うれしい知らせ 先日朝の散歩の途中に、突然携帯が

うれしい知らせ
H27.7.27
第186号
先日朝の散歩の途中に、突然携帯が鳴った。出ると懐かしい声。新採で千葉
県にいたときの教え子で、今は市立船
橋高校男子バスケットボール部の近藤
義行監督からであった。
今は京都インターハイに向けて一番
忙しいときのはず、それなのに何かあ
ったのかと驚いた。日々忙しい彼なの
で、普段から連絡はできるだけメール
と決めている。メールであれば、彼の
時間のある都合のよいときに見れば済
むからである。
そんな彼からの電話だったので、驚
いて直ぐに出た。内容は出町中学校の
女子バスケットボール部が、北信越大
会に出場することのお祝いメッセージ
であった。自分のチームがインターハ
イで忙しいときに、わざわざ電話をく
れるところが彼らしい。いい男である。
インターハイ出場への寄付金を些少
だが送っておいたら、いつものように
市船タオルが送られて来た。彼に「私
は少しでも市船のファンを増やそう
と、タオルは自分が使ったことが無く周りにプレゼントしている」と話したら、
早速いつも以上に市船タオルを送ってくれた。本当にうれしい。
「いつもありがとう。インターハイがんばれよ!いつも、応援しているよ」
と電話口で伝える。「がんばります!」と決意を含んだ男の声。ああー、こん
な声が全国で通用するチームを作り上げる男の声なんだと思った。教え子とは
名ばかりで、いつも教えられているのは未熟な私なんだと思う 。「ありがと
う!」と言って電話を切る。
いつも通りの日常が待っている。そう思った矢先に、またまた彼から電話。
一瞬「えっ!」どうしたんだい?と思った。彼が「先生、大事なことを伝える
のを忘れました。先生、明日発売される月刊バスケットボールに、僕のインタ
ビュー記事が載ります。大浦先生のことも話しましたので、是非読んで下さい」
との再びの電話であった。
本当にありがたい男である。教員になったばかりの頃も千葉の新聞に、「私
のバスケットとの出会いは、大浦先生との出会いから…」と話した記事も送っ
てくれたことを思い出した。ありがたい。
私は直ぐに書店に買いに走ったのであるが、やはり東京都での発売との時差
があり先ほど本屋さんから届いた。
そこには、『
「 指導者である前に教員でありたい』。全てにおいて“心を籠め
て”」とあった。いい指導者、いい教員になったなあーと思う。感謝!
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