3章 まちづくりの理念と将来都市像 1,まちづくりの理念 本別町のまちづくりは、町の上位計画である「第6次本別町総合計画」(2011 年~2020 年)で示す、まちづくりの理念・将来像にもとづき取り組んでいきます。 【まちづくりの目標】 次なるステージをめざして “ともに学び 支えあい 活力のあるまちづくり” 「わたくしたちは、十勝の原始林をひらき、戦禍の焦土から立ちあがった、強くたくまし い開拓精神を受けつぐ本別町民として、誇りと責任をもち、こころと力をあわせ、未来へ前 進することを誓います。 」 昭和 42 年 11 月に制定した、「町民憲章」は、町民の一体感の醸成と郷土を愛する心を育 むとともに、町勢のさらなる発展を願って制定された未来への誓いです。 第6次の総合計画を策定するにあたり、本町の未来への誓いである「本別町民憲章」の精 神を尊重するとともに、本計画を策定する際に実施した町民アンケートの結果、さらには、 地方自治体を取り巻く社会経済情勢変化に適応したまちづくりを進めるため、新しい本町の まちづくりの姿を「樹」に例え、「根」「幹」「枝」のそれぞれの役割を次のとおりとします。 「根」=町民一人ひとりの学びを生かしたマンパワーを「ほんべつ力」と位置づけ、「ひと づくり」「人材の育成」を樹の「根」に例え、人材育成を基本にまちづくりを進めます。 「幹」=本町の地域資源を最大限活用し、あらゆる場での仕事づくりを進める事により「産 業・雇用」を拡大することを樹の「幹」に例え、本町の産業振興を重点施策とします。 「枝」=町民の皆さんの命と暮らし生活を守るため、「安心」「安全」 「健康」を樹の「枝」 と例え、本町が先進的に進めている「保険・医療・福祉」の一体的な整備をさらに充実しま す。 5 つの施策 ・生涯を通じて学び、豊かな心を育むまちづくり ・地域資源を活かした豊かなまちづくり ・ともに支えあい、安心、安全に暮らせるまちづくり ・快適でやさしさのあるまちづくり ・町民力、地域力、行政力が発揮できるまちづくり 11 2.将来都市像 本別町の特性、都市づくりの課題やまちづくりの理念にもとづき、人や自然にやさしく、 先人たちの築いたこの素晴らしい郷土を守るため、市街地の“将来都市像”を次のように定 めます。 【将来都市像(案)】 文化・学習活動が盛ん な都市 ・人が育つような環境 づくり ・歴史的な場所の維持 管理 等 誰もが安心して過ご せる都市 ・高齢者、障害者、子供 にやさしい施設づくり ・みんなが使える施設づ くり ・住みやすい住宅地 等 自然や農村と調和し た都市 ・自然にやさしい市 街地整備 ・自然や農村の保全 ・自然に調和した景 観づくり 等 人と自然に やさしい 希望のまち ほんべつ 都市づくりと町民活 動の融和した都市 ・花を植える活動を活 かした都市づくり ・きらめきタウンフェ スティバル等 のイ ベントの活用 12 産業を大切にした都市 ・日本一の豆、高規格道 路を活かした産業ゾー ンの形成 ・まちの入口における工 夫 ・中心市街地の活性化 等
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