次に印刷されるテスト結果の項目を説明してい ます。ご一読いただいてから、結果をご覧いた だくと、より理解を深めていただけます。 MIKASA athlete 各項目の解説 テストに回答された方のお名前(ニックネーム) Mentality Function 00.00 Mentality Functionとは、競技者の心理的傾向や思考方法などを表し、 数値が高いほどアスリート向きです。 Ⅰ自己意識に関する課題 Ⅱチームプレーに関する課題 Ⅲ人間関係に関する課題 ①目的意識を明確に保持できるか ①チームメイトの気持ちを受けとめることができるか ①集団になじみやすいかどうか スポーツを続けるためには、苦しさや挫折を乗り越える強い目的意識が 必要。 ポイントが高い場合は、目的意識が明確で、苦しさを乗り越えて 続けることができる。ポイントが低い場合は、目的意識が曖昧で、自分が 何をしたいのか明確に意識できていないために、長く続けることができな い。 チームプレイをするときには、チームメイトがなにをしようとしているのか、 なにをしてほしいと思っているのかを、敏感に感じることが必要。 ポイン トが高い場合は、感受性が豊かで、お互いの心を密接に繋げることがで きる。ポイントが低い場合は、他人の感情を受けとめることができず、 チームプレイができない。 集団生活になじみやすい人は、多くの友人ができることで力を発揮す る。ところが、集団生活になじみにくい人は、人間関係に疲れて、消耗し てしまう。 ポイントが高い場合は、他人と交流することが楽しく、友人と の交流の中で自分を高めていくことができる。ポイントが低い場合は、他 人との交流が苦手で、一人でいることを好む。無理に一緒にしようとする と、強いストレスを感じる。 ②自分で考え自発的に活動できるか スポーツの技術を向上させるためには、自分から練習するという自発性 が必要。 ポイントが高い場合は、自分で考えながら練習し、自発的に 上達していく。ポイントが低い場合は、自分ではどうすればいいのかわか らず、さらに他人の意見に左右されることから、自発的な上達が期待でき ない。 ②自分の役割を理解したプレーができるか チームプレイをするときには、その場で自分がしなければならない役割 をしっかりと理解する必要がある。 ポイントが高い場合は、いつも考え て行動していることから、どのような状況でも、その場で自分がなにをす るべきかをしっかりと理解できる。ポイントが低い場合は、考えることが苦 手なために、自分がするべきことを判断できない。 ③自分を発展させようとする意欲があるか ③自分にこだわらないプレーができるか チームプレイをするときには、自分を優先させないで、全体のためになる ことが必要。 ポイントが高い場合は、自分の立場ややり方にこだわるこ となく、チームのために行動することができる。ポイントが低い場合は、自 分の立場ややり方にこだわる気持ちが強く、自分を優先することが多 い。 スポーツの技術を向上させるためには、色々なものをとり入れ、自分の 殻を破って新しいものを目指す柔軟な姿勢が必要。 ポイントが高い場 合は、自分で自分の課題に気づき、工夫を重ねて発展していこうとす る。ポイントが低い場合は、自分での気づきもなく、現状を変えることにス トレスを感じることから、頑なに現状を守ろうとする。 ④ポジティブな思考が保持できるか スポーツをするときには、失敗を恐れない心や、努力すれば必ず成功す ると考えるポジティブな思考が必要。 ポイントが高い場合は、発想がす べてポジティブ。ポイントが低い場合は、発想がネガティブで、ポジティ ブに考えようとしても長く続けられない。 ⑤すばやい決断ができるか スポーツをする場合、すばやい決断のできることが重要。 ポイントが高 い場合は、自分の判断に自信があり、それを即座に決断し実行すること ができる。ポイントが低い場合は、自分の判断に自信が持てず、さらにい ろいろなことを考慮するために、決断するのが遅くなる。 活発力 〈active〉 Graph Image 交流力 〈relationship〉 独立力 〈independence〉 自発力 〈voluntary〉 ここに 回答者の グラフが 表示されます 肯定力 〈positive〉 共感力 〈sympathy〉 発展力 〈grow〉 協調力 〈harmony〉 グラフは回答者の適正をイメージで表しています。 項目の内容は次のとおりです。 ▼ 独立力:周囲の評価や感想に縛られない、自由な心を持っているかどうか 自発力:自分で考える傾向が強いか、他人任せにする傾向が強いか 発展力:新しいもの、変わったものを取り入れることにストレスがあるかどうか ②他人の評価を気にする傾向が強いかどうか 集団生活をする場合、他人の評価を気にしすぎると、自分をなくして辛 い思いをすることになる。 ポイントが高い場合は、自分に自信があり、 自分の気持ちにしたがって行動するために、他人の評価を気にかけるこ とがない。ポイントが低い場合は、自分に自信がなく、他人の評価を気 にして、他人に合わせようとするために、疲れてしまう。 ③指導者との人間関係は円満かどうか 指導者との人間関係には、二面性がある。一つは、独自の世界をしっか りと持っているために指導者と対立することがある。二つには、自分に対 するこだわりが強すぎて、指導者と対立することがある。 (Self)自身の世界 ポイントが高い場合は、独自の世界がしっかりと確立しているために、他 人から指図されることを嫌い、指導者と対立することが多くなる。ポイント が低い場合は、自分の世界がないために、指導者の指示で行動するこ とになり、指導者と対立することはない。 (Partner)対指導者の関係 ポイントが高い場合は、自分に対するこだわりがないために、指導者の アドバイスを素直に受け入れ、対立することはない。ポイントが低い場合 は、自分のやり方に対するこだわりが強いため、指導者のアドバイスに 反発を感じることが多くなる。 ④親密な接触を必要とするかどうか 指導者から、気にかけてもらうことで力を発揮するタイプと、心理的な深 い関わりを面倒に感じるタイプがある。 ポイントが高い場合は、親密な 関係を嫌う傾向が強い。ポイントが低い場合は、親密な人間関係を必要 とし、誰かの支えがないと力を発揮できない。 活発力:喜びや悲しみを受けとめることが十分にできるかどうか 交流力:他人と一緒にいることを、楽しいと感じるか、苦痛と感じるかどうか 肯定力:自分や世界に対する信頼となる基本的信頼間が、豊かであるかどうか 共感力:他人の感情を十分に受けとめることができるかどうか 協調力:自分とは違う他人の行動に対して、他人の立場を尊重し て、その行動を受け入れることができるかどうか Copyright(C)2005 S.WADA All Rights Reserved. MIKASA athlete テスト結果 Mentality Function 0.834 山田太郎 様 名前 Ⅰ自己意識に関する課題 Ⅱチームプレーに関する課題 Ⅲ人間関係に関する課題 ①目的意識を明確に保持できるか ①チームメイトの気持ちを受けとめることができるか ①集団になじみやすいかどうか 自分の好みが明確で、長く続けようとする思いが強いけれど、自 分のしたいことが多くあり過ぎるために、ときとして一つのことに 集中できないことがある。 他人の気持ちをすばやく理解することができ、チームメイトの気 持ちと一つになって行動することができる。 他人と交流することを楽しいと感じ、集団生活にもなじみやす い。ただ、ときとして一人になりたいという思いが強くなることもあ る。 ②自分で考え自発的に活動できるか ②自分の役割を理解したプレーができるか ②他人の評価を気にする傾向が強いかどうか 自分で考え、自発的に行動するタイプ。自分の判断に自信があ り、積極的に行動する意欲にも溢れている。そのために、ときとし ては指導者と対立することがある。 状況の分析を的確にすることができ、その場で自分がなにをす るべきかを明確に理解できる。そのために、状況に合わせて最 適の行動をとることができる。 自分に自信があり、他人の評価も気にならないために、人間関 係で悩むことはない。そのために、自分が持っている力を十分 に発揮できる。 ③自分を発展させようとする意欲があるか ③自分にこだわらないプレーができるか ③指導者との人間関係は円満かどうか(Self) 自分を変えていこうとする意欲に溢れ、色々なものを取り込ん で、より良い自分になろうとして、創意工夫を重ねることができ る。 自分に対するこだわりがなく、他人の行動を尊重する気持ちが 強いので、常に周りに合わせた行動をとることができる。 自分の考えがしっかりとしていて、自分の思いを貫こうとする気 持ちが強いために、ときとして指導者と対立することがある。 ④ポジティブな思考が保持できるか 発想がすべてポジティブで、どのような状況でもネガティブにな ることはない。しかし、ポジティブすぎて、課題や問題点を深め て解決することができない場合がある。 Graph Image ③指導者との人間関係は円満かどうか(Partner) 活発力 〈active〉 40 独立力 〈independence〉 35 30 25 交流力 〈relationship〉 20 15 他人の意見を素直に受け入れる気持ちが強いために、誰とも対 立することはない。ただこだわりのなさが、集中を欠く結果になる ことがあることに注意。 10 ⑤すばやい決断ができるか 自分の判断に自信があり、周りの評価も気にならないことから、 状況に応じて決断をすることができる。 自発力 〈voluntary〉 5 0 肯定力 〈positive〉 共感力 〈sympathy〉 発展力 〈grow〉 協調力 〈harmony〉 ④親密な接触を必要とするかどうか 他人の気遣いを必要としないタイプ。心理的なサポートよりもテ クニカルなアドバイスを望むことが多い。 Copyright(C)2005 S.WADA All Rights Reserved.
© Copyright 2024 ExpyDoc