第444号(PDF:649KB

18
と農業従事者の不安と怒り
は頂点に達しています。こ
うしたTPP大筋合意につ
いて臨時国会開催を求めら
れても安倍内閣は憲法違反
の開催拒否を続けています。
いまや小選挙区制度を悪用
して公約違反、憲法無視を
続ける政権は即刻退場すべ
きではないでしょうか。
第 回
厚 生病 院名 画座
「上海バンスキング」
14
深作欣二監督、斎藤憐原
作「ドンパチやるよりブン
チャカやろうよォ」上海を
舞台に生きた日本人ジャズ
メン。破滅的な昭和史を背
景に、自由に、純粋に生き
ようとした人を描いた人間
讃歌のメッセージ。松坂慶
子、風間杜夫、平田満らの
キャスト。ご期待ください。
11
インフルエンザにかかると
重篤化しやすく、ワクチン
接種が必要です。早めの予
約、ワクチン接種を受けま
しょう。
92
クチンは今年度より3価か
ら4価に変わり、レベルアッ
プしました。お子さんや高
齢の方、肺疾患や腎臓病、
糖尿病などの慢性疾患では
開拓時代の苦労を語る菊地トミさん(92歳)
発行所
JA丸瀬布厚生病院
編集責任 平山典保
週刊院潮
インフルエンザワクチンをお早めに
インフルエンザワクチン
の接種が始まっています。
今年も大都市圏を中心にイ
ンフルエンザ罹患者が出て
います。インフルエンザワ
類が無事でいることなど、
大変な経験を語ってくださ
いました。
丸瀬布総合文化祭
に 参加
月1日、今年も盛大に
丸瀬布総合文化祭が開催さ
れました。私は丸瀬布カメ
ラクラブの一員として写真
を展示させていただきまし
た。いざ展示となるとなか
なか満足できる作品があり
ませんが6点選びました。
TPP大筋合意の内容が
少しずつ明らかになるにし
たがい、安倍首相の言う
「国益にかなう最善の結果」
とは正反対の食糧主権を破
壊するかつてない農産物市
場開放を目指すものである
ことが分ってきました。日
本農業新聞農政モニター調
査では、 %が国会決議違
反と評価、内閣支持は %
69
素敵な笑顔で元気
(その9)
今年 歳の菊地トミさん
は福島第一原発事故の福島
県浪江町の出身です。関東
大震災の5日後に生まれ、
小学校4年生のときに白滝
の支湧別へ開拓に入りまし
た。今でも吹雪の日には車
でも大変な道のりを歩いて
白滝小学校高等科へ通い、
皆勤賞をもらったそうです。
幾多の困難を越え、ご主人
を亡くされてからは白滝
「ほのぼの」でのんびり暮
していらっしゃいます。福
島県相馬町にいた従兄弟が
東日本大震災の津波で犠牲
となったこと、浪江町の親
65
「戦争法」の断固廃止
「 立 憲 主 義 」 を 守 ろ う と き・・ 月 日(土)
「TPP」からの撤退
午後2時
ところ・・病院3階ホール
11
2015年11月6日(金)
JA丸瀬布厚生病院
第444号
TEL(47)3131
今週の詩
茨木 のり 子
「それを選んだ」
退屈きわまりないのが
平和
単調な単調なあけくれが
平和
生き方をそれぞれ工夫しな
ければならないのが 平和
男がなよなよしてくるのが
平和
女が溌剌としてくるのが
平和
好きな色の毛糸を好きなだ
け買える
眩しさ!
フレッシュに持ち続けてゆ
くのは 難しい
戦争をやるより ずっと
見知らぬ者に魂を譲り渡す
より ずっと
けれど
わたくしたちは
それを
選んだ
『茨木のり子全詩集』
(花神社)より。いま又、
見知らぬ者に魂を奪われな
いよう、私たちが選んだ
「平和」をリフレッシュさ
せなくてはなりませんね。
ところで通院されている
高齢の方々からお話を聞く
と、厳しい時代を経ての笑
顔、毎回が感動です。