第1章 改訂版の発行に寄せて、もくじ 7882kb(548KBytes)

(改
訂 版)
クリーン作戦(豊頃小学校)
浜っ子まつり(大津小学校)
中桐万里子(二宮家7代目)氏講演
豊頃中学校道徳〈報徳〉の授業
豊
頃
町
教
育
委
員
会
豊
頃
町
教
育
研
究
所
〈 目
次 〉
改訂版の発行によせて
豊頃町教育委員会 教育長 菅
二宮金次郎像の調査・研究
○調査・研究計画
○音 更 町~東士幌小学校、下士幌小学校、マツダ樹生園ふれあい通り
昭和小学校、駒場小学校、下音更小学校、旧然別小学校跡
○士 幌 町~上居辺小学校、遊水公園、鈴木洋一様方
原
裕
一
P1
P2
P5
○上士幌町~上士幌小学校
○鹿 追 町~旧北鹿追小学校跡、瓜幕小学校
○新 得 町~旧上佐幌小学校跡、旧佐幌小学校跡、新得山新八十八ケ所御水堂
○清 水 町~旧下人舞小学校跡、旧羽帯小学校跡、旧上羽帯小学校跡
○芽 室 町~旧北伏古小学校跡、旧明正小学校跡、上美生小学校跡、
旧西士狩小学校跡、旧祥栄小学校跡、旧美生小学校跡
芽室小学校跡、旧栄小学校跡
○更 別 村~JAさらべつ本所
○大 樹 町~大樹町資料館、旧石坂小学校跡
○広 尾 町~豊似小学校
P7
P7
P8
P9
P10
○幕 別 町~十勝ヒルズ、古舞小学校、旧南勢小学校跡、途別小学校跡
幕別小学校、旧相川小学校跡
○池 田 町~旧大森小学校跡、旧青山小学校跡、池田小学校
○豊 頃 町~二宮構造改善センター、える夢館、豊頃中学校、旧茂岩小学校跡
豊頃小学校、旧統内小学校跡、教育委員会教育長室
○浦 幌 町~旧留真小学校跡、旧活平小学校跡、上浦幌中学校、
旧上浦幌小学校跡、旧十勝小学校跡
○本 別 町~仙美里小学校、本別中央小学校、旧下美里別小学校跡、
○帯 広 市~川西小学校、広野小学校、八千代中学校、明星小学校、
P16
P14
P14
P15
P18
P19
P23
P25
P26
旧桜木小学校跡、旧富士小学校跡、旧上帯広中学校跡、大正小学校跡、
旧上帯広小学校跡、帯広小学校、帯広第一中学校
二宮尊徳像の調査・研究
○豊 頃 町~二宮報徳館、役場前、える夢館内・図書館
P31
二宮尊親像の調査・研究
○豊 頃 町~二宮構造改善センター、教育委員会教育長室、大津小学校、図書館 P33
二宮金次郎・尊徳・尊親像の調査・研究データ一覧
P35
二宮金次郎像の調査・研究データの分析・考察
P39
調 査 ・研 究 を終 えて
豊頃町教育研究所
生涯学習部長
永
井
祥
次
改訂版の発行によせて
豊頃町教育委員会
教育長
菅
原
裕
一
東日本は、昨年3月11日、東北地方を中心に地震と津波による未曽有の大震災に見舞わ
れました。死者と行方不明の方を合わせた数は、現時点で19,000人以上にものぼって
います。そして、忌まわしい地震とその直後の津波の映像は、国内はもとより世界中の人々
を震撼させました。
あの日から、およそ1年が経過しました。当初は遅々として進んでいないように思われた
被災地の復旧や復興は、今や目を見張る勢いで進展しています。
豊頃町は、明治30年に二宮尊親一行が現在の二宮地区に入植し、二宮尊徳の「報徳のお
しえ」に基づいて原野の開墾や村づくりが進められた町です。二宮尊親が、相馬藩で「相馬
仕法」を遂行すべく興復社を興し、
「報徳のおしえ」を実践していた当時の相馬藩は、現在の
福島県相馬市・南相馬市・浪江町・双葉町・大熊町などに当たり、正しく福島第一原発事故
の放射能汚染地区と重なっています。
町民の方の中には縁の地を相馬に持つ方もおられることから、本町ではいち早く町をあげ
て被災地への救援に当たりました。今後は、一日も早く復旧や復興がなされることを祈念し
たいと思っています。
さて、昨年度、教育委員会と教育研究所は、「十勝管内における二宮金次郎像の調査研究」
を発刊いたしました。いただいた反響は、概ね高い評価のものが多かったように思いますが、
中には調査の不足や不備に関わる指摘などもあり、その指摘は今回改訂することの要因にな
りました。現実には、多くの人々の記憶や心の中に金次郎像は明瞭に残ってはいるものの、
像に関わる資料などは少なく、さらに収集となると困難さが伴いました。
しかし、
「報徳のおしえ」に基づく様々な人々や団体による実践は、本町の開拓のみならず
広く日本の多くの困窮する地域や農民の救済(自立)に大きな功績を残すとともに、人々の
生き方(精神的な支え)などにも影響を与えたことを考えると、そのことに関わる記録を調
査研究して蓄積することには意義があると考え、改訂版の発行に取組むことになりました。
長期にわたる経済的な不況、政治の停滞、混迷する社会情勢、不安定な国際情勢等々、時
代はあたかも全国に二宮金次郎像が建立された昭和10年代と似たような状況を帯びている
ようにも感じられます。金次郎像の建立はともかくと
して、現在の時代や社会が求める「報徳」の出番が
必要だと思われます。本書が、その一助となること
があれば幸いだと思います。
平成24年
3月
豊頃町教育研究所生涯学習部
二宮金次郎像の調査・研究計画
1 はじめに
十勝管内における金次郎像の調査・研究は、二宮尊徳の血を引く孫の尊親が、
「報徳のお
しえ」を実践しながら、興復社(開拓団)を率いて本町の原野を開墾し、今の町の礎を築
いたことを縁として、町や教委が「町づくり」
「人づくり」を進めていることに鑑み、管内
における二宮金次郎像の実態を調査・研究し、今後の「報徳のおしえ」を基盤とする教育
などを推進する上での参考資料とすることを目的として行うものである。
2 趣 旨
本調査・研究は、十勝管内の二宮金次郎像の現状や建立の由来等を把握し、
「報徳のおし
え」を基盤として「町づくり」や「人づくり」を進める本町の教育を、より充実させて推
進するための参考資料とすることを趣旨とする。
3 基本方針
○像の調査・研究の対象は十勝管内とし、できる限り現地・現物調査を行うことを基本と
して調査・研究を行う。
○調査・研究した内容をまとめて記録にとどめ、保存と活用に努めるとともに、必要に応
じて関係機関などに配付し、現状の理解と活用を図っていただく。
○管内各市町村・教委にも協力を依頼し、金次郎像に関わる情報などの収集に努める。
(管
内各市町村教委には、調査・研究結果を報告・送付する)
○建立や寄贈に関わる由来・縁等も、差し支えない範囲で可能な限り調査・研究する。
4 調査・研究の累積・保存
○現状を記録するために冊子やデータとして保存し、そのために必要な情報を整理する。
○管内各市町村などから得た情報などを基に、像の現物を調査・研究する。
5 調査・研究計画(当初の2年計画を、平成23年度までの3年計画に変更)
○平成21年度 管内金次郎像の概要の調査、情報の収集
・管内各市町村への情報提供依頼
・収集した情報の整理、集約
○平成22年度 現地・現物の調査・研究とデータ集約・分類・分析・考察
・ 5月 ~ 9月
・10月 ~12月
・ 1月 ~ 3月
現地・現物の調査・研究とデータ集積・集約
データの分類・分析・考察
調査・研究のまとめと記録化・保存化
調査・研究のまとめを関係機関等へ配付・送付
○平成23年度 金次郎像に関わる文献などを追調査し、出来るだけ像の詳細なデータの
収集し改訂版を発行する
・ 6月 ~10月
現地・現物の調査・資料の収集 など
・11月 ~ 1月
データの分類・分析・考察 など
・ 1月 ~ 3月
調査・研究の記録化・改訂版の発行と関係機関等へ配付・送付
6 その他
○配付先・製本体裁・データ保存方法等は、別途計画する。
「十勝管内における二宮金次郎像の調査・研究」改訂版の発行について
去
春
教育推進員 永 井 祥 次
年
植
1 改訂版発行の趣旨
の
え
昨年度発刊した「十勝管内における二宮金次郎像の調査・研究」の内容を、新たな資料
三
実
咲
て
お
や情報を収集・調査・研究・分析・考察した内容を付加して充実させ、報徳に関わる学習
吉
は
く
秋
の
や実践のための資料とする。また、関係機関などにも配付し、報徳に関わる啓発の資料と
野
今
花
の
が
して活用を促す。
の
年
や
み
子
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花
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の
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2 データの保存と製本
宮
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恵
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苦
○データとしての保存(製本した内容を、全てデータとして保存)
盛
と
紅
を
む
を
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尊
・昨年度版
「十勝管内における二宮金次郎像の調査・研究」の中に、追加して保存する。
り
な
葉
願
心
運
楽
田
徳
また、改訂版の内容のデータを10枚程度、新規に作成して保存しておく
は
り
の
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を
ぶ
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の
の
・NIEに1枚寄贈して、活用を促す
か
に
さ
身
法
親
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草
道
○製本関係
ぎ
け
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は
と
の
さ
は
・内容
り 表紙、巻頭言、目次、調査・研究計画、調査・研究の内容、調査・研究のデ
り
ざ
せ
な
く
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歌
あ ータ一覧、調査・研究のデータの分析・考察、後書き
ま
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く
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3 発行部数と配付先
の
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〈配付先〉
羽
よ
経
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心
あ
の
か
管内各教育委員会教育長(18)
、帯広市立図書館(2)
音 、苫小牧市立図書館(2)
く
る
ず
次
ら
実
は
豊頃町立図書館(3)
、町理事者(3)
に 、教育委員(5)
見 、社会教育委
と 、町議会議員(9)
と
第
し
り
る
員(10)
は
れ 、とかち報
も
て 、町内各学校(3部×3=9)
で
を 、報徳のおしえ推進会議委員(10)
来
心
徳を学ぶ会(15)
、士幌町鈴木氏(1)
、牛首別報徳会(3)
、十
ば
安
も
ま
る 、江別市藤倉氏(1)
は
勝毎日新聞(1)
、報徳館
き 、教育研究所(10)
道
た
年 、北海道新聞(1)
い
目 、教委保存分(21)
米
(3)
〈発行部数〉
楽
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で、文化協会(3)
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心 130部
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4 製本体裁
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・役場の印刷機を用いて、カラー印刷(昨年度版発刊後に、カラーでとの意見あり)
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