9月23日演習解答 [1] 平方して −1 となるような「数」の一つを i で表わす

9月23日演習解答
[1]
平方して −1 となるような「数」の一つを i で表わす.
[2]
(x + iy)2 = (x2 − y 2 ) + i 2xy なので,z 2 = i の実部,虚部を比較して x2 − y 2 = 0, 2xy = 1 を得る.こ
こで,x2 − y 2 = (x − y)(x + y) なので,x − y = 0 または x + y = 0.
√
(a) x − y = 0 の場合,2xy = 1 と併せて 2x2 = 1 を得る.これから,x = ±1/ 2.したがって,(x, y) =
√
√
√
√
(1/ 2, 1/ 2), (−1/ 2, −1/ 2).
(b) x + y = 0 の場合,2xy = 1 と併せて −2x2 = 1 を得る.しかし,x は実数なので,2x2 ≥ 0.したがっ
て,x + y = 0, 2xy = 1 をみたす実数の組 (x, y) は存在しない.
√
√
√
√
以上のことから,(x, y) = (1/ 2, 1/ 2), (−1/ 2, −1/ 2).
実数の連続性から,実数 x ≥ 0 に対して y 2 = x となるような実数 y ≥ 0 が唯一つ存在することが従う.
√
√
√ √
このとき,y = x と表わす.さらに,実数 a, b ≥ 0 に対して ab = a b が成立する.しかし,ここで
√
√
√ √
の計算では i の意味が明らかでないし,公式 ab = a b の適用範囲を逸脱している.
√
補足.複素函数論では,z ∈ C に対して w2 = z となる w ∈ C をまとめて z で表わす.したがって,
√
√
√
√
0 = 0 であるが,z ̸= 0 なら z は 2 価である.例えば, i = ±(1 + i)/ 2.
[3]
t3 − 1 = (t − 1)(t2 + t + 1).さらに,二次方程式 t2 + t + 1 = 0 の解は t = (−1 ±
√
ここで,ω = (−1 + 3i)/2 とおけば,
√
√
( −1 + √3i )2
−2 − 2 3i
−1 − 3i
2
=
=
ω =
2
4
2
√
3i)/2 で与えられる.
さらに,(t − ω)(t − ω 2 ) = t2 + t + 1 の両辺に t = 1 を代入して,(1 − ω)(1 − ω 2 ) = 3 を得る.
別証.ω を t2 + t + 1 = 0 の解の一つとする.このとき,ω 3 = 1 なので,(ω 2 )2 + ω 2 + 1 = ω 2 + ω + 1 = 0.
さらに,ω ̸= 0, 1 なので,ω 2 ̸= ω .したがって,二次方程式 t2 + t + 1 = 0 の解は ω, ω 2 によって与えら
れる.
[4]
2001 = 3 × 23 × 29
[5]
198 = 2 × 32 × 11, 504 = 23 × 32 × 7 なので,
最大公約数 = 2 × 32 = 18, 最小公倍数 = 23 × 32 × 7 × 11 = 5544