ワークショップ進行シート 作成日: タイトル: 平等な命 2015 年 7 月 30 日 ~僕と君はなにが違うの~ ファシリテーター(グループ) : 国際情報大学 世界の現実チーム 1:本ワークショップの要旨 世界には様々な争い事があり、多くの命が奪われている。 では、日本に住む私たちにとって、それらの争いと繋がりがあるとしたら、どのようなものがあるのだろうか。 このワークショップでは、現在起こっている争いの具体例を挙げながら、命の価値とは何かを参加者と共に、紛争 地帯と自分の命を中心に考えていきたい。 2:本ワークショップの目的(目標、実現したいこと) 命は無条件に平等なのか、それとも平等ではないのか。平等ではないとしたら、命に差を生むのは何かを生徒と 共に考えたい。このWSをきっかけにして本当に命は平等なのかということを考えてほしい。 3:本トピックをとりあげる理由 自分の命に向き合ったことのない私たちが命に向き合うということはどういうことなのか、そのため にルワンダを通して命の重さ、価値とは何かを考えるようと思ったからである。 1 4:活動過程 過 程 (使用時間: 活動内容 (所要時間) 80 分 参加人数: 30人 具体的な発問・説明・ ) ねらい 動きなど 使用する教材 ・備品 予想される反 応.その他,注 意事項 導入 (15 分) アイスブレーキン 生徒たちの緊張 緊張の緩和 グ をほぐすための 場合によっては (5 分) 空気をつくる 照れがある可能 性があるが全体 の空気が和らぐ 温度計ゲーム 質問に対して、自分の 自分の考えを体 他の参加者に共 (10 分) 考えを温度計の目盛り を使うことで再 感や驚きを覚え を基準にして体で表し 認識する。他の参 る てもらう。 加者との考えの 違いに気付く。 展 開 :承 (30 分) ストーリー想像 写真をみてルワンダに 次のルワンダに 大洋紙 日本ではない国 ゲーム(10 分) 住んでいる人の生活を 関する話をする ペン を考えることに 想像してもらう。 前にルワンダに よって次のワー ついて想像して クに備える。 イメージを膨ら ませる。 発表(5 分) 他のグループと 多様な回答が期 の意見の違いを 待できる 感じる 休憩(5 分) ルワンダに関する ルワンダの地理、民族 実際のルワンダ スクリーン ルワンダについ お話(10 分) 対立、ジェノサイドを がどうやって現 プロジェクター ての知識を得る 含めた紛争の歴史的経 在に至ったかを 大洋紙 緯を知る。 参加者と一緒に 学ぶ。 2 発展 :転 ゲーム ルワンダの事例につい 命の価値を多角 他の参加者の反 (30 分) (15 分) て参加者と一緒にゲー 的に考えること 応を知る ム通じて考える。 で自分の意識に なかったかもし れないことに気 付く。参加者に命 の価値が平等か どうか疑問をも ってもらう。 グループワーク このゲームを通じて ゲームを通じて (10 分) どう感じたか・どう考 どう感じたかを えたかを話し合う。 整理してもらう。 発表 他の参加者の考 (5 分) えに触れること で様々な見方が あることを知る。 まとめ :結 まとめ ワークショップ内で出 今までやってき (5 分) た意見などを取り入れ たワークのねら つつ、ゲームにどうい いや自分たちの う意図があったか説明 ワークショップ する。 の目的をまとめ つつ話す。 3 多様な回答を 期待できる 5:会場のセッティング スクリーン 6:使用する教材 スクリーン・プロジェクター・ストップウォッチ・ペン・大洋紙 7:参考にした資料 レヴェリアン・ルラングァ(2006) 「ルワンダ大虐殺 世界で一番悲しい光景を見た青年の手記」株式会社普遊舎 フィリップ・ゴーレイヴィッチ(2003) 「ジェノサイドの丘 上・下 ルワンダ虐殺の隠された真実」 WAVE 出版 社 青木将幸(2013)「リラックスと集中を一瞬でつくる アイスブレイクベスト50」 絹川友梨(2002) 「インプロゲーム 身体表現の即興ワークショップ」 晩成書房 8:その他 4 ほんの森出版株式会社
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