看護科 6週間の実習を通して、受け持たせていただ いた患者さんから、たくさんのことを学びまし た。3年生は症例の一つをまとめ、1,2年生 に向けて発表しました。 『「患者」を看護すること』と題して、術後の リハビリを行う患者さんの心理状態の変化につ いての学びをまとめました。 「共感して終わりで はないこと」「患者さんに寄り添うこと」、患者 さんが持つ不安や苦痛を緩和するために、話を 傾聴し、表情や態度を含めて気持ちを理解する ことが大切であると思いました。 國井 優子さん 『術後の退院に向けた看護』と題して、退 院後の生活に対する不安を少しでも軽減する ような関わり、ADL に合わせた看護の重要性 について学びをまとめました。周手術期にお ける患者さんをしっかり観察し、患者さんの 変化に“気づく”ことが大切です。また、患 者さんの年齢や社会的役割といった背景も考 え、安心して退院を迎えられるように関わっ ていくことが大切だと思いました。 1,2年生から、たくさんの質問や感想が 出ました。それだけ真剣に発表を聞いてくれ たのだと思います。来年、再来年の実習で、 「患者さんのための看護」を実践してほしい と思います。 難波 知里さん
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