立地適正化計画策定支援業務委託仕様書 1 委託業務名 立地適正化計画策定支援業務 2 業務期間 本契約締結日から平成 28 年 3 月 31 日まで 但し、次年度も別紙「計画策定フロー」に基づき、立地適正化計画の策定に向けて取 り組むこととしていますが、契約は単年度毎に締結します。 なお、本業務を受託した場合であっても、平成28年度の業務の継続委託を確約する ものではありません。 3 業務の目的 本業務は、本市の上位・関連計画における方向性やこれまでの施策や事業を踏まえつつ、 都市再生特別措置法に基づく立地適正化計画の策定の支援を目的とするものです。 4 委託業務の内容 本業務は立地適正化計画の作成を確実かつ順調に遂行するため、作成全般の細部にわ たるコンサルティング業務等を委託するものです。 本市は平成29年度から立地適正化計画の運用開始をめざし、別紙「計画策定フロー」 に基づき、立地適正化計画の策定に向けて取り組むこととしていることから、2ヶ年の 業務内容は概ね以下のとおりを想定しております。 プロポーザルの提案内容等により、委託契約日までに年度毎の仕様書を本市と事業者 双方の協議により確定することになりますので、下記業務内容に留意しながら、2ヵ年 の取組の提案をお願いします。 (1)立地適正化計画策定支援 平成 27 年度に本市が策定を予定している尼崎版人口ビジョンの内容について留 意しながら、立地適正化計画の策定に向け、下記業務内容について、類似都市・近 隣都市の状況などを踏まえ、専門的な見地からの企画・立案を行う。 ア 上位・関連計画の整理 立地適正化計画に関連する上位・関連計画の内容を把握し要点を整理する。 イ 都市の現状の整理 主な統計資料等を収集・整理し、本市の特性を把握・整理する。併せて都市機 能の配置に関わる主要プロジェクトの動向等も整理する。 1 ウ 人口・財政の見通し及び都市機能の現況・課題の整理 主要な都市機能について、現在の配置状況や内容、利用状況等を把握・整理す るとともに、他都市との比較による充足状況の評価を行う。また市街地形成や人 口配置の将来予測、並びに財政見通しを調査し、これに照らして、都市機能の配 置やあり方に関する課題を分析する。なお、必要に応じて、関係団体や関係機関、 所管課等へのヒアリング等による実情把握を行う。 エ 将来都市像の設定 上位計画等を踏まえ、目指すべき将来都市像、生活像、及び都市構造(コンパ クトシティ・プラス・ネットワーク型の都市構造のあり方)について定める。 オ 居住誘導区域に関する検討 将来都市像・都市構造に即し、まとまった居住の推進を図るべき区域(立地適 正化計画に定める居住誘導区域)のあり方について検討する。 カ 都市機能誘導区域に関する検討 将来都市像・都市構造に即し、まとまった都市機能の誘導を図るべき区域(立 地適正化計画に定める都市機能誘導区域)のあり方、及び誘導施設のあり方につ いてについて検討する。 キ 誘導施設等の整備に関する事業の検討 都市機能誘導区域内における、誘導施設の整備事業、及びそれに関連する公共 公益施設等の整備事業等について検討する。 【必須項目】平成 27 年度に提出予定の都市再生整備計画の資料作成 ク 立地適正化計画(素案)のとりまとめ 上記の検討結果を取りまとめて、立地適正化計画(素案)を作成する。 ケ 会議等運営補助 計画策定のために設置する庁内ワーキング会議等について、資料作成、出席、 記録作成など運営を支援する。回数は延べ 10 回程度を予定。 また、多様な関係者による協議・調整の場として設置する協議会について、資 料作成、出席、記録作成など運営を支援する。 【必須項目】協議会に出席する委員の交通費程度は委託料の中から支出すること その他、必要に応じて、国・県など関係機関との協議・調整のための資料作成 など支援を行う。 コ 都市計画審議会での協議支援 都市計画審議会について、資料作成、出席、記録作成など運営を支援する。回 数は延べ3回程度を予定。 サ パブリックコメント等の支援 市民等への周知意見聴取のためのパブリックコメントや市民説明会について、 2 公表資料の作成、意見対応の検討など実施を支援する。回数は延べ2回程度を予 定。 5 シ 成果物の作成 ス 打合せ協議 業務の成果物 (1)年度報告書(A4 版、ファイル綴じ 2 部) (2)最終業務報告書(A4 版、ファイル綴じ 2 部) (3)立地適正化計画書(簡易製本 100 部・データ納品) (4)立地適正化計画(概要版) (A4 版 8 ページパンフレット 1,000 部・データ納品) (5)立地適正化計画の説明用パワーポイント資料(データ納品) (6)その他、当該業務において使用した基礎データ等(データ納品) なお、年度毎の業務内容に応じて上記の成果物を提出していただきます。 6 業務の進め方 業務に際しては、契約締結以降、進め方や資料確認など適宜、十分な打合せ協議を行 いながら業務を進めていくものとします。なお、市の所有する数値等のデータについて は可能な限り提供します。 7 立地適正化計画の策定までの通過目標 時 期 平成 27 年 内 8月 10 月 容 人口関係・経済関係等データ取りまとめ 都市機能誘導区域及び居住誘導区域の区域設定の考え方・方針の取 りまとめ 平成 28 年 平成 29 年 8 6月 パブリックコメントの実施(第 1 回) 9月 パブリックコメントの実施(第 2 回) 10 月 立地適正化計画(素案)取りまとめ 12 月 立地適正化計画にかかる都市計画審議会の意見聴取の取りまとめ 4月 立地適正化計画の運用開始 支払い方法 委託料は、当該年度の業務完了後に支払うものとする。 3 9 契約保証金 契約締結時に尼崎市契約規則に基づき、所定の手続きを行う。 10 その他 当該業務委託に係る成果物及び策定段階におけるデータ等に関する権利は尼崎市に帰 属するものとする。なお、この仕様に定めのない事項について疑義のある場合は、双方 協議の上で決定します。 以 4 上
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