翻訳型バイリンガル育成のための「構造論英文法」とは一体… 岩下先生へのインタビュー続編をお送りします。 -----------------------------(Part2) イ「小学生からでなく、中学生からでも英語を話したり翻訳したりできる力は、構造論英文法で身 に付けることはできるのですか?」 岩「結果からいうと、できます」 イ「おお 結果論ということは、バイリンガルを育成された実績があるのですね」 岩「まずは岩下が生きる証明です (笑)」 イ「!!実験台は岩下先生ご自身とは…(笑)」 岩「僕の中 3 の時の英語偏差値 43 でした 」 イ「…なかなか、英語が嫌いになりそうな成績ですね… 」 岩「ですが、自ら構造論英文法を身に付けることにより、現在はネイティブの職員と英語で話をす る事にまったく問題を感じません 」 イ「自分で身につけたのですか?」 岩「はい。じつは構造論英文法の原理の基礎は、高校性のときに個別指導をしてくれたある女性 の先生が種を植え付けてくれたんです」 イ「素敵な先生と出会われたのですね。生きる証明があるのであれば、別に小さいころから英語 学習をしなくてもなんとかなるのですね」 岩「甘いです (笑)。どうしてなるべく早い時期からの英語学習がいいのかというと、私がいい例 です。中 3 から構造論英文法で学習し、大学生で英検 1 級の英語能力を取得するには生半可な 勉強時間ではありませんでした…。心の中にど根性ガエルが 100 匹くらいは必要です 」 イ「岩下先生・・・顔がゆがんでますよ(笑)」 岩「思い出すだけでもう繰り返したくない恐怖 ですな」 イ「岩下先生がそうおっしゃるレベルの勉強方法であれば…きっと誰しももができる方法ではあり ませんね」 岩「やるにしてもお勧めはしません。幼いころから英語学習を始めると時間軸が長くなるので、僕 の場合とは違い坂道が緩やかになります 」 イ「岩下先生の坂道は直角に近かったのでしょうね」 岩「 (苦笑)。中学生から挑戦したい人はちょっと坂道がきつくなりますが、ど根性ガエルを 3 匹 ほど心の中に入れておくと、必ず私たちが翻訳型バイリンガルまで導いていきます」 イ「ど根性ガエルは必ず必要なんですね」 岩「もちろんです 」 イ「それにしても、ど根性ガエルが 100 匹くらいの学習なら諦めて英語を捨ててしまいたい気にな ると思いますが、なぜそんなにも英語を勉強する気になったのですか」 岩「高校 2 年生の進路相談で『僕は英語ができないので、理系に進みます』と担任に言ったところ 『おまえは、あほか』と。理系に進学するなら数学と英語、文系に進学するにしても国語・社会と英 語。英語ができないとどっちにもいけないと言われました イ「たしかに、その通りですね」 」 岩「じゃぁ芸術大学を受験しますといったら『やっぱりおまえはあほだ』と。共通一次試験で英語が ないないわけなかろうと 」 イ「たしかに、おっしゃる通りですね(笑)」 岩「これは、人生をかけて英語を勉強しないとだめだと思ったので、先ほどお話しましたが構造論 英文法の種を植え付けてくれた女性の先生に泣きついたのです」 イ「高 2 からとは…なかなかに崖っぷちだったのですね 」 岩「そうです。三単現のSや be 動詞とかわからない状態からの、追い詰められた末の、ど根性ガ エルが 100 匹です 」 イ「たいへんに、お疲れ様でした (笑)」 イ「ちょっと脱線してしましましたが(笑)もう 1 点教えてください」 岩「今度は脱線しないように気をつけます (笑)」 イ「構造論英文法は母国語である日本語を翻訳するための手法ということですが、そもそも母国 語である日本語が不自由だとだめですよね 」 岩「そうですね。母国語である日本語での思考言語能力は非常に大切です。ですが、国語だけで なく、数学であれば理論展開の学習、理科や社会の広い一般知識、これらはすべて言語活動に 欠かせない ものです」 イ「翻訳型バイリンガルですものね」 岩「母国語の言語能力がやせ細っている状態では、そもそも何を話せばいいかという【話の内容】 がないんです 」 イ「日本語で上手に会話できないのに、英語でできるわけないですもんね 」 岩「そうです。なので、ぜひ、小学生・中学生のみなさんには、たくさん本を読み、理科や社会の知 識を広げ、算数・数学で理論思考能力を高めてもらいたいと思います 。そして、2020 年後半か らの日本社会においては"理系で英語が話せる”人材でなければいけないと思っています」 イ「それはなぜですか 」 -----------------------------(Part3 へ続く) 【おまけ!】岩下先生に気になることを聞いてみました! ■岩下先生の趣味は何ですか 艦船模型を作ること FF(ファイナルファンタジー | SQUARE ENIX)を楽しむこと イ「FF は予想外ですね~ (笑)」 ■今一番ほしいものは何ですか TALK ゼミナールに通う子どもに 5 教科全部 100 点の答案を見せてもらうこと イ「それは、生徒も保護者様も教師もみんなほしいものですね 」 岩「TALK ゼミナールに 5 科通っていただければ間違いですよね?」 イ「 はい、そのとおりです。がんばります(笑)」 ■勉強して楽しい分野は何ですか 1 量子力学 2 ファンクショナルブレインサイエンス 3 認知心理学 イ「今日の情報社会は量子力学あってのものですものね ■好きな歴史上の人物は誰ですか 1 イマヌエル・カント 2 山本七平 3 ルートヴィヒ・ウィトゲンシュタイン 」 イ「思想家が二人ランクインですね! 三批判書を発表した『認識論』のカントと天才哲学者と言 われた 『論理哲学論考』のウィトゲンシュタインですね」 岩「著書を読んだことありますか」 イ「著書でなく、解説本?ならありますね」 岩「『純粋理性批判』などはおすすめです 」 イ「山本七平さんは、最近よくお名前を耳 にしますね」 岩「たいへん素晴らしい方ですので、調べてみてください」
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