最新データから見たゴルフ界の現状とGMACからの提案「20 歳代後半がカギ」 年間 3 回開催されることとなった「日本ゴルフサミット会議」の本年第 2 回目の会合が、7 月 21 日に開催 された。今回の会議では、 「ゴルフ市場活性化委員会」 (GMAC)からの『ゴルフ界の現状分析と「GMAC」か らの提案』と題して、 「ゴルフ普及」活動のターゲット年齢層を何処に絞り込めば一番効率が良いかの提案を 行った。 1.ゴルフ場入場者数の現状と問題点 直近の 5 年間(東日本大震災発生の平成 23 年を除く)のゴルフ場入場者数は、8,800 万人~8,700 万人 前後で推移しており、急激な減少状況にはなっていないが、全入場者数に「70 歳以上者」の占める割合が 年々上昇して、平成 26 年度では 17%強となっている。 全入場者数が横ばい状態で推移しているため、70 歳未満の入場者数が 5 年間で約 600 万人も減少してい る。 2.「ゴルフ普及活動のターゲット」年齢層⇒「20 歳代後半」とした根拠 【下図参照】 *運動量や身体的負荷の低いスポーツ(ゴルフ・登山ハイキング等)は、20 歳代後半の参加人口数が鍵。 *「ゴルフの参加人口」は、10 歳代に比較して 20 歳代で 3 倍に増加する。 *20 歳代へのゴルフ普及は、短期間で収益源となる。⇒一致団結した普及活動が可能。
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