「2014年の人気サイト」投稿から独断と偏見によるオモシロ投稿紹介【alog (action log)】「出会った系」サイト．参加者の誰かと誰かが実際に出会ったときにエントリーが生まれるようなサービス．最初は偶然のすれ違いをキャプチャーするものだったが，そのうち出会うために人が動き始めて，街を歩くことがネットサーフィンという状況に．これによって広告モデルもネットワーキングも全てが様変わりして，その結果ビルが建つ．【click tax】  クリックされるたびに税金が支払われる仕組みを作った。【アドライフパートナー】  広告主と消費者の契約マッチングサイト。高性能のスパムフィルターやCMスキップ機能によって、ターゲットの消費者に広告を届けるのは困難な時代になろうとしています。そこで登場した新サービス。一生付き合える生命保険を選ぶように、あなたは自分の人生のパートナーとなる弊社のスポンサーエージェントとこのサイトで契約します。適切なスポンサーからの広告を届け、あなたの個人情報の提供を管理します。入学、資格取得、引越し、就職、結婚といった人生のイベントにあわせて情報を提供すると共に、多くの関連サービスが無料もしくは割引価格で提供されるのです。また、当社と契約いただくことで、ほとんどのブロードバンド放送で無料視聴が可能になります。まずはアドライフコンサルタントにご相談ください。【サーバーが見つかりません】  IEをウイルスのような物で改造し、エラーページを表示する際に自分のページにジャンプするようにした。ないようはないよぅ。【さむねいる】  検索サイト。検索語が含まれているページを検索するのではなくて、色々なページの記述を引っ張ってきて、検索語に関するページを自動生成してくれる。【トリセツ】  デジタルやAV機器の取扱説明書がオンラインで検索・閲覧できる。さらに、こんな使い方、あんな使い方したら便利だったと言うような投稿も受付ける。【ひみつの花園】  他人のどんな裏情報も集まり閲覧可能な「ちくりちゃんねる」。でも閲覧者は自分自身の掲載された情報にはアクセスできないのだ。そう、名簿業者と密告掲示板を最新のDBでIT化した存在なのである。そう、ここに集まる個人情報は整理され分析され、日本中の各種サービス、業者によって利用されているのだ。もう、だれでも、この情報なしで他人に対して仕事もプライベートも関係を成り立たせられなくなっているのだ。【ブラウザ履歴保存サービスサイト】  Webブラウザで見たページの履歴（ＵＲＬリスト、見た順番）をそのサイトへ自動で送る。もちろん、各ユーザはＩＤを持ってる。他人には履歴見えないよ。一度見たページはサーバ側で保存しておいてくれる。ユーザカスタマイズなarchive.orgって感じ。「今までに見たページ」内検索もできる。「この前見たページにのってたんだけど...」ってのも楽々探せる！プライバシーとかセキュリティとかいろいろとアレだけど、使いたいなあ。【会話型検索エンジン】  文字通りPCとの会話で検索ができる。微妙なニュアンスが伝えられて、またPCは過去の検索などを覚えていて「ほら、この前のあのページに似た感じよ」なんていう会話をしながらたどり着きたいページにたどり着ける。【今日のオメシモノ】  自分の着た服を記録できるサイト。毎日着た服を登録し、スケジューラあるいはダイアリーとあわせておくと、「そのトップスとパンツの組み合わせはここ一年で何回目です」「その組み合わせはXXさんと前回会ったときに来ていたものとまったく同じです注意！」などと、自分の服選びの傾向がわかり、毎日のコーディネートもスムース。スケジューラと連動しているので、好きなお店のバーゲン情報を拾ったり、逆にブランドサーチによってオークションの情報を拾えたり。自分でサイトをカスタマイズして、タレントと同じ服サーチができたりもする。【思い出日記】  私は人間の脳とインターネットの世界を繋ぐための手法をふと思いつきました。USBケーブルの端にフィンガーチョコレートの銀紙を繋ぎ、噛んでみるとあーら大変、目の前にはサイバースペースが広がっているではありませんか。片手には日付以外何も書かれていない日記、表紙には「思い出 2004年、日記」と書いてあります。今日の日付になにげなく「奥菜恵と結婚したかったなー」と書いてみました。するとあら不思議、目の前には恵さんがいるのですよ。ビックリして声を上げた瞬間に銀紙はぽろりと口から滑り落ち、私は現実世界へ引き戻されました。もう一度最初から脳とコンピューターを繋ぐ方法を私は偶然にも見つけたのです。試してみると手元にはまた「思い出日記」が。そうです。首にプラグを埋め込むことなく。銀紙を噛むと体中がしびれるのはこの発見のために在ったと言っても過言ではありません。私は幾度となくベータテストを自分自身で繰り返し、遂に脳内妄想具現化サイト「思い出日記」を作りあげました。これは日記に書いた内容が自分の記憶を上書きし、過去の出来事を好きなように編集してしまうことが出来る仕組みです。ここでなら下戸のハードボイルド作家北方健三もバーボンを飲める男になってしまいます。そうです、バーで飲みながら女を口説き一夜を過ごすこと、そんな素敵なことが健さんにも出来てしまうのです。サイト内にはジャンル別に分かれたカテゴリがあり、そこに日記の内容は保存されていきます。保存領域は当初5MBでしたが先見の明ある投資家の援助を受けてGoogleのデータストレージ技術を買収、あっという間に1GBまで無料に。サイトへは脳波認証により自動ログイン、日記の内容は自動的にRSSフィードされ、他人の日記も参照し、共有可能。過去に書いた日記の傾向からパーソナライズされた他人の日記がリコメンドされ、人気ランキングも絶好調、カリスマ日記ライターも祭り上げられる始末に。アフィリエイトを狙った提灯ライターの日記は容赦なく落書きされ人格崩壊、社会問題にまでなるようになりました。全ての日本人は過去を美化することに囚われ総引きこもり状態に、娯楽も要らなくなり都市部での犯罪激減。雨後のタケノコのごとく類似のサービスを立ちあげて猛追する競合を押しのけて生き残れたのも、私が発表に先駆け、フィンガーチョコの買い占めを行ったからだということが言えます。思えば最初の発想が良かったのです。銀紙を噛むと何故しびれるのか、電位差がどうこうではなく、その秘密を発明に活かした、そのアイディアが私の人生を変えたのです。アイディアはほんのささいな所に転がっているものです。【夫婦が共にそれぞれの道で成功するサイト】  夫婦がそれぞれ自分の得意分野をコアに情報発信し、お互いがお互いのサイトをライバル視し、切磋琢磨し合い、家庭内バトルと通じて成功していくその過程を日々の家族会議ログを通して垣間見ながら、その夫婦を応援又は傍観又は冷視又はツッコミながらロールプレイング（皆のどの意見を採用するかは受け手判断）を楽しめる、育て系サイトなどどうかなぁ【論点可視化Web】  あらゆるBlog、ニュースサイトのログから「論点」を抽出し、論争を自動整理してしまうASPサービス。どんな勢力がどのくらいリードしているのか分かるため、あらゆる議論が正しくエスカレートされ、あたかもスポーツのように楽しめるようになる。