SSH探究Ⅱ「色素の分離」

発行 : 沖縄県立球陽高等学校
10日
26日
北海道滝川高校SSH交流会
SSH探究Ⅱ英語スライドグループ決定
今回はペーパークロマトグラフィーをテーマに選
んだ化学チームを紹介します。ペーパークロマト
グラフィーとは、ろ紙が溶媒を吸収するときに、
色素によって重さが違うので、ろ紙を昇る速度に
違いが生じます。それ利用して、色素を分離する
ことです。
色々な会社の黒ペンをブタノールやアセトンな
ど、色々な有機溶媒でペーパークロマトグラ
フィーを行っていました。その結果、ヒドロキシ
基を持つ有機溶媒では分離せず、ケトン基を持つ
有機溶媒では分離したそうです。しかし、ある会
社の黒ペンはどの有機溶媒でも分離しなかったそ
うです。同じ黒いペンでも有機溶媒が違ったり、
違う会社のペンだったりすると実験結果が変わ
るというおもしろい結果になっていました。原
因の解明をぜひしてもらいたいと思います。
SSH研究開発部
Vol.92( 2015年1月8日 )
その他
国際英語科 英語表現活動開始(ニュースレター作成中)
SSH探究Ⅰ 後半ローテーション
↑ろ紙によって分離された色素。
←↑実験結果をまとめています。
カール・フォン・リンネ(1707~1778)
その著書「自然の体系」で二名法による植物の分類法を提案。すべての生物を属と種の2つの名前で
分類するこの方法は、現在も使われている。
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