中小企業の社長さんに定年なし!好青年はお金に注意報? 《万年好青年

24号
万代くんとつばさくんの
“ロダン・タイムズ”
十人十色特集
近くの水は『昔の甘さ』 遠くの水は『十人十味』
中小企業の社長さんに定年なし!好青年はお金に注意報?
《万年好青年の社長さん、仕事とお金、どう決めますか?》
(その1) これから70歳になる社長さん (60歳代編)
この4月から、年金の制度改革に関する報道をよく見かけます。
離婚時の年金分割制度ばかりがクローズアップされていますが、中小企業
万代くん の役員には、報道されていない重要問題もあるんですよ。
これから70才になる方は、『老齢厚生年金の支給額』が70才になった
後も調整されます。(全部又は一部が支給停止)
なお、今年の4月1日時点で70才以上の方には同制度は適用されません。
厚生年金加入者のA社長さんどうします?
老齢厚生年金の支給停止の
仕組みは、社会保険労務士か
年金相談センターに聞いてね。
私は、67才です。
A社長
しばらくは、後継者が決まっていない状態で会社を退職する
ことはむずかしいが、せめて年金の掛金分くらいはもらいたい
確かに、会社を取るか、年金を取るか選択は難しいですね。
せめて、退職金がもらえば、役員報酬は少なくても会社のために
万代くん 働けると思います。
でも、実質的に会社経営をしながら退職金をもらっては、法人
では役員退職慰労金が否認されてしまう可能性があります。
大変むずかしい問題ですね。
まずは、社会保険事務所にて『年金の見込み金額』を調べて
みることをお勧めします。
(その2) これからは、年金対策を考えた『会社の形態や経営』をする時代に
はっきり書けないのが残念ですが、A社長さんには
運良く打開策がありそうです。
つばさくん 会社の経営が何十年も続くと、十人十色の法人となります。
今後は損益ばかりで会社の評価をせずに、資産で会社の評価をすることが
大切かもしれません。
なお、資産が良すぎる会社は、これまた問題点も山積してまいります。
好青年の社長さんは、自分の置かれている状況をわきまえながら、
厚生年金をしっかりもらえるように事業継承対策をお考えください。
まさか事業継承に年金対策が必要になるとは・・・・
切実かつ大切な問題だと思います。
(その3) 50才代の経営者は、今何をすべきでしょうか。
事業継承はぼんやりと考えながらも
日頃の改善点、将来の不安なをことがないかをお考えください。
つばさくん
特に右肩下がりの業種の方は、良くお考えください。
会社経営の『最大の抵抗勢力』はいったい何か。
過去の良かったことは忘れて、冷静な判断と対応をしないと・・
右肩下がり業種の方こそ 社長の力量が試されます。
いっしょにロダンする・・・、税理士法人も十人十色です。
万代つばさグループ代表
発行者 八百板 誠
( 税理士法人 万代つばさ 代表社員税理士 ) ( 八百板誠行政書士事務所 ) 事 務 所
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