2015年10月5日 中小企業両立支援助成金 育休復帰

くちきデイリーニュース
〒973-8411
2015 年 10 月 5 日(月)
福島県いわき市小島町2-9-15
株式会社朽木会計事務所
TEL 0246-27-3631 FAX 0246-26-4234
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中小企業両立支援助成金
[email protected]
②事業主は労働者の育児休業の取得・復帰
支援に関するマニュアルや規定を作成する
社内報等で労働者に知らせます。
③産休・育休支援面談(休業前)
育休取得・職場復帰を支援する助成金
対象労働者が出たら面接シートを使い
2015 年 2 月より中小企業両立支援助成金
「妊娠報告後面談」と「休業 2 ヶ月前面談」
の 1 つに「育休復帰支援プランコース」が
を行います。前者では出産予定日や妊娠期
新しくできました。育児休業を取得し、職
間中の就労時の配慮事項、業務引き継ぎ等
場復帰する人と職場環境の業務見直し等を
を話します。後者では、職場復帰後の就業
支援します。育児休業者が初めての人でも、
イメージ等を話し合います。
2 人目以降の人でもよく、育休復帰プラン
④対象労働者の育休復帰支援プランの策定
ナーの支援を受けて育休復帰支援プランを
休業中の業務を滞りなく行うための体制
策定すればよいなど、申請の要件も他の両
作り、復帰後の時間制約のある状態での働
立支援の助成金と比べても難しくはありま
き方等を策定し産後休業開始日までに社員
せん。1事業主につき 1 回限りの受給です。
に知らせ、業務引き継ぎを終了します。
育休復帰支援プランコース
申請手順
育休復帰プランナーとは育休支援プラン
の作成および、プランに基づく措置の実施
を支援します。厚労省が委託する事業者が
委嘱した者で、社会保険労務士や中小企業
支給申請
休業取得時申請は育休(産後休業終了後
引き続き育休を取る人は産後休業)を開始
した日から 3 ヶ月経過する日の翌日より 2
ヶ月以内に、復帰時申請は育休終了日の翌
診断士の資格を有する者等が委嘱されてい
日から起算して 6 ヶ月を経過する日の翌日
ます。
から 2 ヶ月以内です。
①プランナーの申し込み
厚労省のHPからできます。受け付け後
育休取得時 30
受託事業者からプランナーが派遣されます。
万円、職場復帰
企業を訪問しアドバイスをします。
時 30 万円の 2
ア、育休復帰支援プランの策定の支援
回で支給されま
イ、対象社員の取り扱いに関する事
す
ウ、育休復帰を円滑にする業務改善指導
エ、助成金手続きに関するアドバイス
等を無料で受けられます。
補足と解説
育休復帰支援プランコース
までに、育休復帰支援プランの作成及び同プラン
(2)育休復帰支援プランとは 育休復帰プラン
に 基づく業務の整理、引き継ぎなどを行う必要
ナーの支援により事業主が作成する、雇用する被
があります。 このため、面談は、育児休業(産
保険者の育児休 業の取得及び職場復帰を円滑に
後休業の終了後引き続き育児休業をする場合に
するための措置を定めたプランをいいます。なお、
は、産後休業)を開始する日のおおむね2か月前
育休復帰支援プランには、少なくとも次のすべて
に実施することが望ましいことと しています。
の措置を盛り込んでください。 ・育児休業取得
なお、面談結果は記録して保存して下さい。 面
予定者の円滑な育児休業取得のための措置とし
談の際には、「育休復帰支援プラン」策定マニュ
て、育児休業取得予 定者の業務の整理、引き継
アルの「産休・育休復帰支援 面談シート」を御
ぎに関する措置 ・育児休業取得者の職場復帰支
活用下さい。 - -(5)育休復帰プランナーとは
援のための措置として、育児休業取得者の育児休
育休復帰支援プランの作成及びプランに基づく
業 中の職場に関する情報及び資料の提供に関す
措置の実施を支援する雇用管理に 関する業務に
る措置 育休復帰支援プランの作成の際には、
「育
ついて知識を有する者であって、厚生労働省が委
休復帰支援プラン」策定マニュアルを御活用くだ
託する事業者が委嘱 する者または厚生労働省が
さい
認める者をいいます。 育休復帰プランナーの支
http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/buny
援を受ける場合、次のホームページをご参照下さ
a/0000067027.html
い。 http://iku-pla.pasona.co.jp/ (6)育児休業
(3)育休復帰支援プランにより、労働者の円滑
とは 代替要員確保コースの解説(4)
(P11)を
な育児休業の取得及び職場 復帰を支援する措置
参照して下さい。 (7)産後休業とは 代替要員
を実施する旨の規定例と労働者への周知 以下を
確保コースの解説(6)(P12)を参照して下さ
参考にして、育児休業制度利用マニュアルや育児
い。 (8)育児・介護休業法第2条第1号に規
休業に関する規程などに 規定し、社内報などに
定する育児休業の制度及び育児の ための短時間
より労働者に周知して下さい。 (規定例:育休
勤務制度 次のホームページをご参照下さい。
復帰支援プランによる支援) 会社は、育児休業
http://www.mhlw.go.jp/bunya/koyoukintou/pam
の取得を希望する従業員に対して、円滑な育児休
phlet/02.html または、都道府県労働局雇用均等
業の取得及び 職場復帰を支援するために、当該
室にお問い合わせ下さい。 (9)一般事業主行
従業員ごとに育休復帰支援プランを作成し、同プ
動計画とは 次のホームページをご参照下さい。
ランに基づく措置を実施する。なお、同プランに
又は、都道府県労働局雇用均等室にお問い合わせ
基づく措置は、業務の整理・引き 継ぎに係る支
下さい。
援、育児休業中の職場に関する情報及び資料の提
3 受給できる額 1企業当たり1回限り:30 万円
供を含むものとし、 育児休業を取得する従業員
厚労省 HP より抜粋
との面談により把握したニーズに合わせて定め、
娠の事実を把握後の面談 とは 育児休業取得予
コメント 両立支援助成金の中でも、昨年
度末にできた助成金で申請しやすい助成金
です。対象者が発生しそうであれば利用さ
定者が育児休業(産後休業の終了後引き続き育児
れるとよいですね。
これを 実施する。
(4)育児休業取得予定者またはその配偶者の妊
休業をする場合 には、産後休業)を開始する日