☆循環器内科からのお知らせ☆
平成27年11月に循環器内科の安本均医師が赴任されて以降、準備をしておりましたカテーテル・
アブレーションを平成28年2月に2例実施することができました。
このカテーテル・アブレーションは、不整脈の代表的な治療方法で、不整脈を起こす原因となって
いる異常な電気興奮の発生箇所を焼き切る治療法です。
不整脈でも治療の対象となるのは、脈が速くなる頻脈性不整脈のうちの房室回帰性頻拍(WPW 症候群)、
房室結節リエントリー性頻拍、心房細動、心房粗動、心房頻拍、頻発性心室期外収縮、心室頻拍です。
事前の検査で兆しがあった場合は、医師の判断で入院していただいて、治療を行う事となります。
まだ、開始したばかりではありますが、この治療法は患者様にとっては、開胸手術する必要がなく
身体への負担が軽い事と、手術が成功すれば長きに渡って薬を飲み続けなくていい事もあり、患者様の
生活の質向上に大きな利点がありますので、ご心配やご不安のある方は是非、循環器内科外来を受診
して下さい。
カテーテルアブレーション（カテーテル心筋焼灼術）