緑化材や園芸用に静かなブーム

 (  ) 山陰中央新報こども新聞
年(平成27年)月日(水曜日)
(平成)年
第号
2月日
(毎週水曜発行)
発行/山陰中央新報社 〒
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
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 松江市殿町
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

(子ども新聞編集室)
コ
ケ
で
産
業
お
こ
し
りょく
か
ざ い 緑化材や園芸用に静かなブーム
家や学校の庭でも見ることができるコケ。
おくじょう
かべ
江
津
りょくかざい
最近はビルなどの屋上や壁の緑化材や園芸用
よ
として人気が高まり、静かなブームを呼んで
ち いき
し げん
育
成
います。このコケを地域の新たな産業資源に
育てる取り組み「ごうつコケプロジェクト」
ごう つ
が、江津市で始まっています。
プ
ロ
ジ

ク
ト
進
む
ほう ふ
山地が多い江津は、コケの種類が豊富
てき
で生育にも適しており、市では産業づく
りや使われていない農地の活用につなげ
たいと考えています。
けしょうひんはんばい
江津市内に事業所がある化粧品販売会
おおさか
こう けん
社(本社・大阪市)が年、地域貢献ビ
さいばい
の
栽
培
に
取
り
組
む
二
村
元
さ
ん
‖
江
津
市
松
川
町
げんざい
ジネスとしてコケ栽培を開始。現在、4
まつかわ
事業者が同市松川町など


平方㍍で栽
はんばい
︵
上
︶
江
津
産
の
コ
ケ
を
使

た
園
芸
品
︵
下
︶
コ
ケ
んばりたい」と話します。江津市も、地
かっせい か
域農業を活性化させるコケに注目。地元
いっしょ
ぎじゅつ
生産者と一緒になって栽培技術の向上、
かくだい
生産拡大、園芸用商品の開発などに取り
組むことにしました。
同市は、使われなくなった農地も活用
することで、

年度中には生産面積を
培、全国販売しています。
化粧品販売会社はハイゴケ、スナゴケ
となるコケは1年で育ち、手間がほとん
約2.5倍にまで広げたい考えです。
など主に6種類を栽培しており、担当す
どかからないので高齢者や女性も栽培し
「江津のコケ」が将来、全国ブランドに
る里山再生係の二村元さん()は「商品
やすい。江津の新たな産業になるようが
なる日が来るかもしれませんね。
たんとう
さいせい
ふたむらはじめ
こうれい
じょせい
しょうらい
2 面 ニュースなぜなに
5 面 中学生の相聞歌
9 面
高校入試対策講座
3 面 わが家のシェフ 6・7 面 輝らりキッズ
 面
イラストクイズ 4 面 ブックトーク
8 面 論語で温故知新
 面 科学への旅立ち き
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 面 まなびやリポート