2015 年 7 月 22 日 間ノ岳、北岳の二座連続登山報告

2015 年 7 月 22 日 間ノ岳、北岳の二座連続登山報告
2015 年 7 月 26 日
3E 梅内功
昨年の間ノ岳は強風と霧雨交じりのガスに見舞われ悔しい思いをしたので、今年は天気の
いい時をねらって行こうと準備をして構えていた。
梅雨明けの 20 日天気予報を見ていたところ 21 日、22 日は晴れ、23 日から下り坂の予報。
いまがチャンスとばかりに 21 日急きょ出発することにした。
21 日は北岳山荘泊、22 日に間ノ岳、北岳を歩く計画です。
予想通り快晴で 360 度のパノラマに恵まれ、22 日朝から第 3 の高峰 間ノ岳(3190m)と第 2
の高峰北岳(3193m)を一挙に歩いたので素晴らしい写真と合わせてその報告をします。
7 月 21 日 朝 家を出発してこの日は北岳山荘泊まで。
14:00 広河原の登山口を出発。
15:35 大樺沢経由二俣分岐点着。山頂はガスがかかっているが空は明るい。
八本歯コル側へ入る。一部残雪の上を歩き、急な梯子登りで八本歯コルへ。
16:30 八本歯コル分岐点着。北岳山荘トラバースコースへむかう。途中 夕日を受けて雲
海に浮かぶ富士を見ながらお花畑を歩いて山荘へ向かう。
保護のため柵で囲われたキタダケソウはすでに枯れていた。なかに 1、2 輪の咲き
残っていた花を眺める。
18:00 北岳山荘に到着。宿泊手続き(素泊まり 5,800 円)をして、荷物の整理、寝床の確認
をして、ワンカップ熱燗(500 円)で疲れをいやした。昨年来た時この山荘では熱燗を
出してくれることを知って楽しみにしていた。
携帯が通ずるので自宅への連絡などして少し落ち着くとさらにもう一杯飲みたくなり
ワンカップ熱燗 2 本目を開ける。
20 時消灯に合わせて床に入る。満杯に近い混雑だが、一人スペースがゆったりして
いて快適だ。連休明けですいていると思ったが、団体グループを含め年輩の男女が
多いことどこの山も同様だ。
7 月 22 日 今日は間ノ岳、北岳を回って下山。
昨夜から夜中強風の音が響いていたため天候が気になって朝を迎えた。
5:00
間ノ岳を目指して山荘を出発。心配した天候は強風だが快晴だ。
360 度の見晴らしだ。富士山も雲海に浮かんでいる。最高の天気だ。
中白根を経由して間ノ岳へ向かう。まわりの山容景観写真を撮りながら進む。
北岳の山容が素晴らしい。何回も北岳に登って見た間ノ岳。その間ノ岳側から見る
北岳は初めてで、この素晴らしさに大感動です。雲海に浮かぶ富士も最高だ。
途中であった人に聞けば、天候がいいとの予報で 20 日に急きょ出発して来たと言
う。私と同じ計画決行だ。
6:20
間ノ岳山頂着。だだっ広い平坦な山頂。360 度のパノラマでの景観を思う存分楽しむ。
6:45
下山開始。
7:50
北岳山荘に帰着、往復 3 時間の工程。少し休憩をして北岳への準備をする。
(30 分休憩)
8:20
北岳に向かって北岳山荘を出発。
9:20
北岳山頂着。まだ快晴に恵まれて最高です。木曽駒方面、北アルプス方面は雲が
かかっているが一部の山々の様子が見えた。
9:30
山頂での写真もたくさん撮って下山する。下山途中 肩の小屋でバイトをしている
2 人の若い女性と一緒になった。1、2 ヶ月の仕事をやっているという山好きな女性
たちだ。仕事の合間に登って来たという。
途中「早いのでお先にどうぞ」と言われ「年では負けないが速さでは負けるよ」と返し
たが先を歩く羽目になった。
10:00 肩の小屋着。そのまま下山。周りの山にも北岳にもガスがかかり始める。
13:00 広河原登山口着。下山途中小雨に打たれながら二俣経由で広河原へ。
間ノ岳、北岳の両山頂共に快晴に恵まれ最高の登山でした。
今日は朝から第 2、3 の高峰 北岳、間ノ岳を歩いて 8 時間。下山した時は足がガタガタ
でした。甲府へ戻る途中南アルプス市営温泉(日帰り温泉 700 円)で汗を流して帰宅。
以下に素晴らしい写真を紹介します。
(翌日 23 日、24 日は、足の筋肉痛がひどくスムーズに歩けない。25 日少し楽になる。)
朝日を受ける北岳 (間ノ岳側から)
雲海に浮かぶ富士 (中白根より)
後方は甲斐駒、蓼科、八ヶ岳
農取岳と農取小屋 (間ノ岳山頂より)
3000m の稜線に並ぶ中白根、間ノ岳、農取 (北岳山頂より)