朝日町立朝日小学校 H27年度学校だより 平成27年 6月22日発行 №11 交通少年団入団式 17日(水)の放課後、通学班の班長さん達に体育館に集 まってもらい、朝日町交通少年団の入団式を行いました。こ れは、毎年この時期に朝日町役場の総務課に主催していただ き実施しているもので、通学班の班長さん達に、登下校はも とより普段の自転車の乗り方や、地域での挨拶の仕方等に至 るまで、下級生のよきお手本となるよう、自覚を持ってもら うことを目的としています。 はじめに、交通少年団運営委員長である野呂徹さんよりご挨拶をいただいた後、来賓として出席して いただいた栗田朝日町長、片山満徳四日市北地区交通安全協会会長より祝辞をいただきました。どの方 のお話からも、小学校の子ども達がとても大切に思われていること、班長さん達がリーダーとして期待 されていることが伺われました。 私からは班長さん達へ、次のような話をさせてもらいました。 交通少年団に入団された児童の皆さん。皆さんには,各地区の通学班班長として,この少年団に入って もらいました。皆さんは,上級生として下級生と一緒に安全に登校し,また,地域においても安全に生 活していく上でのリーダーとしての活躍が期待されています。 校長先生は,毎朝校門付近で登校してきたみなさんに「おはようございます」と挨拶をしていますが, 4月当初には,歩きなれない1年生を気遣って,小股でゆっくりと歩いてくれたり,こけてすねている 1年生の代わりにランドセルを背負ってくれたりしている班長さんの姿をよく見かけました。入学して 間もない1年生にとって,そんなみなさんは,この上なく頼もしい存在であっただろうと思います。 もう一点,校長先生が1年と2ヶ月間挨拶に立っていてわかってきたことがあります。それは,班長さ んが校長先生の目を見て,はきはきと「おはようございます」の挨拶をしてくれる班は,班員の子たち も自分から挨拶をできる子がものすごく多いということです。きっと,そんな班長さんは校長先生だけ でなく登校途中で出会う地域の方々へも気持ちの良い挨拶ができているのだと思います。みなさんが望 むと望まないに関わらず,班員のみんなは,そんな班長さんの姿を後ろからじっと見て,お手本にして いるのでしょう。 皆さんは,班長として,そしてリーダーとして,下級生の良き手本であってほしいと思います。ここに 集まっている皆さんこそが,安全に気を配って整然と歩く班の姿や,近所の人・お世話になっている方 に,きちんと挨拶ができる班の雰囲気を作っているのだということを忘れないでほしいと思います。 その後、四日市北警察署の職員の方から交通安全に関わってのDVDを見せていただきましたが、DV Dを見ている時は勿論のこと、式全体を通して、非常に真剣で、ほとんど私語もない子ども達の姿が印 象的でした。この気持ちを一年間持ち続け、交通安全のよお手本として頑張ってほしいと思います。 6年 陶芸教室 19日(金) 、四日市工業高校の黒川克美先生をゲストティーチ ャーにお迎えして、6年生が陶芸作品作りに取り組みました。 朝日小では毎年、たくさんの地域の方々や、その道の専門家の 方に教育活動に関わっていただいています。昨年度この紙面で取 り上げさせていただいた毛筆指導でお世話になっている書家の森 先生や、5年生の米づくり体験、1年生にむかし遊びを教えに来 てくださる見守り隊のみなさん、JA女性部の方々による3年生 のみそ作り体験等です。 この陶芸教室も、四日市工業高校で陶芸を教えておられる黒川 先生が朝日町に居を構えられたのを機に、学校側から是非にとお 願いして以来、ほぼ毎年、10年以上にわたってボランティアを 引き受けていただき、6年生の指導に携わってくださっています。特に、ここ数年は、この時期に社会 科の歴史学習と関連させた埴輪・土器づくりを指導していただき、2学期には3学期に行うお家の方と の「ありがとう会食」で使うための湯のみ(コップ)づくりも指導していただくという、年2回の制作 に関わっていただいています。 (更に言えば、黒川先生には昨年度PTAから創立140周年を記念して 陶芸窯を寄贈いただいた際に、市価よりずいぶん安く購入できるようにお骨折りいただいたり、設置に あたっては電気関係の設計もしていただいたりと、何から何までお世話になりました) 陶芸教室では、学年の人数が多いため、まず4階ホールで6年生全員に対して作り方の説明や気を付 ける点について説明していただき、その後、各教室に戻って実際に作品を作りました。黒川先生には、 各クラスを回りながら、個別に指導していただきました。 子ども達は、低学年以来の粘土の感触を楽しみ(?)ながら、集中して制作に取り組み、個性豊かな 埴輪や土器が出来上がりました。この後は、作品を数週間乾燥させた後、いよいよ新しく設置していた だいた窯も使って焼き上げることになります。160人を超える子ども達の作品も2台の窯を使うこと で、随分作業も楽になると思います。陶芸窯をご寄付いただき、本当にありがとうございました。ここ に、改めて感謝の意を表したいと思います。 昨年寄贈いただいた新しい陶芸窯
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