地球の歴史

地球の歴史
1.地質年代区分(ちしつねんだい・くぶん)
地質年代区分
先カンブリア時代
期間
46億年前
1年になおすと
元旦
NO.1
古生代
~
~
中生代
5.42億年前
(11月16日)
~2.51億年前
~(12月15日)
新生代
~6500万年前
~現在
~(12月26日)
~(12月31日)
2.先カンブリア時代(せんかんぶりあ・じだい)
[46億年前~5.42億年前]
a.元旦に、地球が誕生し、1月5日に月が分離する。2月17日頃に原始海洋で生命の素が出現する。
b.6月初めにかけて、細菌などが出現する。6月から11月中ごろにかけて、藍藻(ラン藻)が繁栄して酸素の濃度が大きくなる。また、大陸も形成される。
(25億年前~20億年前頃からシアノバクテリアが繁栄して酸素を放出していく、そして大気中の酸素が多くなってくる)
c.ロディニア超大陸の形成→分裂。
[大陸は、衝突により大きな大陸(超大陸)になり、その後は、再び分裂していく]
d.7億年前頃には、地球は全球凍結(ぜんきゅうとうけつ)[地球全体が、氷におおわれる]
。
e.その後、多細胞生物(たさいぼうせいぶつ)が出現。エディアカラ生物群(せいぶつぐん)の出現。
(食う・食われるという関係がなかったので、体の表面には、硬い殻などでおおわれていることはなかったと考えられている。)
3.古生代(こせいだい)
[5.42億年前~2億5100年前]
a.11月16日から、カンブリア爆発(海の無セキツイ動物が爆発的に出現)とよばれる多様な(たような)生物が出現する。
b.11月26日には生物が上陸していく。
c.古生代は、6つの紀(カンブリア紀・オルドビス紀・シルル紀・デボン紀・石炭紀・ペルム紀)で表される。
紀
カンブリア紀
植物界
ラン藻・藻類など
動物界
海の無セキツイ動物の
全部門(ぜんぶもん)が
オルドビス紀
シルル紀
デボン紀
石炭紀
ペルム紀(二畳紀)
プシロフィトンなど
シダ植物・種子植物
シダ植物の大森林
カッチュウ魚などの魚類の出現と繁栄
両生類出現と繁栄
フズリナの進化と繁栄
オウムガイ・三葉虫・筆石などが繁栄
昆虫類の大形化
ハ虫類の出現
生命の生存できる環境
セキツイ動物の出現
陸上動物の出現
石炭層の形成
ユーラメリカ大陸とゴンド
が広がる。この環境の
オゾン層の形成
(イクチオステガ)
ゴンドアナ大陸・
ワナ大陸が衝突し、パンゲ
ローレンシア大陸
ア大陸へ。紀末に 95%以上
出現。
[すべて出現]
おもなイベント
広がりから、カンブリ
陸上植物の出現
ア爆発がおこる。
の生物種が絶滅。P-T 境界
*地球46億年を1年で表すと、46億年を365日で割ると、1日は1260万年。1時間は52万5千年。1分は8752年。1秒は146年になる。*
*P-T境界[古生代ペルム紀(Permian)から中生代トリアス紀(Triassic)にかけて起こった生物界の大絶滅(ぜつめつ)
]
4.中生代(ちゅうせいだい)[2億5100年前~6500万年前]
NO.2
a.12月15日から26日にかけて恐竜の時代となる。そして、恐竜は12月26日に絶滅していく。
b.中生代は、3つの紀(トリアス紀・ジュラ紀・白亜紀)で表される。
紀
トリアス紀(三畳紀)
ジュラ紀
白亜紀
植物界
ニルソニア・ネオカラミーテスのソテツ・トクサ類、裸子植物(らししょくぶつ)などが繁栄する。
また、被子植物(ひししょくぶつ)が出現する。
動物界
アンモナイトの繁栄
恐竜の出現 有袋類(ゆうたいるい)*カンガルー*
恐竜の繁栄と絶滅、ホ乳類の進化、鳥類の出現。
始祖鳥(しそちょう)の出現
おもなイベント
パンゲア超大陸、平原化、砂漠化。気温
パンゲア大陸がローレンシア大陸と
小惑星の衝突→地球環境の大変化。ジュラ紀から白亜紀
上昇、酸素の濃度が減少。
ゴンドアナ大陸に分かれ始める。
の境目に大きな絶滅などはなく、白亜紀も長期にわたり
ジュラ紀は現在より高温多湿で、動物・植物
温暖(おんだん)で湿潤(しつじゅん)な気候が続いた。
はともに種類が増え、大型化していった。
K-T境界の大絶滅
*K-T境界[中生代白亜紀(ドイツ語・Kreide 、英語・Cretaceous)から新生代第三紀(Tertiary)にかけて起こった生物界の大絶滅(ぜつめつ)
]
5.新生代(しんせいだい)
[6500万年前~]
a.12月26日午後8時13分からホ乳類の時代となる。
b.新生代第四紀・更新世(こうしんせい)は12月31日午後7時4分からで、最後の完新世(かんしんせい)午後11時58分39秒にあたる。
大晦日(おおみそか)夜7時に人類の祖先が誕生。
c.午前零時3分前にネアンデルタール人が絶滅する。西暦2000年は最後の13.7秒にあたる。
d.新生代は、3つの紀(古第三紀・新第三紀・第四紀)で表される。
紀
古第三紀
新第三紀
第四紀
植物界
被子植物の繁栄
草木類が平原に広がる
動物界
ホ乳類の繁栄
生物界はより現代に近づく。草食の大形のホ乳類が繁栄。 人類の出現と進化
ヒトの祖先誕生。
おもなイベント
アフリカ、南アメリカ、南極大陸は分離。ヨ
アフリカがユーラシア大陸と繋がったことで両大陸間の拡
ヒマラヤ山脈上昇、寒冷化、氷床発達。
ーロッパと北アメリカはまだ陸続き。イン
散。インド大陸衝突。孤立している南アメリカとオースト
氷期と間氷期の繰り返し。大規模な氷河。
ドは巨大な島。
ラリアは、異なった動物界。日本海となる地溝帯が細長い
日本海が拡がり、弓状の日本列島となる。
海となり島(古日本列島)が誕生。
*古第三紀(曉新世・始新世・漸新世)
、新第三紀(中新世・鮮新世)
、第四紀(更新世・完新世)にわけられる。最後は、第四紀完新世である。
問題1.地質年代区分を覚えよう
地質年代区分
NO.3
先カンブリア時代
古生代
中生代
新生代
期間
1年になおすと
問題2.先カンブリア時代・古生代・中生代・新生代の生物を覚えよう
地質年代区分
先カンブリア時代
古生代
中生代
新生代
植物界
動物界
問題3.古生代の6つの紀を覚えよう
古生代前期
紀の名称
イベント
問題4.中生代の3つの紀を覚えよう
紀の名称
イベント
問題5.新生代の3つの紀を覚えよう
紀の名称
イベント
古生代中期
古生代後期
問題5.化石を覚えよう(古生代の化石)
1.
(
)
NO.4
2.
(
)
3.
(
)
4.(
)
問題6.化石を覚えよう(中生代の化石)
1.
(
)
2.(
)
3.
(
)
4.(
)
問題5.化石を覚えよう(新生代の化石)
1.
(
)
2.
(
)
3.
(
)
4.(
)