埼玉県で有名な作物といえば・・・

給食室からのおたより No44
10月24日(水)
埼玉県で有名な作物といえば・・・
きゅうしょく
し お や
だいこん
きょうの 給 食 は、いもくりごはん、ホッケの塩焼 き、大根 のはり
づ
は くさ い
あつ あ
しる
ぎゅうにゅう
はり漬け、白菜と厚揚げのみそ汁、牛 乳 です。
あき
み か く
いも
きょうは、秋の味覚の「さつま芋」と「くり」を
つか
た
こ
つく
使って、炊き込みごはんを作りました。
いも
さいたまけん
と く さんひん
とく
かわごえ
さつま芋は、埼玉県 の特産品 でもあります。特に川越 のさつま
いも
ゆうめい
ゆうめい
かわごえ
いも
うら
つぎ
芋は有名ですね。有名となった川越 のさつま芋の裏に、次のよう
れ き し
し
な歴史があったのを知っていますか。
さいたまけん
いも
さいばい
いま
やく
埼玉県でさつま芋が栽培されるようになったのは、今から約2
ねんまえ
え
ど じ だ い
ころ
と う じ
だい しょうぐん
と く が わ よしむ ね
50年前 の江戸 時代 の頃 です。当時 の8代 将軍 、徳川 吉宗 がさ
いも
さいばい
しょうれい
つま芋の栽培を奨励 したのがきっかけでした。
いも
あつ
か んそう
つよ
ひ
あ
みず
さつま芋は、暑さや乾燥に強く、日当たりと水はけがよければ
そだ
さ くも つ
の う か
かた
つく
よく育つ作物なので、農家の方も作りやすかったのです。
ご
かわごえ じょうしゅ
まつだいら やまとの かみ
ひと
え
ど
す
その後、川越 城主 の 松 平 大和 守 という人が、江戸 に住 む10
だい しょうぐん
とくがわ いえ は る
かわごえ
いも
けん じょう
代 将軍 の徳川家 治 に川越 でとれたさつま芋 を献 上 しました。
と う じ
め う え
ひと
た
もの
おく
けんじょう
当時 、目上 の人 に食べ物 などを贈ることを「献上 する」といいま
とくがわ いえ は る
み
め
うつく
あじ
よ
か んどう
とくべつ
した。徳川家 治 は、見 た目 の 美 しさと味 の良 さに感動 し、特別
かわごえ
めいしょう
あた
い ら い
かわごえ
に「川越いも」という名称 を与えたのでした。それ以来、川越のさ
いも
ゆうめい
つま芋は有名になったのです。
からだ
いも
みな
た
体 にもよいさつま芋です。皆さんもたくさん食べましょう!