専門基礎分野 人体の構造と機能 生 理 学 実 習 単位数:1単位(45時間) 学年・学期:第1学年・前期/後期 ◆一般目標(GIO) 生体の持つ様々な機能や構造について講義で学んだことを実際に自らの手で体験、 学習し、合わせて実験機器の扱い方の基礎知識も身につける。 ◆到達目標(SBOs) 1.心臓の自動性について説明できる。 2.興奮伝導系について説明できる。 3.脊髄反射について説明できる。 4.交叉性伸展反射説明できる。 5.空間的促通について説明できる。 6.神経筋接合部について説明できる。 7.局所麻酔薬について説明できる。 8.大脳の働きについて説明できる。 9.三半規管の働きについて説明できる。 10.全身麻酔薬について説明できる。 11.反回抑制について説明できる。 12.ライジングテストについて説明できる。 13.感覚点について説明できる。 14.二点閾値について説明できる。 15.順応について説明できる。 16.同事態比について説明できる。 17.盲点について説明できる。 18.瞳孔反射について説明できる。 チェック ◆学習方法 プリント、実習用講義、教科書、実際の実習 ◆評価方法 出席、実習態度、レポート、実習試験 ◆教科書 臨床検査学講座 『生理学』 佐藤 健次・北村 清吉 著 ◆参考書 『生理学実習書』 日本生理学会 編著 南江堂 医歯薬出版(株) 生 理 学 実 習 回数 項 目 講 義 内 容 1 序論 基本的な動物の取扱方、注意事項 心臓の自動性 興奮伝導系と結紮し、末梢への興奮伝導 のブロックと下位自動能の発現を考え させる。 脊髄反射 皮膚刺激により生ずる多シナプス反射の 刺激量と反射時間を考えさせる。 神経・筋 神経上に薬物をしみこませた脱脂綿を おき、中枢端、末梢端を電気刺激させ、 筋肉収縮の有無より伝導を考えさせる。 実習内講義 上記3つの実習の重要点のまとめ、 さらに共通点も理解させる。 中枢(破壊) 大脳除去によるカエルの行動を自動性、 三叉反射、網膜反射等で、正常ガエルと 比較させる。 中枢(麻酔、刺激) 薬物による中枢麻酔、薬物による中枢 刺激をマウスの行動より考える。 ランディングテスト カゼ薬の中にふくまれている鎮痛剤の 鎮痛作用を薬物濃度を変えて測定する。 実習内講義 上記3つの実習の重要点のまとめ 感覚(皮膚) 皮膚の圧点、触点、痛点、温点、冷点の 数を測定する。 感覚(眼) 盲点、対比、残像を体験する。 実習内講義・テスト 上記2つの実習の重要点のまとめ。 テストにより学生の理解度を確認する。 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24
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