4K/HDR とスチュワートスクリーン 最近のデジタルカメラや 4K テレビでは

4K/HDR とスチュワートスクリーン
最近のデジタルカメラや 4K テレビでは HDR(ハイダイナミックレンジ)が使われるようになり、
より鮮やかで広色域の再現性が求められるようになりました。HDMI2.0 から HDR を再現
するための BT.2020 規格が対応しており、
いよいよ 4K/HDR の BD ディスクが登場する今、
スクリーンが 4K/HDR に対応している事がとても重要になってきます。
4K/BD ディスクを始め、4K/BD レコーダー、4K プロジェクターが HDR に対応してくると
スクリーンにも 4K/HDR 対応が求められます。スチュワートはメーカーの試作機を評価
するために使われたり、ポストプロダクションや IMAX 4K シアターなど業務用において
4K/HDR 評価用スクリーンとして使われています。
現行テレビ放送 BT.709
4K/HDR BD ディスク BT.2020
左図 BT.709 において緑(G)
の色温度は黄色に近く、
BT.2020 に比べると限られ
た範囲で再現しています。
また赤(R)も黄色に近い為
BT.2020 では広い範囲の緑
と赤の色再現が可能です。
アナログ放送や CRT プロジェクターの時から色の三原色(RGB)と中間色(YCM)は変わり
ませんが、青以外の緑・赤・シアン・黄・マゼンタで表現できる範囲が大きく広がりま
した。これにより白飛びしやすかった映像も白つぶれせずに表現できたり、暗部の階調
性が高まり、コントラストが大幅に上がった映像を再現することができます。
スチュワートは映画産業においてポストプロダクションや評価用として使われるスク
リーンですので、上記図の色がプロジェクターで再現できているかという投射テストに
使われます。フィルム時代から培ったノウハウをデジタル映像にも取り入れ、常に業界
をリードするスチュワートはハリウッドのみならずホームシネマの主役と言えます。
固定・電動・カーブ・サウンドスクリーンなど全てお客様のニーズに合わせた受注生産
品ですので、スクリーンや視聴環境についてお気軽にお問合せください。
マルチフォニック・サウンド株式会社
〒173-0037 東京都板橋区小茂根 2-29-14
TEL 03-5965-3555・FAX 03-5926-9717
スチュワートの基本設計 D65
映画産業で長年使われているスチュワートは全てのスクリーンを検査する時に、D65 を
基準値としています。6500K(晴天の太陽光)を光源とするランプを投射してスクリーン
上の数値を測り、D65 が得られるものだけを合格として製造・出荷しています。なぜ
D65 がフィルムとデジタルシネマ、
そしてホームシネマで重要なのかを次に説明します。
色の再現性を定める BT.709(1080p)や HDR の BT.2020(4Kx2K)においても色の中心である
白は 6500K と定めています。6500K の白色を投射した時に、この数値が得られないスク
リーンを使った場合はプロジェクター側で色温度を調整しなくてはなりません。
仮に A 社のスクリーンが低い X 軸で 6500K の光を反射したり
B 社のスクリーンが高い Y 軸で投射光を反射した場合は、
”D65”でスクリーン面に反射できるようにプロジェクター
のガンマ補正などを調整しなくてはなりません。その結果
本来右図のように投射可能な色範囲がずれてしまい、再現
B
Stewart
A
できる色域の範囲が限られてしまいます。
プロジェクターの解像度や色域が広がってもスクリーンで再現できないようでは高額
なプロジェクターやスクリーンへの投資が無駄になってしまいます。そのため設置工事
ごとに、そして時間の経過ごとにカリブレーションを行う業務用の世界では常に D65 が
得られるスクリーンを選びます。特にポストプロダクションや映画視聴室においては
完璧なカリブレーションが求められる為、信頼されているスチュワートが選ばれます。
国内外には様々なスクリーンがありますが、映画製作の現場から視聴室、映画館、そし
て著名人のホームシアターに至るまでスチュワートは愛用されています。映画監督が
意図した映画を投射できるスクリーンをお求めならスチュワートをご検討ください。
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