5 月 8 日（火）、高 3 学年ミサが行われました。
木寅神父様によるお話の内容を、以下に記します。
皆さんは、この連休をいかがお過ごしになりましたか。皆さんが受験準備で辛い思いをしている時に、
私だけがいい目をみてよいものかと多少躊躇しましたが、365 日、真面目に一生懸命働いているので、ごほ
うびをもらってもよいと自分に言い聞かせ、旅を実現してきました。
ところで皆さんは、これから受験に臨みますが、合格するためには、目的意識をもつことです。合格そ
のものを目的とするのではなく、充実感を味わうとか、ひとつ上の目的、人のためになるような大きな目
的をもつことが大切です。
例えば、私が旅行した五島列島では、隠れキリシタンを探してまわったフランス人宣教師の心意気みた
いなものです。彼らは手漕ぎの舟で、まるで木の葉にゆられながら、魂の救いのために五島列島に渡った
のです。
何かの目的をもっている、誰かのためである―そのようなとき、たいへん大きな力が出るんです。み
なさんも目的をもって、いましばらく当面の試練を乗り切ってください。

相模原市立上溝中学校 保健だより№19 平成 27年3月2日発行 一年間

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