 8 ◎ ○語彙を増やす。 ○近体詩修辞法の確 認。 ○情景を理解し、作者の心情に触れる 。 7 9 ○ ◎ ◎ ◎ ○ ○文学史的位置づけ を確認。 ○ ○敬語法を理解して 人間関係を掌握。 ○時代背景・人物関 係の把握。 ○ ○文法の復習。無常 ○ 観を理解する。 ◎ ○人間関係時代背景 を含めて理解する。 ○「鴻門之会」の結 末として読む。 味わう。 ○軍記物語「平家物語」○戦乱に生きた人々の姿を読み取る。 ○ ○文章「桃花源記」 人生の無常観に触れさせる。 12 6 ○作者の自然観・人間観・社会観・政 治観を理解する。 ○ ○日記文学(二) 「建礼 ○和歌の理解と作者の心情理解に努 1 7 門院右京大夫集」 ◎ ○ ○ ○ ○和漢混淆の躍動的 な文体を味わう。 ○漢文句形学習を確 かなものとする。 ○ める。 ◎ ○「平家物語」と関 連づけて読む。 ○近世日本文学への 影響確認。 ○文章「春夜宴桃李園序 ○李白の人生観に触れる。 」 2 3 ○和歌・歌謡・俳諧「古 ○和歌/連歌/俳諧連歌の一連の流れ ◎ 今和歌集仮名序」他 と作品の理解。 7 ○思想「論語」「孟子」○諸子百家の思想に触れ、政治家の統 「荀子」 治や処世を知る。 ○ ○ ○ ○和歌の修辞法の確 認。作者の心情。 ○論理の展開を把握 する。 ◎ ○ ○ ○ 上記の続き(2月の継 続) 3 古文/ 漢文 上記の続き(2月の継続) <学習の基本> 学習上の 小テストを行い、基礎的な向上を図る。課題考査(単語・句形・文学史)を行い、学習の定着を 留意事項 図る。必ず予習・復習をして授業に臨むこと。 評価方法 定期考査と平常点(ノート提出・課題考査・課題プリント・小テスト・出欠)で評価を行う。 学 習 指 導 計 画 表 教科 国語 科目 現代文B 学科 普通科 学年 3年 単位数 2単位 指導 近代以降の様々な文章を的確に読む能力を高めるとともに、ものの見方、感じ方、考え方を深め、進 目標 んで表現し読書することによって人生を豊かにする態度を育てる。 使用 現代文B(数研出版) 教材 国語便覧(第一学習社) 日本文学史(第一学習社) 国語辞典 日本文学史 レッスン(中央図書) <年間授業計画> 学習の観点 ①「関心・意欲・態度」 ②「話す・聞く能力」 ③「書く能力」 ④「読む能力」 ⑤「知識・理解」 学期 月 時数 4 前 5 期 6 単 評論(一) 元 学習内容 観点 21 22 23 24 25 備考(指導上の重点など) 読解で筆者の言いたいことをつ 価値観は一様で かむ。新しい普遍性ということ 1 ○ ○ ○ ○ ◎ ないことを深く 0 「文化が違うとは何 について考える。 認識する。 を意味するのか」 評論(二) 近代社会の特質について、筆者の 書き手の考えや 主張を論の展開に注意して的確 その展開の仕方 8 「であることとする にとらえ、民主主義の本質につい ○ ○ ○ ◎ ○ に つ い て 自 分 の て考える。 こと」 意見をもつ。 小説(一) 7 1 (明治の文学) 4 9 「舞姫」 評論(三) 7 「コピーの芸術」 1 0 後 1 期 1 筆者の考える「エコロジー」と 本文の内容につい 現代社会との関連について深く 8 ○ ◎ ○ ○ ○ て、討論する場面 を設定し、理解を 「エコ ロジーのミ ュ 思考し、「生態学叡智」の在り 方について考える。 深める。 ーズを求めて」 小説(三) 8 評論(五) 6 「顔の所有」 1 固定観念にとらわれず、複製に価 「直観」と「直感」 値を求める筆者の主張を、全体の 違いなど言葉 構成等に留意しながら論理的に ○ ○ ○ ◎ ○ の の 違いにも触れ とらえる。 る。 評論(四) 「檸檬」 1 2 明治時代の社会に生きる個人の 作品の優れた表 葛藤を読み解くとともに、文語文 現を読み味わい、 を味わう。最後に感想文を書く。 ○ ○ ◎ ○ ◎ 小 説 の お も し ろ さを体感する。 近代文学史 5 近代文学の独特の文体に触れな 自らの視野を広 がら、当時の文化や考え方を味わ ◎ ○ ○ ○ ○ げ、生涯読書への う。 契機とする。 存在という概念と身体の関わり 表現学習が十分 について、本文の内容を理解した ○ ○ ◎ ○ ○ で き る 時 間 を と うえで、自分の考えを作文する。 る。 教科書の文学史年表や副教材を 演習形式もとり 用いて、近代日本文学の流れを理 ○ ○ ○ ○ ◎ ながら、理解を深 解する。 める。 <学習の基本> 主体的に作品とかかわり、考える力を養う。様々な文章を読む中で、自分の意見を深め、発展さ 学習上の せる。国語辞典を活用し、語彙を豊かにする。表現領域については、年間10時間程度を講義・課 留意事項 題・演習等の形で学習する。11月頃より適宜マーク演習を行う。 評価方法 定期考査と、平常点(ノート提出・課題プリント・小テスト・出欠等)で総合的に評価する。 学 習 指 導 計 画 表 教科 国語 科目 古典A 学科 普通科 学年 3年 単位数 2単位 1一年、二年次で学んだ文法、語句などの復習もしつつ、古文漢文独特の言い回しを味わえるようになる。 指導 2我が国の伝統的な文化について知識を広げ、その源流となった中国文化についても理解を深める。 目標 3大学入試問題に対応できる力を身につける。 使用 「物語・史伝選 古典A」(筑摩書房)・古語辞典・漢和辞典 <年間授業計画> 教材 学習の観点 ①「関心・意欲・態度」 ②「話す・聞く能力」 ③「書く能力」 ④「読む能力」 ⑤「知識・理解」 学期 月 時数 単 源氏物語(古文) 元 学習内容 観点 26 27 28 29 30 平安女流文学の代表作品ともいえる「源氏物語」に ○ ○ ◎ 深く触れていくことで、当時の時代背景や文化を理 4 6 備考(指導上の重点など) 作者に関わるエピソードな ども併せて理解する。 解する。 前 5 期 6 源氏物語(古文) 7 9 ○ ○ ◎ るとともに、内容について話し合う。 大鏡(古文) 8 4 場面に登場する人物の行動や心理を把握し、それぞ ○ 「大鏡」变述の目的を考えると同時に、その文体が ◎ ○ ○ ○ ◎ 漢文の「史記」との関わりも 示し、理解を深める。 作品の中から、戦国時代の外交術や人物像の描かれ ○ ◎ ○ 方を考える。 7 時代背景をしっかり押さえ たうえで読解する。 持つ特色を味わう。 史記(漢文) 疑問点を出し合い、話し合う ことで理解を深める。 れに持つ役割についても考える。 大鏡(古文) 7 敬語表現をはじめとする文法事項に注意して読み取 漢文独自の言い回しに慣れ、 現代語訳ができるようにな る。 1 0 史記(漢文) 1 評論(古文) 8 故事成語の成り立ちについ にも触れる。 歌論を読み解きながら、和歌の味わい方について ◎ も理解を深める。 ○ 鎌倉時代、江戸時代の知識人から見た平安文学の位 ○ ○ ○ 日本の伝統文化について深 く考えさせる。 ◎ 置づけを知る。 実際に学習してきた作品に 対して深めた知識や理解を 7 別の視点から更に深める。筆 者の主張を読み取る。 文章(漢文) 日本語や日本文化にも影響を与えている作品を読 ○ む。 1 ◎ の関わりを考える。 評論(古文) 1 2 ○ て、教科書に出てこない言葉 8 後 期 1 作品を読み進めながら、言語における現代日本と ○ 5 ◎ ○ 音読を通して漢詩の修辞を 復習する。地図で場所を確認 しながら、風景や情景、作者 の心情に思いを馳せる。 <学習の基本> 1作品の読解を通して文法をマスターする。 学習上の 留意事項 2作品を通じて古典の世界についての知識と理解を深め、人物や情景、心情や思想にたいする読解力を身につける。教材によっては、人物ごとに読み手を決め朗読させながら、古典 に親しむようにさせる。 3作品の特徴、作者やその評価などをしっかり押さえ、文学史の中での位置づけを確認する。 評価方法 定期考査、小テスト、提出物等で総合的に評価する。
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