☆3年生を送る会大成功!! 2月14日(土)川棚公 民館の講堂で私の主張発表 大会が行われ、本校から2 名1年生葛西杏香さんの 「あめちゃんのおばちゃん」 、2年生竹田桃さんの「今 思うこと」の作品が表彰さ れました。二人は講堂で堂 々と発表しました。 11日(水)の2校時に3年生を送る会がありま した。2月の終わりから練習を重ねてきました。 新生徒会執行部の初めての行事でした。いろいろ と苦労しながら作り上げた行事は最高のものになり ました。 はなむけ これは「3年生を送る会」で1・2年生が 餞 と して歌った合唱曲です。 変わらないもの 3年間、欠席、遅刻、早退、インフルエンザ等に よる出席停止なしの人が卒業生の中で6名いました。 紹介します。竹田碧泉さん、寺山優夏さん、藤井彩 乃さん、阿部祐紀くん、藤井愛斗くん、前田愛弓さ んです。健康に留意し、かつ基本的な生活習慣を大 事にした結果でしょう。すばらしいですね。 3月16日から3日間、山口県体育協会から、ト ップ指導者丸岡友佳里様をお迎えして、なぎなたの 指導を受けました。なぎなたの特徴、礼儀の指導、 構え(自然体)など基本的な技術指導が行われまし た。先生の「面を打て」という号令で生徒が足さば きをしながら、打ち下ろすなぎなたは、すこしふら ついていましたが、授業の終わり頃には、重心が下 がりどっしりした構え方になってきました。 あなたがいて わたしがいて ふりかえれば 笑顔がある (中略) ずっと ずっと 立ち止まってはいられない いつかその手を離したら 自分の未来をさあ、 つかみ取るんだ 君がいたから がんばれた 支え合うこと 分かち合うこと あふれるほどの 愛をくれた あなたにありがとう 君と出会った幸せを かみしめながら 歩いて行こう 1年先も 10年先も 変わらない想い これからも ずっと 作詞作曲 山崎朋子 この曲を聞いていると何となく心が温かくなり、 そして少し切ない気持ちになります。私の心を強く 打つ力を秘めています。これまで私たち教員も同じ 道を歩き、同じような体験をし、先輩と後輩、同窓 の友等、様々な関係の中で深めてきた絆への感謝の 気持ちや惜別の情に、今も昔も何も変わらない想い かぶ を被らせているからでしょうか。 当日は3年生との別れを惜し みながらも、想いを込めて心か らの歌声を響かせ、3年生の門 出を祝福してくれました。(校長) 4月の行事(予定) ◇ 8日(水)入学式 ◇14日(火)「命の尊厳を考える日」講演会 ◇17日(金)春季体育大会(サッカー) ◇18日(土)・19日(日)春季体育大会 ◇23日(木)・24日(金)・27日(月) 28日(火)30日(木)家庭訪問 式 辞 長く厳しかった冬が終わり、柔らかな春の陽射し とともに、校庭の桜のつぼみもほころび始めた今日 の佳き日、豊浦教育支所長 戸田一仁 様をはじめ多 数のご来賓の皆様、並びに保護者の皆様のご臨席を 賜り、ここに第十回卒業証書授与式を盛大に挙行で きますことを、卒業生とともに心から感謝申し上げ ます。本日は、誠ににありがとうございました。 平成二十六年度卒業生として巣立ちの慶びを迎え られた六十九名の皆さん、ご卒業、おめでとうござ います。 皆さんは、中学校の三年間の課程を修了し、これ で九年間の義務教育をめでたく終えられました。今、 皆さんの胸中には、輝く未来への希望と固い決意、 そして、親や恩師、同窓の友への感謝の気持ちなど、 様々なことが目くりめく記憶として、思い起こされ ていることでしょう。これからは、自分たちが選ん だ進路に向かって、それぞれ違った道を歩んでいか なければなりません。中学校三年間で培った力とチ ャレンジ精神を存分に発揮して、これからの様々な 困難や障害を乗り越えていって欲しいと思います。 皆さんが本校在学中に残してくれた活動の成果や 思い出には尽きないものがあります。日々の学習活 動はもちろんのこと、青春の若さとエネルギーを注 いだ学校行事や部活動に、汗を流し、全力で立ち向 かっていた姿には、深い感動を覚えました。 二学期に三年生全員と面談しましたが、ほとんど の生徒が、中学校生活での一番の思い出として、体 育祭と文化祭をあげていました。特に本年度の体育 祭や文化祭は開校十周年の記念行事にふさわしく、 実行委員会を中心にみんなが一致協力して取り組み、 全力を出し切り、最高の盛り上がりを見せました。 皆さんが学校の顔として頑張ってきた勇姿は、きっ と後輩たちにもよき伝統として受け継がれ、さらな る夢が丘中学校の発展へとつながっていくことと思 います。 さて、社会に目を移しますと、今我が国は、グロ ーバル化や情報化などの進展、産業の空洞化や少子 高齢化など深刻な課題を抱えており、東日本大震災 の発生は、この状況を一層顕在化・加速化させ、大 変な時を迎えています。こうした厳しい社会を変え られるのは、やはり柔軟な思考力であり、苦しい局 面を切り開く行動力だと思います。ぜひ、皆さん一 人ひとりが多様な個性と能力を開花させ、自分の人 生を豊かにするとともに、共に助け合い、将来、日 本を変える戦力として活躍されることを期待します。 新たな人生の第一歩を踏み出そうとしている皆さ んが、これから様々な困難や逆境に立たされたとき、 それをどう乗り越えればよいか、あるメンタル・ト レーニングの専門家の方から聞いたお話をもとに少 し話してみたいと思います。 スポーツ選手がより強くなろうとするときや、よ り優れたテクニックを身につけようとするとき、ほ とんど例外なく一度はスランプという逆境を経験す るそうです。でも、迷い、悩み、もがき苦しむ中で、 あるときフッと答えが見つかるときが来るそうです。 そして、スランプを脱すると、それ以前とは見違え るような能力を発揮することができるようになると いうのです。 では、この逆境を乗り越えるためには何が必要な のでしょうか。それは「明確な目標」です。目標が なければ努力する必要もなく、一見楽な生き方のよ うに見えますが、心の中は満たされていません。 「こ のままでいいのだろうか」という得体の知れない不 安を抱えたまま、同じ状態を堂々巡りをするだけで、 それはただエネルギーを浪費するだけになってしま います。 また、実現への道筋も見えない夢をいつまでも追 い続けるのも、膨大なエネルギーの消費です。 「今の 自分は本当の自分ではない」とか、 「自分にはもっと 隠された才能があるはずだ」とよく口にする人がい ますが、これは夢を追っているようで、実は今の自 分を否定しているに過ぎません。今の自分に不満を 抱いたまま夢を見続けても、絶対に事態は好転しま せん。 そこで、逆境を乗り越えるには、まず「三年後の 自分は何をしていたいのか」という具体的な目標を 立ててみることです。その目標を実現するためには 「一年後には何をしていればいいのか」 「半年後には どこまでやっておけばいいのか」 「一ヶ月後には?」 「一週間後には?」と考えていくと、今の自分がや るべきことがおのずと見えてきます。今できること をやらなければ、未来の自分にはつながらないので す。 今の自分をしっかり受け入れた上で、具体的な目 標を決め、それに向かって全力で取り組んでくださ い。必ず道は開けるはずです。 終わりになりましたが、保護者の皆様、お子さま のご卒業、誠におめでとうございます。心からお祝 い申し上げます。皆様の温かいまなざしに包まれて、 このように立派に巣立ちの時を迎えられたお子さま の姿に、感慨もひとしおのことと拝察いたします。 どうぞこれからもたゆみなく前進し成長していくお 子様の姿を楽しみながらアドバイスを送り続けてい ただきたいと思います。 最後に、これまで本校の教育に多大なるお力添え を賜りましたご来賓の皆様方のご厚情に深く感謝申 し上げ、卒業生の皆さんの限りない前途に幸多かれ と祈念し、式辞といたします。 平成27年3月12日 下関市立夢が丘中学校長 玉川良雄
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