ジョン・トーマス先生の特別講義 AKB Future Project 推進委員会 □ 日 時 平成26年9月~平成27年3月 計7回 □ 会 場 各教室 □ 生 徒 4回生、5回生(各1単位時間) □ 講 師 特別英語講師 Jon Thomas 氏 本校では、SGH事業の一環として、ビジネスや医学、法律英語に詳しく、大学講師や 通訳案内士等の肩書きをもつジョン・トーマス先生による特別講義を月に1回程度の割合 で実施しました。 内容は、食に関する状況や問題などを題材に取り 上げ、ペアワークでのコミュニケーション活動など を通して、英語力(特に対話力)を向上させようと するものです。 1回目の授業では、アメリカの学校での昼食(カ フェテリアで提供されたり、持参するもの)と日本 の小・中学校での給食を比較し、意見や考えを伝え 合 う 活 動 に 取 り 組 み ま し た 。 そ の ほ か に も 、「 食 と 環 境 問 題 」、「 増 加 す る 世 界 の 人 口 と 食 料 廃 棄 の 問 題」などを授業の中心テーマとして、学習活動を展開していました。 また、授業では生徒の状況を踏まえながら、コミ ュニケーション活動として重要なポイントを1~2 つに絞って指導し、生徒が着実にステップアップで きるよう配慮していました。例えば、事実と自分の 考え、その理由でパラグラフを構成することや、相 手の考えや意見に対して評価やコメントをタイムリ ーに返すこと、伝える際にはしっかりと感情を込め ることなどを強調して取り上げ、コミュニケーショ ンを継続するのに有効な表現や対話の内容を発展させるために必要な言い回しなども実際 に使えるよう繰り返し練習しました。 さらに、インタラクティブな活動を通して、自分 の意見や考えを英語でスムーズに述べさせようとす る手法は、日本人の英語教員も大いに参考になるも のであり、授業の工夫・改善の観点から役立ちまし た。 受講した生徒の評価も高く、次年度も引き続き開 講することとしています。
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