地域社会の持続的発展に 取組んでいきます

湖東信用金庫の考え方
地域社会の持続的発展に
取組んでいきます
経営理念
経営方針
この地に生まれ、
この地で育てられてき
た当金庫は、
「 報恩感謝」
を旨として、地域
産業と地域社会の発展に貢献することを最
大の使命としている。
これからも、
地域の中小零細企業や住民
の皆さまに安定的な資金供給と有益な情
報提供を行っていく中で、
地域経済の安定・
振興、
金融秩序の維持・向上に努めていく。
2.
営業活動の積極的推進を図り、
経営基盤の充実に努める
3.
法令等を遵守し、
各種リスク管理を徹底することにより、
経営の安定的継続を確保する
4.
お客さまの保護および利便の向上に努めることにより、
お客さまと金庫相互の信頼関係を深める
5.
経営の合理化を図り効率を高め、
自己資本の充実に努
めるとともに、
役職員の生活向上を図る
6.
教育訓練活動を充実させ、
職員の資質の向上を図り、
人
材の育成に努める
湖 東 信 用 金 庫の考 え 方
ことしん 3つの表明
1 地元に大きく貢献すること
を目指します。
全役職員が地域社会に貢献
し、地域の発展のために努力し
ていきます。
2 時代の変化に対応し、新た
3 更なる地 元 密 着 信 金を目
地域のお客さまが求めている
業務・サービスを迅速に提供す
るなど、時代の変化に対応する
とともに、
新たなことに積極的に
取組んでいきます。
地域社会の皆さまに、
より一層
身近で親しみのある
「ことしん」
と
してご利用いただけるよう、
サ-
ビスの向上と信頼される地元密
着信金を目指すための努力を続
けていきます。
な挑戦、更なる繁栄を目指
します。
「スクラム強化」
3カ年計画
平成27年度より
「ことしん
スクラム 強 化3カ 年 計 画
2015」
~独自性発揮によ
る地域の成長と価値創生を
めざして~をスタートさせ、
地域共同体の中核として持
続的発展が可能な地域社
会作りに向け、取組んでい
ます。
3カ年計画の初年度
となる平成27年度は、
顧客
満 足に裏 付けられた信 頼
性の高い経営に取組んで
います。
指します。
当金庫がなすべきこと
ことしん
3
1.
経営の健全性と信用を保持し、
会員並びにお客さまの繁
栄に努め地元に奉仕する
私たちが果敢に挑戦していく決意のもと、
当金庫の独自性・特
性を活かしながら、
お客さまや地域の成長・発展等に資する取
組みを推進していくことにより、
当金庫の存在意義を高めて、
地域社会において
必要とされる金融機関であり続けることを目指します。
計画理念
●計画理念に基づいた5つの基本方針と対応策
1.
支援力・営業基盤の強化
課題解決の取組み強化、
成長支援等の取組みの推進、
特性の発揮、
イメージアップに向けた取組み強化
2.
経営力・内部態勢の強化
透明性の向上、
健全性の確保、
内部態勢の強化
3.
組織力・人材力の強化
人材の育成、
人材を生かす職場環境づくり、
外部人材の有効活用
4.
つなぐ力・総合力の強化
つなぐ力の発揮、
総合力の発揮
5.
まち・ひと・しごと創生総合戦略への積極参加
地域経済雇用戦略による中小企業への積極支援
起業・創業者への積極支援、
子育て支援、
地域間連携支援
事業の概況
お客さまに安心してご利用いただくため
健全な経営・収益力の強化に努めます
平成26年度の業績概要
平成26年度の国内経済は、消費税増税後の駆け込み需要の反動や天候不順などから、個人消費と設備投資が伸び悩みました。
その後景気はやや持ち直し傾向にあり、円安・原油安の進行から輸出型大企業や運輸・観光関連企業が堅調でしたが、消費者物価の
上昇率は鈍ってきています。一方、地域経済は、高齢化や人口減少、空洞化といった従来からの構造的な問題に苦しみ、依然として
停滞感の強い、厳しい状況にあります。こうした経済状況のなかで当金庫は、①お取引事業先に対するコンサルティング機能の発揮、
②地域の面的再生への積極的な参画、③地域のお取引先に対する
積極的な情報発信など地域金融機関に求められる
「地域密着型金融
いりました結果、平成26年度の業績概要は下記のとおりとなりました。
鉱業、採石業、砂利採取業 0.01
製造業 5.92
2012」の最終年度として引き続き、①課題解決型金融の強化、②独
自性のさらなる発揮、③永続性のある経営の確立、に向け取組んでま
漁業 0.01
農業、林業 0.16
推進」の基本方針を策定し、長期経営計画「ことしん『つなぐ力』発揮
建設業 5.66
個人
電気・ガス・熱供給・水道業 0.02
(住宅・消費・
納税資金等)
運輸業 3.16
29.23
卸売業、小売業 6.69
平成26年度
貸出金
業種別内訳
預金・貸出金、預かり資産の状況
平成26年度末
(平成27年3月末)
の総預金は1,939億51百万円と、
地方公共団体
17.42
不動産業
10.06
各種
サービス業
10.83
前年度比16億14百万円、0.83%増加、総貸出金は866億33百万円
と、前年度比15億67百万円、1.84%の増加となりました。貸出金に
預金・貸出残高
ついては、長期デフレ経済の影響は強く、事業向け貸出については資
依然として低調に推移している状況であり、地方公共団体向け貸出が
増加要因となっております。
預かり資産については、国債は減少しましたが、投資信託および保
険商品の契約が順調に増加した結果、期末残高は74億3百万円とな
り、前年度比7億93百万円、11.99%の増加となりました。
24年度
200,000
26年度 (単位:百万円)
25年度
185,622
事 業の概 況
金需要の減退、個人向け貸出についても、個人消費意欲の回復は鈍く、
金融・保険業
10.72
(単位:%)
192,337 193,951
150,000
100,000
82,113 85,066 86,633
50,000
0
損益の状況
平成26年度の収益状況は、資金需要の低迷と利回りの低下により
貸出金利息は減少しましたが、有価証券利息配当金が増加したことに
より、資金運用収益は前期比2億31百万円増加し26億88百万円と
なりました。役務取引等収益は前期比14百万円増加し2億55百万円
となり、その他業務収益は前期比74百万円減少し3億24百万円とな
りました。その結果、経常収益は前期比1億89百万円増加の33億27
百万円となりました。
一方、費用面では資金調達費用が前期比14百万円減少の1億73
預金
預かり資産残高
(国債・投信・保険)
24年度
25年度
期比46百万円減少し、物件費が前期比3百万円減少したため前期比
57百万円減少の21億68百万円となり、その他の経常費用は前期比
26百万円増加の3億10百万円となりました。その結果、経常費用は
前期比19百万円減少の28億11百万円となり経常利益は前期比2億
9百万円増加の5億15百万円となりました。
法人税および法人税等調整額の調整により当期純利益は前期比
115百万円増加の2億82百万円となりました。なお、出資金に対する
配当率は4%とさせていただきました。
26年度 (単位:百万円)
5,373
5,500
4,498
4,250
4,038
3,000
1,750
1,141
500
951
778
1,213 1,161 1,252
国債
投信
百万円、役務取引等費用は前期比25百万円増加の1億59百万円、そ
の他業務費用は864千円減少の195千円となり、経費は人件費が前
貸出金
保険
損益状況
24年度
789
800
640
26年度 (単位:百万円)
25年度
667
522
480
515
422
306
320
167
160
0
282
257
業務純益
経常利益
当期純利益
4