リート・ウィークリーレポート(2016/10/12)

情報提供資料
リート・ウィークリーレポート(2016/10/12)
マーケットデータ(2016/10/7)
※リート平均配当利回りは2016年9月末時点
リート指数
為替(対円)
終値
金利
(%)
騰落率
リート平均
配当利回り
終値
騰落率
先進国(含日本)
830.57
-3.4%
3.87
先進国(除日本)
821.82
-3.6%
3.95
日本
385.68
-1.5%
米国
1156.21
-5.4%
米ドル
102.98
887.28
-2.8%
カナダドル
1090.92
-6.1%
英国
77.00
豪州
(%)
-0.06
3.06
+1.6%
1.72
3.75
77.45
+0.3%
1.17
5.66
ユーロ
115.39
+1.3%
0.02
4.08
-4.6%
英ポンド
127.97
-2.7%
0.97
3.77
649.40
-3.9%
豪ドル
78.08
+0.6%
2.17
4.39
シンガポール
523.06
-0.8%
75.03
+0.9%
1.87
6.11
香港
620.52
-1.2%
13.26
+1.5%
1.04
4.07
カナダ
欧州(除英国)
シンガポール
ドル
香港ドル
(出所:S&P、BloombergのデータをもとにアセットマネジメントOne作成)
※騰落率については、原則先々週末(営業日ベース)の値を基に算出し小数点第2位を四捨五入して表示。
※【リート指数】・【リート平均配当利回り】先進国(含日本)・先進国(除日本)、日本・米国・カナダ・欧州(除英国)・英国・豪州・シンガ
ポール・香港:S&P 先進国 REITインデックス(円換算ベース、配当込み、為替ヘッジなし)、S&P 各国・地域 REIT インデックス(現地通貨
ベース、配当込み、為替ヘッジなし)の値および平均配当利回り。
※【為替】NY市場終値。※【金利】各国・地域の10年国債利回り。ただし欧州(除英国)はドイツ10年国債利回りを使用。
リート市場の動き
【直近3カ月間:2016/7/7~2016/10/7】
(ポイント)
(ポイント)
1,200
950
890
800
830
400
770
0
7/7
【2004/3/31~2016/10/7】
8/7
9/7
10/7
(月/日)
04/3
06/3
08/3
10/3
12/3
14/3
16/3
(年/月)
(出所:S&PのデータをもとにアセットマネジメントOne作成)
※先進国(含日本)のREITインデックスのグラフデータ:S&P先進国REITインデックス(円換算ベース、配当込み、為替ヘッジなし)
※巻末のご注意事項等を必ずご確認ください。※上記は過去の実績であり、将来の市場動向を保証するものではありません。
商 号 等 / アセットマネジメントOne株式会社
金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第324号
加入協会/ 一般社団法人投資信託協会
一般社団法人日本投資顧問業協会
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リート・ウィークリーレポート
マーケット動向(2016/10/3~2016/10/7)
【日本】
J-REIT市場は下落しました。グローバルに長期金利が上昇傾向であったこと、投資信託への資金流入
も鈍化する一方で海外投資家の売りがあったとみられ需給面で重い展開であったことからJ-REIT市場は
下落しました。なお、日銀は10月3日、5日、および6日にJ-REITを各12億円買い入れています。
【米国】
米国リート市場は下落しました。9月の米ISM製造業景況指数が市場予想以上に改善したことや、米
ISM非製造業総合景況指数が堅調だったことを受けて、年末までの利上げ観測が高まり、利回り資産であ
る高配当銘柄やリートは売りが優勢となりました。7日に発表された9月の非農業部門雇用者数は市場予
想を下回り、失業率もやや悪化しました。
【欧州】
欧州リート市場は下落しました。住宅ローン担保証券問題について、ドイツ銀行と米当局との合意が
近いとの報道を受け市場の懸念は後退しましたが、英国のメイ首相がEU(欧州連合)離脱に向けた交渉
を来年3月までに開始する方針を打ち出したことや、ECB(欧州中央銀行)がQE(量的緩和)期間終了
前に購入資産を減額する可能性が報道されたことが重石となり、リートセクターに売りが広がりました。
【豪州】
豪州リート市場は下落しました。ドイツ銀行と米当局の合意報道や、OPEC(石油輸出国機構)の減産
合意を受けた資源価格上昇を背景に、株式市場は堅調な展開となりました。一方で、RBA(豪州準備銀
行)の政策金利は市場予想通り据え置かれ、追加利下げについては言及されなかったこともあり、長期
金利が上昇する中で、豪州リートは売りが優勢となりました。
【アジア】
アジアリート市場は下落しました。週初にはドイツ銀行の住宅ローン担保証券問題に対する懸念から
様子見の姿勢が広がりましたが、シンガポールでは9月の製造業購買担当者指数が景気判断の分かれ目で
ある50を上回ったこと等を好感し、株式市場は上昇しました。一方で、世界的な金利上昇や、シンガ
ポールの2016年7-9月期の民間住宅価格指数(速報値)が前期比1.5%低下したことなどを背景に、リー
ト市場は軟調な動きとなりました。
トピックス
■
シンガポールの住宅市場(シンガポール)
シンガポールの都市再開発庁が10月3日に発表した2016年7-9月期の民間住宅価格指数(速報値)は
前期比1.5%の低下となりました。同指数は過去12四半期連続のマイナスとなります。シンガポールは海
外から優秀な人材を積極的に受け入れることで経済成長を遂げてきましたが、外国人居住者数の増加や
投機資金の流入が国内の住宅価格を押し上げたため、国民の不満が高まりました。そのため、シンガ
ポール政府は2009年以降、2軒目の住宅ローンの頭金引き上げや、購入から短期間のうちに転売された
物件に印紙税を課すなど、不動産価格の抑制措置を導入してきました。9月にシンガポール金融管理庁は
不動産抑制措置を当分緩和しないと発表していますが、今回の統計を受けて判断が変わるのか、関係者
の関心が集まっています。
※巻末のご注意事項等を必ずご確認ください。※上記は過去の実績であり、将来の市場動向を保証するものではありません。
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各国・地域別グラフ(2016/7/7~2016/10/7)
《日本》
(ポイント)
440
※各国および地域のリート指数、為替の使用
データについては、P.1「マーケットデータ」の
注記をご参照ください。
日本リート指数
410
380
350
7/7
《米国》
(ポイント)
1,350
8/7
9/7
10/7
(月/日)
(円)
米国リート指数
116
1,250
109
1,150
102
1,050
95
7/7
8/7
9/7
《欧州(除く英国)》
(ポイント)
1,280
7/7
10/7
(月/日)
135
1,170
125
1,060
115
950
7/7
8/7
9/7
10/7
8/7
9/7
10/7
(月/日)
(円)
欧州リート指数
米ドル/円
ユーロ/円
105
7/7
(月/日)
8/7
9/7
10/7
(月/日)
《英国》
(ポイント)
89
(円)
英国リート指数
170
81
155
73
140
65
英ポンド/円
125
7/7
8/7
9/7
10/7
(月/日)
7/7
8/7
9/7
10/7
(月/日)
(出所:S&P、BloombergのデータをもとにアセットマネジメントOne作成)
※巻末のご注意事項等を必ずご確認ください。※上記は過去の実績であり、将来の市場動向を保証するものではありません。
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《豪州》
(ポイント)
750
(円)
豪州リート指数
88
700
83
650
78
600
豪ドル/円
73
7/7
8/7
9/7
10/7
《シンガポール》
(ポイント)
540
7/7
(月/日)
(円)
シンガポールリート指数
88
500
83
460
78
420
8/7
9/7
10/7
(月/日)
シンガポールドル/円
73
7/7
《香港》
(ポイント)
650
8/7
9/7
10/7
7/7
(月/日)
(円)
香港リート指数
14.9
600
14.1
550
13.3
500
12.5
7/7
8/7
9/7
10/7
(月/日)
7/7
8/7
9/7
10/7
(月/日)
香港ドル/円
8/7
9/7
10/7
(月/日)
(出所:S&P、BloombergのデータをもとにアセットマネジメントOne作成)
【各指数の著作権等】
■Standard & Poor’s®並びにS&P®は、スタンダード&プアーズ・ファイナンシャル・サービシーズLLC(以下「S&P」)の
登録商標です。Dow Jones®は、ダウ・ジョーンズ・トレードマーク・ホールディングズLLC(以下「ダウ・ジョーンズ」)の
登録商標です。これらはS&P ダウ・ジョーンズ・インデックスLLCに対して使用許諾が与えられており、アセットマネジメント
One株式会社に対しては特定の目的のために使用するサブライセンスが与えられています。S&P 先進国 REITインデックス(円
換算ベース、配当込み、為替ヘッジなし)、S&P 各国・地域 REIT インデックス(現地通貨ベース、配当込み、為替ヘッジな
し)はS&P ダウ・ジョーンズ・インデックスLLCが所有しており、アセットマネジメントOne株式会社に対して使用許諾が与え
られています。S&P ダウ・ジョーンズ・インデックスLLC、ダウ・ジョーンズ、S&Pおよびその関連会社は、アセットマネジメ
ントOne株式会社の商品を支持、推奨、販売、販売促進するものではなく、また投資適合性についていかなる表明をするもので
はありません。
※巻末のご注意事項等を必ずご確認ください。※上記は過去の実績であり、将来の市場動向を保証するものではありません。
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リート・ウィークリーレポート
投資信託に係るリスクと費用およびご注意事項
【投資信託に係るリスクと費用】
● 投資信託に係るリスクについて
投資信託は、株式、債券および不動産投資信託証券(リート)などの値動きのある有価証券等(外貨建資産には為替リ
スクもあります。)に投資をしますので、市場環境、組入有価証券の発行者に係る信用状況等の変化により基準価額は
変動します。このため、購入金額について元本保証および利回り保証のいずれもありません。
● 投資信託に係る費用について
[ご投資いただくお客さまには以下の費用をご負担いただきます。]
■お客さまが直接的に負担する費用
購入時手数料 :上限4.104%(税込)
信託財産留保額:上限0.5%
公社債投信およびグリーン公社債投信の換金時手数料:取得年月日により、1万口につき上限108円(税込)
その他の投資信託の換金時手数料:ありません
■お客さまが信託財産で間接的に負担する費用
運用管理費用(信託報酬):上限 年率2.6824%(税込)
※ 上記は基本的な料率の状況を示したものであり、成功報酬制を採用するファンドについては、成功報酬額の加算
によってご負担いただく費用が上記の上限を超過する場合があります。成功報酬額は基準価額の水準等により変
動するため、あらかじめ上限の額等を示すことができません。
■その他費用・手数料
上記以外に保有期間等に応じてご負担いただく費用があります。投資信託説明書(交付目論見書)等でご確認ください。
※上記に記載しているリスクや費用項目につきましては、一般的な投資信託を想定しております。
費用の料率につきましては、アセットマネジメントOne株式会社が運用するすべての投資信託のうち、徴収するそれぞれ
の費用における最高の料率を記載しております。
※税法が改正された場合等には、税込手数料等が変更となることがあります。
【ご注意事項】
●当資料は、アセットマネジメントOne株式会社が作成したものです。
●当資料は、情報提供を目的とするものであり、投資家に対する投資勧誘を目的とするものではありません。
●当資料は、アセットマネジメントOne株式会社が信頼できると判断したデータにより作成しておりますが、その内容の完
全性、正確性について、同社が保証するものではありません。また掲載データは過去の実績であり、将来の運用成果を保
証するものではありません。
●当資料における内容は作成時点のものであり、今後予告なく変更される場合があります。
●投資信託は、
1.預金等や保険契約ではありません。また、預金保険機構および保険契約者保護機構の保護の対象ではありません。加
えて、証券会社を通して購入していない場合には投資者保護基金の対象ではありません。
2.購入金額について元本保証および利回り保証のいずれもありません。
3.投資した資産の価値が減少して購入金額を下回る場合がありますが、これによる損失は購入者が負担することとなり
ます。
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