地震はなぜ起きる? ・地震はこうしておきる 地震の多くは、地表をおおっているプレー ト(板状の岩石)運動によって起こります。日 本付近は4つの大きなプレートが重なり合う、 世界でも有数の地震多発地帯です。 ・「海溝型地震」と「直下型地震」 日本で起きる地震には、海底にあるプレー トのひずみやずれによって起きる「海溝型地 震」と、内陸にある“活断層”と呼ばれる地面の 裂け目が動いて起きる「内陸型」地震があり ます。 2 南海トラフを震源域とする地震 は「海溝型の巨大地震」 “南海トラフ”は太平洋にある海溝で、この南海トラフ沿いで巨大地震が繰り返し発 生しています。3つの震源域で同時発生(いわゆる「3連動」)することもあり、その 際には、東海から四国・九州の広い範囲で被害をもたらすと予測されています。 3 現在の香川県における 地震・津波の想定規模・被害 ・南海トラフを震源域とする海溝型地震 ・地震規模 M8.4(想定地震) M8.6(想定津波) ※南海地震 ※東南海・南海地震 ・震度(香川県内) 震度 5弱~6強 ・液状化分布 臨海部のごく限られた地域 ランクA 低地部のほとんど ランクB ・斜面崩壊の危険性は低い ・津波 津波の高さ 0.5~1.9m 満潮位を考慮した津波水位 1.7~3.1m (注)作成当時の科学的知 見から一定の仮定のもとに 算出したものです。実際の 地震の起こり方や地震波 の伝わり方、震源域でのズ レ、各種被害発生の仕方 等は大変複雑なため、予 測計算ではとらえきれない 面をご承知おきください。 ・建物被害 全壊棟数: 4,567棟 半壊棟数:17,414棟 ・津波による被害 床上浸水:26,498棟 床下浸水:20,410棟 ・人的被害 ※死者・負傷者数は冬の夕方を想定 罹災者数:34,096人 死者数: 188人 ※建物倒壊と火災による 負傷者数: 3,324人 避難者数:10,232人 津波の影響を受ける人口: 約74,000人 ※死者は0。 うち 浸水深 1~2m :約16,600人 浸水深 2m以上:約 200人 6 南海地震 推定震度分布図 (香川県南海地震被害想定調査の概要から抜粋) (注)作成当時の科学的知見から一定の 仮定のもとに算出したものです。実際の 地震の起こり方や地震波の伝わり方、震 源域でのズレ、各種被害発生の仕方等 は大変複雑なため、予測計算ではとらえ きれない面をご承知おきください。 南海地震 推定震度分布図 7 津波水位及び第1波到達時間の予測結果 (香川県南海地震被害想定調査の概要から抜粋) 津波水位及び第1波到達時間予測結果 (注1)作成当時の科学的知見から一定 の仮定のもとに算出したものです。実際 の地震の起こり方や地震波の伝わり方、 震源域でのズレ、各種被害発生の仕方 等は大変複雑なため、予測計算ではとら えきれない面をご承知おきください。 (注2)この予測は、防潮堤や河川堤防な どが、地震の揺れや液状化による被害を 受け、全て機能しない場合を想定してい ます。 【凡 例】 上段:地点名 中段:満潮時の最大津波水位(T.P. +m) 下段:地震発生から第1波到達までの時間(分) ※第1波到達は津波高さ20cm 11 津波浸水予測図(小豆島町) (県内各地の津波浸水予測図は香川県のHPでも公開しています。) (注1)作成当時の科学的知見から一定 の仮定のもとに算出したものです。実際 の地震の起こり方や地震波の伝わり方、 震源域でのズレ、各種被害発生の仕方 等は大変複雑なため、予測計算ではとら えきれない面をご承知おきください。 (注2)この予測は、防潮堤や河川堤防な どが、地震の揺れや液状化による被害を 受け、全て機能しない場合を想定してい ます。 13
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