物流業 業界におけ ける「ラス ストワンマ マイル」と と今後の課 課題

機
機関会員の皆
皆様へ
(株)経営ソフ
フトリサー
ーチ
J
JRS ニュー
ース Vol-8
84 2015/
/10
物流業
業界におけ
ける「ラス
ストワンマ
マイル」と
と今後の課
課題
高齢
齢化や消費
費者の購買行
行動の変化
化を受けて、
、インター
ーネット通販
販の急拡大
大(※)
が進む
む中、物流業
業界では、商品を消費者
商
者に届ける
るまでの最後の数 km
m を意味す
する「ラ
ストワ
ワンマイル」
」の輸送効
効率向上への
の取り組み
みが活発化している。
(※)
)平成 26 年度の日本国
年
国内のBtoC
C(消費者向
向け電子商取
取引)市場
場規模は 12.8
8 兆円
(前年
年比 14.6%
%増)まで拡
拡大し、宅配
配便の取扱個
個数も 26 年度まで直近
年
近 5 年間で約
約 15%
増と、
、大きな伸びを示している。
国土
土交通省は
は、宅配便サ
サービスの
の今後の持続
続的継続可
可能性を検討
討するため
め、宅
配便大
大手 3 社(日本郵便、ヤマト運輸
輸、佐川急
急便)に対し
し、「宅配
配便の再配達
達」の
調査を
を初めて行っ
った。その
の結果、受取
取人不在で
で再配達とな
なるケース が全体の 19.6%
に上る
ることが判明
明した。
また、
、その社会
会的損失とし
して、トラ
ラックドライ
イバー数の
の約1割にの
のぼる年間
間約 9
万人に
に相当する労
労働力が再
再配達に費や
やされ、再
再配達の発生
生による C
CO2 の排出
出増に
ついて
ても、営業用
用トラックの年間排出
出量の1%
%に相当する
る約 42 万 トン/年の
の CO2
が発生
生しているこ
ことを明ら
らかにした。
。(※「宅
宅配の再配達
達の削減に向
向けた受取方
方法の
多様化の促進等に
に関する検討
討会」(27/
/9)による)
再配
配達の削減に
に向けた具
具体策として
ては、①消
消費者(受取
取人)と宅
宅配業者・通
通販事
業者と
との間のコミュニケー
ーション強化
化(配達日
日時の再確認
認、変更の
の容易化等)
)、②
コンビ
ビニ等での受
受取り際の
の更なる利便
便性の向上
上、③宅配ボ
ボックスの
の整備促進等
等が挙
げられ
れている。
また
た、最近のオ
オムニチャネルによる
る販売拡大
大等に伴い、
、既存の宅
宅配便では満
満たし
きれな
ないニーズに
に対応して
て、物流業界
界にも様々
々な変化が起
起きている
る。
宅配
配便によらな
ない自社配
配送網の構築
築に動く通
通販会社や電
電子商取引
引(EC)に
に特化
した物
物流会社が出
出てくる一
一方で、小売
売の店頭に
における荷物
物の受け渡
渡しなど、新
新しい
動きも
も出てきてい
いる。
ヨド
ドバシカメラでは、物
物流センタ ーの拡張と
と並行し、都内に複数
数の小型物
物流拠
点を整
整備し、ヨドバシの社
社員が小回 りの利く小
小型のバイクなどで直
直接商品を
を運び、
再配達
達の要望があ
あった時も
も迅速に対応
応できる、社内配送体
体制を構築
築した。
物流
流業界においても、ト
トラックド ライバーを
を含め現場を支える労
労働力が確
確保でき
なくな
なってきている。宅配
配における 再配達のロ
ロスによる社会的損失
失の削減、また人
手不足
足を解消す
するための更
更なる効率
率的な輸送・
・配送システムの構築
築が大きな課題と
なって
ている。
※J
JRS経営情
情報の中から、次のコン テンツを参考
考にしてくだ
ださい。
○
○
○
○
○
○
多
多頻度小口配
配送
・ ・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・ ・(2015-04
477)
3
3PL/4P
PL/LLP
Pの違いとは
は?・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(2015-0480)
競
競合他社は物
物流にいくら
らかけている
467)
るのか?・・・・・・・・・・・ ・(2015-04
物
物流KPIで
で見える化を
を図る・・ ・・・・・・・・・・・・・・・ ・(2015-04
496)
物
物流で発生す
するコストに
にはどのよ うなものがあるのか?・・・・・ ・(2015-04
464)
通
通販で買った
た1万円の化
化粧品にはこ
かかっている
る・(2015-04
468)
これだけの物流費がか
(
)内は情
情報番号です
なお
お、お客様に
にコンテンツ
ツを提供され
れる場合には
は、最初のペ
ページに「サ
サンプル」と表示
してください。ま
またお探しの
の情報が不明
明な場合はご
ご連絡くださ
さい。(☎01220-89-0240)
)