夏に気をつけたい感染症病気一覧&プールと予防 夏に気をつけたい感染

夏に気をつけたい感染症病気一覧&プールと予防
H27年7月№4
暑い夏は、体調を崩しやすく、いろいろなびょうきが流行しやすい
時期です。プールを介しての病気もありますので、注意しましょう。
プール当日のチェックも忘れずに
病名
主な症状
プール
(咽頭結膜
炎)
ヘルパンギ
はやり目
(流行性角
ーナ
結膜炎)
・39℃前後の高熱が4~5日続く
・目やに、目の充血がある
・咳が出て、喉が赤く腫れて痛む
・頭痛、吐き気、腹痛、下痢を
伴うこともある
・39℃前後の高熱
・喉に小さな赤い水疱ができ、
喉が痛むため食欲が落ちる
・水分補給を嫌がり、脱水症
状を起こす事もある。
・目が充血し、芽が開けられないほど腫れ涙が出る。
・まぶたの裏に、小さなぶつぶつができる
・炎症が結膜だけでなく、角膜まで及ぶ
・耳前リンパ節が腫れて熱が出ることもある
手足口病
とびひ
(伝染性膿痂疹)
・38℃前後の発熱がほとんどで発熱しない場合もある。
・手のひら、足底、足の甲、指の間に周囲が赤くて真中が白
いだ円形で米粒大の水疱ができる。肘、ひざ、尻にも出現
する。痛みやかゆみを感じることがある
・口の中に水疱ができる、かいようになると水がしみて痛み
が強くなる
・湿疹や、虫刺されの後をかくことで米
粒大の透明な水疱ができ、次第に膿を
持ってかゆくなる
・水疱の膜が破れると、中の菌を含んだ
唾液が飛び散り広がる
対処法
プールに入れる条件・注意事項
・タオルの共有は避け、感染者の使ったタオルなどは、熱
湯消毒した後洗濯する
・水分補給は十分にし、口当たりの良い食べ物を与える
主症状が消えてから、2日経過する
までは出席停止
・のどの痛みが強いため、熱いものや冷たすぎるもの酸味
のあるもの、塩見のきついものなど刺激の強いものは避
ける
・痛みが激しいときは、噛まずに飲み込める食べ物にする
・しっかりと水分補給をする
・目を触らせないように注意し、石けんで
しっかり手を洗う
・目に触れる物の共有は避け、感染者が
触ったものは石鹸で洗ったり、消毒し
たりする
熱がなく普通に食事ができ、元気が
あればOK
・薄味で口当たりの良いため物を与える
・食後はぬるま湯のお茶を飲ませて、口の
中をきれいにする
・しっかりと水分補給をする
水いぼ(伝染性
軟属腫)
・かさぶたができていて、皮膚が乾燥しているか、汁が出
ている部分をガーゼなどで覆うことができれば登園可
能
・爪は短く切る
・感染者とタオルなどは共有は避ける
・水遊びの後は、シャワー洗浄や抗生剤を塗る等の配慮が
必要
・1~2㎜程の、ぶつぶつができる(真ん中にへこみがあり、 ・放っておくと体中に広がるので、一つ
固くてつやがあり、皮膚と同色)しばらくすると3~4㎜
でも水イボを見つけたら医師の診断を
になる
受ける
・痛みはないがかゆみを伴うこともある
・タオルやビート版等の共有は避けプー
・わきの下、わき腹、足の付け根なおど、皮膚と皮膚がこす
ルの後はよく身体を洗い流す
り合うところによくでき、体中に広がる
結膜炎の炎症が消失し、医師が周囲
への感染がなくなったと判断するま
では出席停止
熱がなく、普通に食事ができ、元気
であればプールはOK
かさぶたができていればプールに入
ってOK
つぶれてしまっている時は、プール
は避ける(プールでの感染は無い)